Twitter(ツイッター)には、相手のアカウントと縁を切るブロック機能が備わっています。
ユーザーをブロックすることで、ストーカー行為などの迷惑な人と関わらずに済んだり、日常生活で気まずい知人との関係を整理したりできるので、実際に多くの人たちが利用しています。
とはいえ、アカウントをブロックされたら、具体的にどうなるのでしょうか?
この記事では、Twitterでブロックした場合の効果について解説しています。また、万が一、自分が仲良くしていた人にブロックされてショックを受けたときに立ち直るマインドも紹介しているので、Twitterを利用している人たちは参考にしてみてください。
- ブロックがもたらす相手への影響を学べる。
- ブロックされてショックを受けたときに立ち直るための参考になる。
Twitterでブロックされたらどうなる?
Twitterでアカウントをブロックされたらどうなるのでしょうか?
ここではブロックの効果について大きく6つのポイントを説明していきます。
アカウントがブロックされると発生する効果
- 効果1 相手のツイートを閲覧できなくなる。
- 効果2 DMを送れなくなる。
- 効果3 フォローが強制的に解除される。
- 効果4 検索に表示されなくなる。
- 効果5 プロフィールが見れなくなる。
- 効果6 相手をリストに入れられなくなる。
効果1 相手のツイートを閲覧できなくなる
第1に、相手にブロックされるとツイートを閲覧できなくなります。ツイートを見れない以上、リツイートもできなければ、ブックマークに追加することも不可能です。
別なアカウントを作成して投稿を無理やり閲覧することもできますが、相手からブロックされている現実を考えると、隠れてツイートを見るのもストーカーっぽくて嫌ですよね……。気になるのは理解できますが、「ブロック=関わりたくない」という意図を受け止めて前に進んだ方が良い気がします。
なお、どうしても相手のツイートを見たい人は、こちらの記事を参照してください。

効果2 DMを送れなくなる
第2に、DMも送信できなくなります。
厳密に言えば、メッセージを送ることはできますが、どれだけ送っても相手には届きません。ブロックされていないアカウントからDMを送っても、再度、拒絶されてしまう可能性もあるので、執拗に迫るのは控えたほうがよいかもしれません。
効果3 フォローが強制的に解除される
第3に、フォローが強制的に解除されます。それと同時に、相手からのフォローも外れます。
残念ながら、ブロックされている間は、フォローし直すこともできません。悲しいことですが、Twitter上で縁が切れたと考えてよいと思います。
効果4 検索に表示されなくなる
第4に、Twitterに設置されている検索エンジンに名前、ユーザーIDを入力してたとしても、相手のアカウントやツイートは検出されません。ブロックされている以上、そのアカウントで投稿を調べることは不可能になってしまうのです。
効果5 プロフィールが見れなくなる
第5に、相手のプロフィールが見れなくなります。写真、名前、ヘッダー画像はかろうじて閲覧できますが、それ以外は完全に見れません。
あまりおすすめはしませんが、プロフィールにアクセスすると、「〇〇さんはあなたをブロックしました」と中央に表示されます。改めて、自分がブロックされた事実を告げられるみたいで心理的に辛くなるかもしれないので注意してください。

効果6 相手をリストに入れられなくなる
第6に、相手をリストに追加できなくなります。リストとはタイムラインとは別にユーザーのツイートをピックアップしてくれる便利な仕組みです。しかしながら、ブロックされると、リストから相手は自動的に消去されてしまいます……。
なお、リストについて知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。


ブロックされる人にありがちな3つの理由
とはいえ、なぜ自分が相手にブロックされてしまったのかが分からずに悩んでいる人たちもいると思います。
実際のところ、人が人を拒絶する理由はさまざまなので、一概には言えませんが、ここではブロックされる人にありがちな3つの理由について紹介するので参考にしてみてください。
ブロックされる人にありがちな3つの理由
- 理由1 自己顕示欲が強すぎる
- 理由2 絡みがしつこい
- 理由3 日常生活で嫌なことをされた
理由1 自己顕示欲が強すぎる
第1に、自己顕示欲が強すぎるツイートを頻繁に行うと、ユーザーから嫌われてしまう可能性があります。
人間であれば、少なからず他人から認められたいという感情があるのは理解できますが、自分から人に認められようと過剰な演出を行うのは逆効果です。「この人、自分のことだけしか考えていない」とエゴイズムのレッテルを貼られて、だれからも相手にされなくなってしまうでしょう。
むしろ、「相手に役立つこと」を地道に実践していけば、自然と認められていくはずです。だれかにとって「いてほしい人」になることが大切なのではないでしょうか。

