Twitter(ツイッター)はリアルタイムで情報を収集できる便利なツールである一方で、その使い方を間違ってしまうと、トラブルに巻き込まれるリスクがあります。
とはいえ、Twitterを始めたばかりの初心者である場合、注意すべき点についてわからないのが当然です。実際のところ、どのようなことに気をつければ、Twitterを賢く使いこなしていけるのでしょうか?
この記事では、Twitterの初心者が注意すべき11のことについてまとめています。読者のみなさんのお役に立てば幸いです。
- Twitterの初心者が注意すべきポイントを端的に学べる。
- Twitterを価値的に運用できる視座が得られる。
Twitterの初心者が注意すべき11のこと
さて、Twitterの初心者は何を具体的に注意したほうがよいのでしょうか?
ここでは大きく11のことについて解説していきます。
Twitterの初心者が注意すべき11のこと
- 注意1 スパムなどのURLをクリックしない
- 注意2 ツイートの情報を鵜呑みにしない
- 注意3 コミュニケーションで消耗しすぎない
- 注意4 他人を誹謗中傷しない
- 注意5 見ず知らずの人からの誘いは断る
- 注意6 自宅を特定できる情報は公開しない
- 注意7 コメントやいいねの数を気にしすぎない
- 注意8 著作権を守ろう
- 注意9 他人のプライバシーを侵害しない
- 注意10 パスワードは複雑なものに設定する
- 注意11 チケット詐欺に注意しよう
もちろん、このほかにも気をつけたほうがよいことはありますが、まずは上記の注意点について確認していきましょう。
注意1 スパムなどのURLをクリックしない
第一に、見知らぬユーザーからDM(ダイレクト・メッセージ)で送られてきたURLをクリックしないように注意しましょう。
そのなかには、クレジットカード情報や電話番号などの個人情報を盗み取るスパムが含まれていることがあります。
Twitterを始めたばかり頃は、他のユーザーからDMをもらうと嬉しい気持ちになることもあるかもしれませんが、見ず知らずの人にいきなりURLを送りつけてくるようなユーザーを信用すべきではないと思います。
なお、フォロー外のユーザーからのDMを拒否したい方は、こちらの記事を参照してください。
注意2 ツイートの情報を鵜呑みにしない
第二に、ツイートの情報を鵜呑みにしないように注意しましょう。
Twitterを始めとするSNSでは、根拠のない話を事実のように語る人もいれば、デマも吹聴する悪質な人もいます。
例えば、新型コロナウィルスの感染拡大に伴って、トイレットペーパーが品薄になるという嘘の情報が拡散した結果、それを見た人たちがトイレットペーパーを買い占めて売り切れてしまうという事件が発生しました。
間違った情報に翻弄されないためにも、Twitterで収集した情報の裏付けとなる根拠を確認する習慣をつけたほうがよいと思います。
注意3 コミュニケーションで消耗しない
第三に、人とのコミュニケーションで消耗しないように気をつけましょう。
Twitterでは、オフラインの環境とは比べてものにならないほど、人との出会いが多い世界です。
そのなかには、相性の良い人もいれば、悪い人もいます。また、自分の常識が相手に通用しないこともあるでしょう。そのため、他人とのコミュニケーションに神経を使っていると、気疲れして消耗するおそれがあります。
相手に敬意を持って接して大切なことです。しかし、すべての人間関係に波風を立てずに八方美人的な振る舞いばかりしていると、自分の本音が置き去りになって、Twitterを始めた当初の目的が失われてしまうかもしれないので注意してください。
注意4 他人を誹謗中傷しない
第四に、自分の気に食わないユーザーがいたとしても、他人を誹謗中傷するのはやめましょう。
Twitterに限らずSNSでは、匿名性に隠れて人格を傷つけるような悪口を投稿したり、コメントしたりするユーザーがいます。
彼らは相手が死に至るおそれがあることを考えていないかもしれませんが、誹謗中傷やネットいじめを契機に、若者が自殺に追い込まれる悲しい事件が発生しています。
人を攻撃する言葉を放つとき、それは自分の心からナイフを取り出し、相手の心に突き刺す行為であることを忘れてはいけないと思います。
なお、SNSの誹謗中傷やネットいじめについてくわしく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
注意5 見ず知らずの人からの誘いは断る
