周知の事実ですが、Twitter(ツイッター)には、特定のアカウントとの関わりを制限するブロック機能が実装されています。みなさんのなかにも、嫌いなユーザーをブロックした経験のある人たちもいるはずです。
一方で、自分が友達であると思っている人からブロックされると、かなり傷つきますよね。なかには、あまりのショックに立ち直れなくなって夜も満足に眠れないほど悲しい気持ちになっている人もいるでしょう。実際、Twitterでブロックされたショックから回復するには、どうすればよいのでしょうか?
この記事では、Twitterでブロックされたショックから立ち直るための方法4選を解説しています。なお、「そもそもブロックされたのはどうしてなのか?」という疑問についても考察しているので、Twitterを利用している人たちは参考にしてみてください。
Twitterでブロックされたショックから立ち直るための方法4選
さて、Twitterで自分のアカウントをブロックされてショックを受けたときは、どのようにして立ち直ればよいのでしょうか?
その方法は大きく4つあると考えられます。
方法1 別なSNSで謝罪する
第1に、Twitter以外の別なSNSを使って謝罪することを推奨します。
あなたが相手に悪いことをしたという自覚が少しでもあるならば、意地を張らず、迅速に謝るのが仲直りするための秘訣です。時間が経過すればするほど、お互いに気まずくなるので疎遠のままで終わるリスクが高くなると考えられます。
具体的には、インスタやFacebookなどのTwitter以外のソーシャルメディアに設置されている検索エンジンで、相手のアカウントを調べてみてください。フォロー外でもDMが解放されている場合、最初の1通目で反省していることが伝わるメッセージを送信しましょう。誠心誠意を尽くすことが大切です。
方法2 信頼する友達に相談する
第2に、一人で悩んでもネガティブになるだけならば、自分が信頼している友達に相談してみましょう。
Twitterのアカウントをブロックされてショックを受けているときは、冷静に物事の道理を考えられるほど余裕のある状態ではない可能性が高いと考えられます。だからこそ、友達の力を借りて、まずは状況を客観視することが重要です。それによって、具体的な問題解決に必要なアイディアを検討できるはずです。
また、苦しいときに一緒にいてくれる人ほどありがたい存在はいません。必ずしもトラブルの解決に貢献するような意見がもらえなかったとしても、あなたの悲しみを友人に受け止めてもらえるだけで気持ちが軽くなることはあります。そのため、一人で抱え込まずに相談してみましょう。
方法3 縁がなかったと割り切る
第3に、自分と相手には縁がなかったと割り切ることをおすすめします。
いうまでもなく、私たちの人生では、出会いもあれば、別れもあります。10年前は親友だった彼や彼女も大人になってから疎遠になったという経験は決して珍しいことではありません。ライフスタイルの変化に応じて、人付き合いの仕方が変わるのは自然なのです。
だからこそ、ちょっと前まではうまくいっていたのに今では噛み合わないのは仕方がないことなのです。無論、人間関係も努力しないと維持できないのが現実です。しかし、タイミングが悪かったり、ちょっとした誤解が大きな溝を生んだりすることもあるでしょう。
すなわち、悪気がなかったとしても離れていくこともあるわけです。その意味では、今、目の前にいる人を大切にすることを優先して、去るものは追わずに見送ることも大事なのです。
方法4 新しい友達をつくる
第4に、新しい友達をつくることでショックの気持ちから立ち直りやすくなるでしょう。
仲の良い人からアカウントをブロックされたからといって、今後、友達が全くできないわけではありません。一人との関係がうまくいかないからといって人間不信になるのは損です。
あくまでも、その人から拒否されただけで、他の人と楽しく過ごせる可能性が否定されたわけではないのです。そのため、別れをきっかけに新しい出会いを求めることで、思いがけずに仲良くなれる友達が見つかるかもしれないのです。
そもそもブロックされたのはなぜなのか?
とはいえ、そもそも相手にブロックされた理由が分からずに悩んでいる人たちもいるはずです。
実際のところ、どうしてブロックされてしまったのでしょうか?
一概には言えませんが、ブロックされる人にありがちな理由は大きく3つあると考えられます。
理由1 自己顕示欲が強すぎる
はじめに、自己顕示欲が強すぎるツイートを頻繁に行うと、ユーザーから嫌われてしまう可能性があります。
人間であれば、少なからず他人から認められたいという感情があるのは理解できますが、自分から人に認められようと過剰な演出を行うのは逆効果です。「この人、自分のことだけしか考えていない」とエゴイズムのレッテルを貼られて、だれからも相手にされなくなってしまうでしょう。
むしろ、「相手に役立つこと」を地道に実践していけば、自然と認められていくはずです。だれかにとって「いてほしい人」になることが大切なのではないでしょうか。
理由2 絡みがしつこい
続いて、DMやコメントなどの絡みがしつこいと、相手からブロックされてしまう可能性があります。
Twitterで仲良くなった人たちとの距離感は人によってさまざまです。すなわち、リアルで遊びに行くことに抵抗がない人もいれば、Twitterの世界だけで完結したいというユーザーもいます。
相手のスタンスを見誤って、執拗に食事に誘ったり、返答がある前に連続でメールしたりするなど、コミュニケーションがうざくなってしまわないように注意しましょう。
理由3 日常生活で嫌なことをされた
最後に、日常生活で嫌なことをされたことをきっかけに、Twitterでも縁が切られてしまうことがあります。
現代社会はデバイスによって人間関係が管理されていると言っても過言ではありません。すなわち、24時間いつでも連絡を取り合える環境だからこそ、「それができない」ということは本人との関係に問題が生じていると考えるのが普通です。
もちろん、仕事や病気などの例外はありますが、5分という時間を空けられない人はほとんどいないはずです。いずれにしても、相手からブロックされるのは「あなたとの関係を終わらせたい」というメッセージである場合が多く、その理由を丁寧に教えてくれる人もいないので、改めて自分の他人に対する振る舞い方を見直す機会にすべきだと思います。
Twitterでブロックされたらどうなる?