理由2 絡みがしつこい
第2に、DMやコメントなどの絡みがしつこいと、相手からブロックされてしまう可能性があります。
Twitterで仲良くなった人たちとの距離感は人によってさまざまです。すなわち、リアルで遊びに行くことに抵抗がない人もいれば、Twitterの世界だけで完結したいというユーザーもいます。
相手のスタンスを見誤って、執拗に食事に誘ったり、返答がある前に連続でメールしたりするなど、コミュニケーションがうざくなってしまわないように注意しましょう。
理由3 日常生活で嫌なことをされた
第3に、日常生活で嫌なことをされたことをきっかけに、Twitterでも縁が切られてしまうことがあります。
現代社会はデバイスによって人間関係が管理されていると言っても過言ではありません。すなわち、24時間いつでも連絡を取り合える環境だからこそ、「それができない」ということは本人との関係に問題が生じていると考えるのが普通です。
もちろん、仕事や病気などの例外はありますが、5分という時間を空けられない人はほとんどいないはずです。いずれにしても、相手からブロックされるのは「あなたとの関係を終わらせたい」というメッセージである場合が多く、その理由を丁寧に教えてくれる人もいないので、改めて自分の他人に対する振る舞い方を見直す機会にすべきだと思います。
ブロックした人を確認する方法
なお、ブロックした人は外部のツールを使えば、簡単に調べることができます。すなわち、ブロックすれば、相手にバレると言えます。ここでは大きく3つの代表的なツールを紹介します。
方法1 Socialdog

Socialdogは、Twitterでマーケティングするために必要なさまざまな機能をワンストップで提供している有料ツールです。
その機能のなかには、フォロワーの増減を確認するものがあります。
もし、ブロックされた場合は、アカウントのフォローが自動的に解除されるので、その動向を見てブロックを確認できます。
方法2 えごったー

えごったーは、ブロックされたときに通知を受けられる無料のツールです。2021年6月8日現在、約2100万回の利用実績を誇っていることからも、多くのユーザーから利用されていることが伺えます。
利用方法はアカウントとえごったーを連携したあとに、えごったーのプラットフォームで「ブロックされたかも」の項目を確認するだけです。
また、えごったーのアカウントにDMで「ブロック通知 送信」と送信すると、最近の「ブロック数」をメッセージで受け取ることも可能です。簡単な操作でブロック数を確認できるので、試してみてください。
方法3 ひすったー

ひすったーは、Twitterのフォロー・被フォローの整理・管理ができる便利なツールです。
Twitterのアカウントと連携することで、相手にブロックされた可能性を知らせてくれます。
ただし、これらの外部ツールはアカウントに関する情報を記録している可能性があるので、注意事項やポリシーなどをよく確認してから、使うようにしてください。
ショックを受けたときの対処方法
やはり、相手からブロックされると少なからずショックを受けますよね……。
その場合、どのようにして立ち直ればよいのでしょうか?
一概には言えませんが、その答えのひとつとして、出会いと別れが世の常である現実を再認識することが大切だと思います。私たちは一生の間に、さまざまな人と巡り合います。
しかしながら、そのなかで、ずっと一緒に過ごす人間には限りがあります。タイミングが合わなかった人もいれば、相性の悪い人もいる。それが人間関係のリアルなのではないでしょうか。
だからこそ、一人だけに執着して、思い通りにならなくて悩み続けるよりも、ブロックされてしまった以上は仕方ないと割り切って、新しい出会いを求めたほうが価値的だと思います。
未来はだれにもわからないからこそ、素敵な人たちと縁する可能性は、だれにでもあるはずです。もちろん、そんな簡単に切り替えられるほど、人間の感情は単純ではありません。
けれども、どうにもならない過去ばかりに目を向けるよりも、今、ここからできることを探して行動をしたほうが自分の人生をよりよいものにできるのではないでしょうか。
リアルな人間関係も大切に!
TwitterをはじめとするSNSには、日常生活では関わりのないさまざまな人たちとコミュニケーションできる魅力があります。しかしながら、ネットの人間関係は簡単に繋がられる反面、切れやすいという特徴もあります。
だからこそ、リアルな現実の人間関係も大切にすることを忘れてはいけないと思います。デバイスだけで簡単に繋がりを整理できる時代になりましたが、自分にとって本当に大切な縁を守りながら、楽しく過ごしていきましょう。
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