第五に、見ず知らずの人からの誘いは基本的に断ったほうがよいと思います。特に、未成年の方たちは、悪意のある大人によって犯罪に巻き込まれる危険性があるので注意してください。
ここ数年、TwitterのDM(ダイレクト・メール)を使って、家出を希望する子どもたちを誘拐する事件が発生しています。
公的機関でもない個人が親を無視して未成年を自宅に住まわせたり、住居を与えたりする行為は犯罪です。
それを無視するような大人に自分を預けて、現実から抜け出そうとしても、最終的には行き詰まってしまうのではないでしょうか。もし、頼れる人がいなくて悩んでいる方がいましたら、チャイルドラインなどの専門機関に相談してみましょう。
注意6 自宅を特定できる情報は公開しない
第六に、自宅を特定できる情報は公開しないように注意してください。
具体的に言えば、あなたの住む周辺の地域や近所の様子が写った画像を投稿したとき、それを見た一部のユーザーが住所を特定してバラしてしまうおそれがあります。
その結果、出前を勝手に注文されたり、家に来たりするイタズラの被害に合うかもしれないので気をつけてください。
注意7 コメントやいいねの数を気にしすぎない
第七に、コメントやいいねの数を気にしすぎないように注意しましょう。
厳しい現実かもしれませんが、あなたが芸能人や有識者でない限り、不特定多数の個人があなたのツイートに強い関心を示すことはほとんどないと言ってよいでしょう。
また、知り合いであっても、Twitterの利用頻度は人によって違うので、あなたの投稿を見逃すこともあると思います。
したがって、フォロワーから反応がないことを理由に、自分は他人に無視されるような人間だと心配する必要はありません。
また、どこか遠くにいる人から「いいね」をもらうよりも、目の前にいる人から「ありがとう」と言われるように努めたほうが充実した毎日を過ごせるのではないかと思います。
注意8 著作権を守ろう
第八に、Twitterで文章や画像を投稿する際は、著作権を侵害しないように気をつけましょう。
スマートフォンが普及して、インターネットに公開されている著作物をスクリーンショットで簡単に保存できるようになりました。その結果、TwitterなどのSNSで著作権を無視した投稿が行われやすくなった気がします。
クリエイターからすれば、自分の作品が無断で利用されると商売にならないので法的に対処する人もいるでしょう。
また、Twitterでは、他人のツイート内容を真似して投稿することを「パクツイ」と呼び、健全なユーザーから問題視されています。
今後、判例などが蓄積されるにつれて、著作権を侵害された個人を保護する大勢も整っていくはずです。なお、これらについて詳しく知りたい方は、次の記事をご覧ください。
注意9 他人のプライバシーを侵害しない
第九に、他人のプライバシーを侵害しないように注意してください。
具体的に言えば、他人に知られるとイメージが傷つくような性癖や家庭の内情などの私生活に関する情報を記載した投稿は控えましょう。
近年、SNSの無責任な使い方が問題視されていることもあり、あなたのツイートが他人に損失をもたらすような場合、訴えられる可能性もゼロではありません。
注意10 パスワードは複雑なものに設定する
第十に、アカウントの乗っ取りを防止するために、ログイン専用のパスワードは複雑なものに設定しておきましょう。
誕生日や同じ数字などのシンプルな組み合わせを使っていると、ハッカーにセキュリティを突破されてしまいます。
その結果、個人情報が盗まれるだけではなく、本人に成り代わって知人などに連絡して詐欺を行うこともあるかもしれません。
パスワードの管理は面倒かもしれませんが、自分だけではなく、身の周りにいる人たちを守ることにも繋がるのです。
注意11 チケット詐欺に注意しよう
第十一に、悪質なユーザーによるチケット詐欺に注意しましょう。
アイドルやアーティストが好きな人からすれば、喉から手が出るほどエアイブチケットを欲しいと思うでしょう。
しかし、その気持ちを逆手にとって、お金だけ奪って行方をくらます悪人もいるので用心してください。
SNSを介して物を購入する際は、相手が身分を証明できる人物や団体なのかを調べたり、問い合わせたりすることが大切だと思います。
Twitterを賢く使いこなそう!
Twitterのトラブルに巻き込まれないようにするには、利用者自身が注意深くなる以外にありません。些細なことでも知らなかっただけで、人生が悪い方向に変わってしまうことは現実にあると思います。
せっかく、Twitterを始めたらならば、自分の生活を豊かにするツールとして賢く使いこなすために役立つ知識を習得して、充実した日々を過ごしていきましょう!