Twitter(ツイッター)を利用している際に、「ツイートを読み込めません、やりなおしてください」と表示されて困った経験のある方たちもいるはずです。なかには、仲の良い友達の投稿が読み込めないままになると、「ブロックされているのかもしれない」と心配になりますよね。
実際のところ、なぜ「ツイートを読み込めません」という表示が出てきたのでしょうか?
この記事では、「ツイートを読み込めません」と出る7つの理由と対処法を解説しています。また、特定の人にだけ表示される原因についても考察しているので、Twitterを利用している人たちは参考にしてみてください。
- 「ツイートを読み込めません、やりなおしてください」と表示される理由がわかる。
- ツイートを読み込めないときの対処法を学べる。
- 特定の人にだけ表示されるトラブルについて考えるきっかけになる。
「ツイートを読み込めません」と出る7つの理由
さて、どうして「ツイートを読み込めません」と表示されてしまうのでしょうか?
ツイートを読み込めない原因は大きく7つあると考えられます。
ここでは、それぞれの項目について解説していきます。
理由1 ツイートがすでに削除されている
第1に、ツイートがすでに削除されている場合、その投稿を読み込むことはできません。
通常、ユーザーがツイートを消去すると、Twitterのプラットフォームから投稿のデータそれ自体が消失するので、第三者はアクセスができなくなってしまいます。
ただし、過去に一度読み込んだツイートがキャッシュ機能で端末に保存されていて、投稿が表示されることがあるので注意してください。なお、Twitterのキャッシュ機能について知りたい方は、次の記事をご覧ください。
理由2 アカウントが凍結されている
第2に、アカウントが凍結されたことが理由で、ツイートを読み込めなくなることがあります。
凍結とは、Twitterが定める規約に違反したアカウントをの利用を制限する罰則と言ってよいでしょう。凍結に関しては、Twitterの公式HPでも次のように記述されています。
Twitterは、公開の会話を主催し、Twitterの利用者全員に安全な環境を提供することに取り組んでいます。Twitterルールに違反しているアカウントは、凍結されることがあります。
Twitterヘルプセンター『アカウントの凍結について』より引用(最終確認日:2022年6月10日)
とはいえ、Twitterのルールを破った覚えがないのであれば、異議申し立ての手続きから凍結を解除することも可能です。そのやり方については次の記事を参照してください。
理由3 アカウントが削除されている
第3に、ツイートをアップロードしたアカウントが削除されている場合、投稿を読み込みことはできません。
原則として、Twitterのアカウントが削除されると、過去の投稿も一緒に消えてしまいます。したがって、ツイートのURLが残っていたとしても、アクセスして表示できないわけです。
ただし、退会手続きが完了してから30日以内はプラットフォーム内にデータは残っているので、表示される可能性はあると言えます。これに関しては、Twitterの公式HPでも次のように記述されています。
削除済みアカウントは削除から30日以内であれば、そのアカウントのユーザー名(またはメールアドレス)とパスワードでtwitter.comにログインするか、またはTwitter for iOSやAndroidアプリから復活できます。
Twitterヘルプセンター『アカウント復活のヘルプ』より引用(最終確認日:2022年6月10日)
もし、特定のツイートが読み込めない場合、現時点におけるアカウントの有無も確かめてみることをおすすめします。
理由4 Twitterにバグが発生している
第4に、Twitterにバグが発生していることから、全ての投稿を読み込めなくなった可能性があります。
Twitterがプログラミング技術を基盤とするシステムである以上、エラーの発生を防ぐことはできません。おそらく、ツイートを読み込めない最も有力な原因はTwitterそれ自体に不具合が起きたことにあると言ってよいでしょう。
とはいえ、これに関しては、Twitterの運営チームが復旧作業を完了するまで待つしかありません。実際、月に一度は何かしらの問題が発生するおそれがあるので、Twitter以外の連絡手段を持っておくことを推奨します。
なお、Twitterの障害に関する情報について知りたい方は、次の記事を参照してください。
原因5 通信環境が悪い
第5に、インターネットの通信環境が悪い場合、ツイートを読み込めないときがあります。
特に、電車や地下など電波が届きづらい場所いると、スマホやPCが圏外になるリスクが高まるので注意しましょう。加えて、町中に設置されているフリーWi-Fiにログインせずに接続すると、端末がオフラインになることがあるので気をつけてください。
Wi-Fiなど接続状況が整った場所で操作し直してみることをおすすめします。
理由6 アプリが古いままになっている
第6に、Twitterのアプリが古いままになっていることが原因でツイートを読み込めなくなっている可能性があります。
Twitterでは、新しい機能を追加することに加えて、バグの修繕を目的としてアプリを更新しています。そのため、アップデートし忘れていると不具合が残ったままになるわけです。
とりわけ、アプリを手動で更新している場合は、過去のバージョンを使い続けているかもしれないので、確かめてみてください。なお、通信量に制限がないのであれば、自動更新の設定を行うことを推奨します。そのやり方について次の記事をご覧ください。
理由7 端末が故障している
第7に、PC、スマホ、iPadなどの端末が故障していることが原因かもしれません。
とりわけ、Twitter以外のサービスも通常のように使えない場合、端末それ自体に問題が起きている可能性は高いと言えるでしょう。
あるいは、端末のソフトウェアがアプリに対応していないこともあるので、更新することをおすすめします。
ツイートを読み込めないときの対処法
以上の原因を踏まえたうえで、「ツイートを読み込めません、やりなおしてください」と出てきたときは、どのように対応すればよいのでしょうか?
対処法は大きく6つあると言ってよいでしょう。
ツイートを読み込めないときの対処法
- その1 Twitterのアプリをアップデートする。
- その2 スマホ、PC、iPadなどの端末を再起動してからツイートにアクセスする。
- その3 ブラウザやスマホのキャッシュを削除する。
- その4 バグが改善されるまでしばらく時間を置いてから操作し直す。
- その5 Twitterのアプリを再インストールする。
- その6 Twitter以外のアプリを閉じてからアクセスする。
上記の方法を試しても解決しない場合は、Twitterのサポートチームに問い合わせしてみましょう。
なお、Twitterの問い合わせについて知りたい方は、こちらの記事を参照してください。
特定の人だけが読み込めないのはなぜ?
なお、特定の人だけがツイートを読み込めない現象が生じることがあるのは、なぜなのでしょうか?
結論から言えば、その人が所有する端末或いは通信環境に問題が発生していることから、ツイートを読み込めていないと考えられます。
なかには、友人のプロフィールにアクセスした際に「ツイートを読み込めません」と表示されると、「相手にブロックされているのかもしれない」と不安になる人もいるかもしれませんが、アカウントがブロックされた場合は「ツイートを読み込めません」という表示は出てこないので、安心してください。
アカウントがブロックされた場合は「〇〇さんはあなたをブロックしました」とはっきりと表示されます。次の画像は、実際にTwitterに出てくる画面です。
Twitterのブロックについて知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
しばらく時間を置いてから操作してみよう
先述のとおり、ツイートを読み込めない理由はいくつかありますが、一番多いのはTwitterそれ自体のバグであると考えられます。そのため、しばらく時間を置いてからやり直してみるのが最も有効な方法です。すなわち、投稿を読み込めなくなると、ユーザー自身でできることはあまりないのが実情なわけです。
だからこそ、Twitterだけではなくて、インスタやTikTokなどの別なSNSを活用しながら、バグが発生したときに備えておくことを推奨します。備えれば憂いなしといいますから、これを機会にSNSの役割分担をしてみてもよいかもしれません。