Twitter(ツイッター)のタイムラインを見ていると、他のユーザーが投稿したツイートのスクショを貼っている人がいますよね。
文章で書くよりも、画像を載せたほうがわかりやすいこともありますが、スクショしたことが相手に通知されてバレる可能性はあるのでしょうか?
この記事では、「Twitterのスクショは通知されるのか?」について解説しています。また、著作権や無断転載との関係も紹介しているので、Twitterを利用している方は参考にしてください。
- 「Twitterのスクショがバレるのか?」がわかる。
- スクショと著作権や無断転載の関係について理解が深まる。
Twitterのスクショは通知されるのか?

Twitterでユーザーの投稿をスクショした場合、相手に通知されてバレることはあるのでしょうか?
2021年1月3日現在、Twitterの投稿をスクショしても、相手に通知が届くわけではないのでバレません。
ただ、著作権法の侵害が横行するSNSに対する規制が強化される可能性もあるので、スクショを頻繁に利用する人たちはTwitterの更新内容をチェックしておきましょう。
スクショは著作権法違反になる?

なお、ツイートの中には著作物と見なされるものもあるので、それをスクショして利用した場合、著作権法を侵害するおそれがあります。
これに関して、弁護士法人エースの『スクショが違法!?著作権法の改正について徹底解説』には、次のように記述されています。
念のため言っておくと、改正前の現行法でも私的利用目的の複製はそれが違法にアップロードされたものかどうかを問わず、禁止されているので、他人の著作物を勝手にスクリーンショットして、それを自分のSNSに掲載することは禁じられています。…それが引用にあたれば許されるとかそういう難しい問題は、ここでは割愛します。
弁護士法人エース『スクショが違法!?著作権法の改正について徹底解説』(最終確認:2021年1月3日)
したがって、相手に通知されるかどうかではなく、スクショが違法になる可能性があることに注意してください。「これくらいは大丈夫だろう」と自分に都合の良い判断を行うのは危険です。
無断転載でトラブルになる可能性がある

また、法的な問題だけではなく、相手から許可を取得せずにツイートをスクショした画像を無断転載すると、トラブルになるおそれがあります。
特に、本人に削除の意思があるにもかかわらず、第三者に投稿を利用される場合は、「ツイートを勝手に使われた」と文句を言われるおそれがあるので気をつけましょう。
なお、Twitterの投稿をスクショされたくない人は、鍵垢を設定することをおすすめします。詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

相手の立場になって考えよう!
Twitterの投稿をスクショするだけなら、相手にバレることはありません。
ただ、スクショは法的に問題になる可能性があることを忘れないように気をつけましょう。
Twitterは原則として他人に投稿を共有することを前提とするサービスですが、法律の解釈には逆らえません。
著作権の侵害が横行するインターネットで、すべての著作権侵害を取締ることは現実的に困難にも見えますが、利用者として相手の立場を慮ることが大切だと思います。
自分がされて嫌なことは他人にしない。これが道徳の黄金律であり、SNSを楽しく活用するうえでのマナーではないでしょうか。
Twitterを楽しく活用するためにも、人の気持ちを考えてツイートするようにしましょう!