Twitter(ツイッター)を利用している際に、見ず知らずのユーザーから「巻き込みリプはやめてください」と注意された経験のある方たちもいると思います。
巻き込みリプはTwitterでよく起きることなのですが、数が多くなればなるほど、「うざい」と感じる人がいるのは事実です。とはいえ、なかには、巻き込みリプを防止する方法がわからずに困惑している人たちもいるのではないでしょうか。
この記事では、「Twitterの巻き込みリプとは何か?」を踏まえたうえで、防止する方法を画像付きで解説しています。また、注意されたときの謝罪についても考察しているので、Twitterを始めたばかりの人たちは参考にしてみてください。
- 巻き込みリプの意味や仕組みがよくわかる。
- 巻き込みリプを防止する方法を学べる。
- Twitterを快適に利用できるようになる。
Twitterの巻き込みリプとは?
巻き込みリプとは、ツイートに返信する際に、会話とは直接的に無関係な人たちにメンションを付けて巻き込んでしまうことを意味しています。Twitterの初心者にはありがちな代表的なミスであると言ってよいでしょう。
英語では、「unintended reply(意図しない返答)」と訳されます。なお、Twitterの高度な検索で「巻き込みリプ」を調べてみると、2010年11月頃から使われ始めた言葉のようです。今ではTwitterで頻繁に使われる用語として定着しています。
巻き込みリプが起こる仕組み
そもそも、なぜ巻き込みリプが起こるのでしょうか?
結論から言えば、巻き込みリプは会話に無関係な人のユーザーIDをコメントに含むことで起こると言えます。
ここでは、その仕組みを画像付きで説明していきます。
まず、@taroさんが投稿した「今日は渋谷でランチ!ハンバーグうまい」というツイートに対して@pendelionさんが「ハンバーグいいね!あ、私はカレー食べているけど……」とコメントしていたとします。
そこに、別のユーザーが@pendelionさんに対して「え!カレー食べているの!?行きたかった!!!」と返信する際に、@taroさんにもメンションを付けてしまうと、巻き込みリプが発生します。その結果、コメントの内容に関係のない@taroさんにも通知が送られてしまうわけです。これが巻き込みリプの典型例と言ってよいでしょう。
コメントのやり取りが1、2件であれば問題ありませんが、会話が盛り上がってしまうと通知が鳴り止まず、巻き込まれた人に迷惑をかけるおそれがあるので注意してください。
巻き込みリプを防止する方法
それでは、巻き込みリプを防止するには、具体的にどうすればよいのでしょうか?
巻き込みリプをしない方法は次のとおりです。
巻き込みリプを防止する方法
- ステップ1 返信を行う際に「@ユーザー名」をタップする。
- ステップ2 「会話に参加中の他のアカウント」から無関係なユーザーのチェックマークを外して完了。
これで巻き込みリプを完全に回避できます。投稿に返信するときは「@ユーザー名」をチェックすることを心がけましょう。
注意されたときは素直に謝罪する
なお、巻き込みリプを注意されたときは素直に謝罪しましょう。相手からすれば、巻き込みリプが発生するたびに、Twitterから通知が送られてくるので、「うるさい」と迷惑に感じることもあるはずです。
もちろん、Twitterの初心者で悪気がなかったというユーザーが大半であると思います。
けれども、他人に不快な思いをさせたのであれば、「ご迷惑をおかけして申し訳ありません。ご指摘を頂いたおかげで、巻き込みリプについて学ぶことができました。これから気を付けます。ありがとうございました!」と感謝の気持ちと一緒に謝罪することで、相手の苛立ちも治るのではないでしょうか。
TwitterがSNSである以上、人間関係によって成り立っているので、ユーザー間の不毛な争いは避けることを推奨します。
過度な指摘をうざいと感じる人もいる
一方、巻き込みリプに対する過度な指摘に対して「うざい」と考える人たちもいます。とりわけ、他人の巻き込みリプを回避しているユーザーからすれば、「巻き込みリプが嫌ならば、会話をミュートにしたり、通知を一時的にオフにしたらよいだけだろう」と言いたくなるのかもしれません。
これに関しては、個人の価値観や捉え方によって巻き込みリプで発生した迷惑の受け止め方に違いがあるので、一概に対応の是非を決めることはできません。
ただ、注意の仕方にもマナーは必要です。悪気のない相手に対して「巻き込みリプが人の迷惑になっていることがわからないんですか?」というような煽るような言い方はすべきではないでしょう。もしかしたら、Twitterを始めたばかりの初心者かもしれないので、きつい言い方によってショックを受けてしまう可能性も0ではありません。
何事も言い方次第で結果が変わります。自分の怒りをぶちまけるのではなく、今後、相手が巻き込みリプでトラブルにならないように思いやりを込めて指摘してあげるのが大人の振る舞いではないでしょうか。
返信するときは注意しよう
巻き込みリプは数件であれば問題になりませんが、その数が100件以上にもなれば、不快に感じる人もいるはずです。ちょっとした防止策で回避できるので、これを機会に巻き込みリプをしないように注意しましょう。
また、巻き込みリプをしてしまったユーザーに対しては寛大な心で「あなたの返信が巻き込みリプになっているので、@ユーザー名から私を外してもらってもよいですか?」と優しく注意してあげてください。
お互いを尊重しながら、Twitterを気持ちよく使っていきましょう。