Twitter(ツイッター)を開いたときに「このアカウントは現在凍結されています。詳しくは凍結済みアカウントに関するヘルプをご覧ください。ログインできるようになる場合があります」というお知らせが表示されて、びっくりした経験のある方たちもいるはずです。

いうまでもなく、これはアカウントの凍結を意味しています。けれども、なかには、Twitterのルールを破るという違反行為をしていないのにもかかわらず、アカウントを停止されてしまった人たちもいるのではないでしょうか。その場合は、異議申し立ての手続きを済ませることを推奨します。
この記事では、Twitterの凍結に対する異議申し立てのやり方を解説しています。具体的な手続きの例文や返信がこないときの対処法も考察しているので、Twitterを利用している人たちは参考にしてみてください。
- Twitterの凍結に対する異議申し立てのやり方がわかる。
- 凍結されたアカウントを復活できるかもしれない。
- Twitterの運営側から返信がこないときの対処法を学べる。
Twitterの凍結に対する異議申し立てのやり方【例文付き】
さて、Twitterでルールを守っているのにアカウントを凍結された際に、解除を求める異議申し立ての手続きを実行するにはどうすればよいのでしょうか?
ここでは、異議申し立てのやり方に関する手順について説明していきます。
実際に、たくさんのユーザーがこの記事を通じて凍結を解除することに成功しているので、Twitterを正しく使っているのに停止されてしまった人は参考にしてみてください。
手順1 異議申し立ての専用ページを開く
第1に、Twitterのヘルプセンターに設定されている「異議申し立て」の専用ページにアクセスしてください。
すると、「アカウントの凍結またはロックに異議申し立てをする」という表題が付いたフォームが出てきます。

手順2 必要事項を入力する
第2に、異議申し立てのフォームに掲載されている必要事項を入力しましょう。
具体的には次に挙げる6点の情報が必要です。
異議申し立ての必要事項
- 問題が発生した場所
- 問題の詳細
- 氏名
- Twitterのユーザー名
- メールアドレス
- 電話番号(任意)
特に、「問題の詳細」では、Twitterのルールに違反していないことを前提として、アカウントを凍結される理由がないことを明確に主張しましょう。具体的に言うと、次に挙げる3つのポイントを意識してみてください。
異議申し立てで問題を報告するときのポイント
- ポイント1 問題の詳細をすべて報告する。
- ポイント2 問題を時系列ごとに整理する。
- ポイント3 違反していない理由を明確に示す。
上記の内容を踏まえた異議申し立ての例文は以下のとおりです。
問題の詳細に記述する例文
平素よりお世話になっております。【代表名】と申します。私は【アカウントを作成した年月日】からTwitterを利用しています。この度、【アカウントが凍結された年月日】に、【ユーザー名】が凍結されているのを確認いたしました。
こちらで原因を検証した結果、【凍結の理由になったと考えられる行為が発生した年月日】の【凍結の理由になったと考えられる行為の内容】がTwitterの規約に違反していると判断された可能性があると推察しております。
以下、その概要をまとめています。
【凍結の理由になったと考えられる行為の詳細】
ただ、上記の内容は【違反していない理由】という点から、Twitterのルールを破るような行為ではないと考えております。つきましては、アカウントの凍結を解除していただきますよう、何卒よろしくお願いいたします。
入力を終えたら、必要事項の内容に誤りがないことを確認してください。特に、複数のアカウントを使っている人たちは情報を混同させやすいので注意しましょう。
手順3 送信して連絡が来るのを待つ
第3に、必要事項を入力し終わった後は「送信」を押して、Twitterのサポートチームから返信が送られてくるのを待ちましょう。
通常であれば、2日〜3日程度で連絡が届きます。その後は、サポートチームが指示する内容にしたがって、凍結解除の手続きを進めてください。
返信がこないときの対処法
一方で、異議申し立ての手続きを行なったのにもかかわらず、サポートチームから返信がこないときはどうすればよいのでしょうか?
これに関しては、10日以上が経過してもなお、連絡がこない場合は異議申し立ての手続きをし直すことを推奨します。もしかしたら、必要事項に入力していた情報が間違っていた可能性があります。
ただし、Twitterの公式HPで記述されているとおり、サポートチームから返答が届くまでには一定の時間を要する場合があります。
現在、サポートチームによる確認と返信に時間を要しておりますが、問題と思われる事例はすべてご報告いただくことをおすすめします。
Twitter公式ホームページ『アカウントの凍結について』より引用(最終確認日:2022/6/10)
もちろん、凍結された側からすれば1日でも早くアカウントを復活させたいところですが、返信が来ないことを理由に「異議申し立て」の手続きを何度も行ってしまうのはやめましょう。むしろ、サポートチーム側で情報が処理しづらくなって、凍結解除の逆効果になると考えられます。
なお、サポートチームからのメールが英語で読解できない場合、翻訳ツールを使用することをおすすめします。Google翻訳よりもDeepLを活用することを推奨します。
何日くらいで凍結が解除されるのか?
以上のことを踏まえたうえで、異議申し立ての手続きが完了してから、どのくらいの日数が経過すれば、アカウントの凍結が解除されるのでしょうか?
一概には言えませんが、アカウントの所有者に責任がないと判断された場合、1週間から10日程度で凍結が解除されると考えられます。
これに関しては、異議申し立てに対する返信のタイミングが各申請によって異なるので、具体的な時期に関しては前後する可能性は高いと言って良いでしょう。
そのため、サポートチームの指示に従うことを心がけてください。
凍結が解除されないこともある
残念ながら、異議申し立ての手続きを行ったとしても、アカウントの凍結が解除されるとは限りません。その判断はTwitterのサポートチームに委ねられています。そもそも、ルールを破っている場合は異議申し立ての内容が認められない可能性が高いと言ってよいでしょう。
もし、凍結されたアカウントを削除したい場合は、こちらの記事も読んでみてください。

また近年では、Twitterのアルゴリズムは飛躍的に発展しているので、ルールに抵触する行為は自動的に検出されていると考えられます。すなわち、ポリシーに違反すると、すぐに凍結されてしまうかもしれないわけです。
したがって、改めてTwitterで定められている具体的なルールを確認してみることをおすすめします。利用者にとって気持ち良いコミュニティを形成することを心がけていきましょう。