ある日、Twitter(ツイッター)を開いたら、「このアカウントは現在凍結されています。詳しくは凍結済みアカウントに関するヘルプをご覧ください。ログインできるようになる場合があります。」というポップアップが表示されて焦ったことはありませんか?

Twitterの規約に違反した記憶がないにもかかわらず、アカウントが凍結されてしまったときには、どのように対処すればよいのでしょうか?
この記事では、Twitterが凍結されたときに異議申し立てする方法について解説しています。例文も紹介しているので、アカウントが凍結されてしまった人は参考にしてみてください。
- Twitterの凍結に関する基本的な知識が身に付く。
- 異議申し立てする方法がわかる。
- 凍結されたアカウントを復活できるかもしれない。
目 次
Twitterの凍結とは?

Twitterの凍結とは、Twitterが設定するルールに違反したアカウントの利用を制限することを意味しています。
Twitterがアカウントを凍結する目的について、Twitterの公式ホームページには、次のように記述されています。
Twitterでは、ユーザーに常時安全な環境を提供するために、Twitterルールに違反しているアカウントを凍結することがあります。
Twitter公式ホームページ『アカウントの凍結について』(最終確認日:2021/1/3)
TwitterをはじめSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)は、人びとのコミュニケーションを根幹とする仕組みです。
だからこそ、他のユーザーに迷惑をかける利用者を追い出していかなければ、ルールを守っている善意のユーザーがサービスから離れてしまいます。それを防止するために、凍結の機能があると言えるでしょう。
Twitterが凍結されたときに異議申し立てする方法

しかしながら、アカウントを凍結されたユーザーのなかには、全く身に覚えがない人たちもいると思います。
そのため、Twitterでは、凍結を解除するいくつかの手段が提示されています。「異議申し立て」もそのうちのひとつです。具体的には、次の手順で「異議申し立て」を申請することができます。
【Twitterが凍結されたときに異議申し立てする方法】
- 手順1 凍結されたアカウントでログインする。
- 手順2 Twitter公式ホームページ『アカウントの凍結またはロックに異議申し立てをする』にアクセスする。
- 手順3 必要事項を記入して送信する。

なお、必要事項は全部で6点あるので、電話番号以外は漏れることがないようにしてください。
- 問題が発生した場所
- 問題の詳細
- 氏名
- Twitterユーザー名
- メールアドレス
- 電話番号(任意)
上記の手順が完了したら、Twitterのサポートチームから返答がメールが届くまで待ちましょう。
Twitterの公式ホームページにも記述されているとおり、サポートチームからの返答には一定の時間がかかります。
返信が来ないことを理由に、「異議申し立て」の手続きを何度も行ってしまうと、サポートチーム側が情報を処理しづらくなるおそれがあるので逆効果です。
問題を正確に報告することを心がけましょう。
異議申し立てのポイント

Twitterに対して「異議申し立て」の手続きを行うにあたって、何を意識して報告すればよいのでしょうか?
結論から言えば、「異議申し立て」で送信する文章を記述する上でのポイントは3つあると考えられます。
【異議申し立てのポイント】
- ポイント1 問題の詳細をすべて報告する
- ポイント2 問題を時系列ごとに整理する
- ポイント3 違反していない理由を明確に示す
ここでは、それぞれの項目について解説していきます。
ポイント1 問題の詳細をすべて報告する
第1に、問題の詳細をすべて報告することが重要です。
これに関しては、Twitterの公式ホームページにも、次のように記載されています。
現在、サポートチームによる確認と返信に時間を要しておりますが、問題と思われる事例はすべてご報告いただくことをおすすめします。
Twitter公式ホームページ『アカウントの凍結について』(最終確認日:2021/1/3)
上記の引用からも、凍結に関わる問題のすべてを報告することが「異議申し立て」において重要な要素になることは明らかです。
ポイント2 問題を時系列ごとに整理する
第2に、サポートチームが状況を正確に把握できるように、問題を時系列ごとに整理しましょう。
具体的に言えば、アカウントの凍結に関わる問題を次の視点からまとめおくとよいと思います。
- 凍結されたアカウントはいつから利用しているのか?
- いつ、そのアカウントが凍結されたのか?
- そのアカウントが凍結された原因となった行為はいつ、あったのか?
ポイント3 違反していない理由を明確に示す
第3に、Twitterが定めるルールに違反してない理由を第三者が見てもわかるように示す必要があります。
ここが異議申し立てを成功させる最大のポイントです。
まず、アカウントが凍結されたということは、Twitterから何らかの違反行為があったと判断されているはずです。
したがって、それが誤解である理由を明確に示さなければ、Twitterのサポートチームがアカウントを誤って凍結したと結論できないので、アカウントが復旧する可能性は少なくなると考えられます。
異議申し立ての例文

それでは、凍結に対する異議申し立ての例文を紹介してきたいと思います。【】内を修正して使ってみてください。
平素よりお世話になっております。
【代表名】と申します。
私は【アカウントを作成した年月日】からTwitterを利用しています。この度、【アカウントが凍結された年月日】に、【ユーザー名】が凍結されているのを確認いたしました。
こちらで原因を検証した結果、【凍結の理由になったと考えられる行為が発生した年月日】の【凍結の理由になったと考えられる行為の内容】がTwitterの規約に違反していると判断された可能性があると推察しております。
以下、その概要をまとめています。
【凍結の理由になったと考えられる行為の詳細】
ただ、上記の内容は【違反していない理由】という点から、Twitterのルールを破るような行為ではないと考えております。
つきましては、アカウントの凍結を解除していただきますよう、何卒よろしくお願いいたします。
なお、例文をコピペしたい方は、以下のリンクからnoteにアクセスしてください。
凍結が解除されるとは限らない
異議申し立ての手続きを行ったとしても、アカウントの凍結が解除されるとは限りません。その判断はTwitterのサポートチームに委ねられています。
そのため、Twitterのルールを違反しないように節度ある利用を心がけることが大切だと思います。
Twitterの公式ホームページに詳細が記載されているので、興味のある方は確認してみてください。