なお、Twitterでアカウントをブロックされると、どうなるのでしょうか?
ここでは、大きく6つの効果について説明していきます。
効果1 相手のツイートを閲覧できなくなる
第1に、相手にブロックされるとツイートを閲覧できなくなります。ツイートを見れない以上、リツイートもできなければ、ブックマークに追加することも不可能です。
別なアカウントを作成して投稿を無理やり閲覧することもできますが、相手からブロックされている現実を考えると、隠れてツイートを見るのもストーカーっぽくて嫌ですよね……。気になるのは理解できますが、「ブロック=関わりたくない」という意図を受け止めて前に進んだ方が良い気がします。
なお、どうしても相手のツイートを見たい人は、こちらの記事を参照してください。
効果2 DMを送れなくなる
第2に、DMも送信できなくなります。
厳密に言えば、メッセージを送ることはできますが、どれだけ送っても相手には届きません。ブロックされていないアカウントからDMを送っても、再度、拒絶されてしまう可能性もあるので、執拗に迫るのは控えたほうがよいかもしれません。
効果3 フォローが強制的に解除される
第3に、フォローが強制的に解除されます。それと同時に、相手からのフォローも外れます。
残念ながら、ブロックされている間は、フォローし直すこともできません。悲しいことですが、Twitter上で縁が切れたと考えてよいと思います。
効果4 検索に表示されなくなる
第4に、Twitterに設置されている検索エンジンに名前、ユーザーIDを入力してたとしても、相手のアカウントやツイートは検出されません。
ブロックされている以上、そのアカウントで投稿を調べることは不可能になってしまうのです。
効果5 プロフィールが見れなくなる
第5に、相手のプロフィールが見れなくなります。写真、名前、ヘッダー画像はかろうじて閲覧できますが、それ以外は完全に見る権限を失ってしまいます。
あまりおすすめはしませんが、プロフィールにアクセスすると、「〇〇さんはあなたをブロックしました」と中央に表示されます。改めて、自分がブロックされた事実を告げられるみたいで心理的に辛くなるかもしれないので注意してください。
効果6 相手をリストに入れられなくなる
第6に、相手をリストに追加できなくなります。
リストとはタイムラインとは別にユーザーのツイートをピックアップしてくれる便利な仕組みです。けれども、ブロックされると、リストから相手は自動的に消去されてしまいます。
なお、リストについて知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
ブロックした人を確認する方法
なお、ブロックした人は外部のツールを使えば、簡単に調べることができます。すなわち、ブロックすれば、相手にバレると言えます。ここでは大きく3つの代表的なツールを紹介します。
方法1 Socialdog
Socialdogは、Twitterでマーケティングするために必要なさまざまな機能をワンストップで提供している有料ツールです。
その機能のなかには、フォロワーの増減を確認するものがあります。
もし、ブロックされた場合は、アカウントのフォローが自動的に解除されるので、その動向を見てブロックを確認できます。
方法2 えごったー
えごったーは、ブロックされたときに通知を受けられる無料のツールです。2021年6月8日現在、約2100万回の利用実績を誇っていることからも、多くのユーザーから利用されていることが伺えます。
利用方法はアカウントとえごったーを連携したあとに、えごったーのプラットフォームで「ブロックされたかも」の項目を確認するだけです。
また、えごったーのアカウントにDMで「ブロック通知 送信」と送信すると、最近の「ブロック数」をメッセージで受け取ることも可能です。簡単な操作でブロック数を確認できるので、試してみてください。
方法3 ひすったー
ひすったーは、Twitterのフォロー・被フォローの整理・管理ができる便利なツールです。
Twitterのアカウントと連携することで、相手にブロックされた可能性を知らせてくれます。
ただし、これらの外部ツールはアカウントに関する情報を記録している可能性があるので、注意事項やポリシーなどをよく確認してから、使うようにしてください。
リアルな人間関係も大切に!
TwitterをはじめとするSNSには、日常生活では関わりのないさまざまな人たちとコミュニケーションできる魅力があります。しかしながら、ネットの人間関係は簡単に繋がられる反面、切れやすいという特徴もあります。
だからこそ、リアルな現実の人間関係も大切にすることを忘れてはいけないと思います。デバイスだけで簡単に繋がりを整理できる時代になりましたが、自分にとって本当に大切な縁を守りながら、楽しく過ごしていきましょう。