私たちは日々、さまざまなウェブサイトを利用しています。そのなかで、気づかぬうちに膨大なページ情報を端末に保存していることがあります。これは、キャッシュという仕組みがあるからです。
Twitterにもキャッシュ機能が搭載されているので、定期的にキャッシュを削除しないと、スマホやPCの容量が少なくなって稼働力に影響を及ぼすかもしれません。
この記事では、「Twitterのキャッシュを削除したらどうなるのか?」を主題として、デバイスに保存されているページ情報を消去する方法について解説しています。Twitterを利用している方のお役に立てば幸いです。
- キャッシュの仕組みについて簡単に理解できる
- Twitterのキャッシュを削除する方法を学べる
- スマホやPCの容量を軽くすることで稼働力が高まる
Twitterのキャッシュとは何か?
Twitterには、一度、読み込んだページを端末上に保存するキャッシュという仕組みがあります。
キャッシュがある場合は、端末に保存されたページ情報を表示できるので、読み込みの時間はほとんどかかりません。そのため、ユーザーは瞬時にサービスを利用できます。
逆に、キャッシュがないと、ネットを経由してページ情報を取得する必要があるので、その分の時間とデータ通信量が発生します。
これは、サイトの表示速度を低下させるリスクがあるので、それぞれのウェブサービスはキャッシュ機能を導入してユーザービリティを改善しているのです。
キャッシュを削除すると端末の動作が軽くなる
キャッシュは一度、読み込んだページのデータを端末に保存する仕組みなので、削除しないまま放っておくと、空き容量が少なくなってしまいます。
その結果、スマホやPCの動作が遅くなる可能性があるので注意しましょう!Twitterを頻繁に利用している方は、定期的にキャッシュを消去してスマホやPCを軽くすることをおすすめします。
なお、キャッシュを削除しても、Twitterのアカウント内部に保存している情報が消えることはありませんのでご安心ください。
キャッシュを削除すると、端末に保存されていたページ情報がなくなるので、同じページにアクセスする際に再ログインが必要になったり、一定のデータ通信量が発生したりするので注意してください。
Twitterのキャッシュを削除する方法
それでは、Twitterのキャッシュを削除する方法について解説していきます。
PCの場合
PCの場合は、自分が使っているブラウザによって、キャッシュの削除方法が違うので注意してください。なお、ブラウザとは、Safari、Chromeなどインターネットにアクセスするためのソフトウェアのことを指しています。
例えば、Chromeを利用している場合、以下の手順にしたがって操作すれば、キャッシュを消去できます。
- Chromeの右上にある ︙ をクリック
- 「その他のツール」から「閲覧履歴の消去」をクリック
- キャッシュを削除する期間を設定する
- 「cookieと他のサイトデータ] をチェック
- 「データを消去する」 ボタンをクリック
その他のブラウザを使っている方は、カスタマーサポートのページからキャッシュの削除方法を調べてみてください。
スマホの場合
スマホの場合は、iphoneとAndroidで操作が違います。
iphoneでキャッシュを削除する場合
iphoneの場合はアプリケーションから以下の手順でキャッシュを削除します。
- 「設定とプライバシー」から「データ利用の設定」を選択
- ストレージのメディアストレージから削除を選択
- ストレージのウェブサイトストレージから削除して完了
なお、メディアストレージとは、画像や動画などのファイルのことです。また、ウェブサイトストレージにはcookieやログイン情報などが含まれます。これらを削除すれば、iphoneの稼働力を高めることができます。
Androidでキャッシュを削除する場合
Androidの場合はスマホの設定画面から次の順序でキャッシュを消去します。
- メニューからアプリを開く
- インストールされているアプリから「Twitter」を選択
- ストレージを選択して「キャッシュを消去」をタップして完了
このとき、「データを削除する」を選択すると、Twitterに与えている権限が初期化されてしまうので注意しましょう。
キャッシュは知らないうちにたまりやすい
スマートフォンやPCを使っていると、気づかぬうちにキャッシュが溜まっていきます。塵も積もれば山となるので、デバイスが重くなる前にキャッシュを削除しましょう!