Twitter(ツイッター)で突如としてツイートできなくなって困っている人たちもいるはずです。送信ボタンを押しているのに投稿が反映されないのは、どうしてなのでしょうか?
この記事では、ツイートできない原因と対処法についてまとめています。また、「今何が起きているのか?」を知るための方法にも言及しているので、Twitterを利用している人たちは参考にしてみてください。
ツイートできない9つの原因
さて、Twitterで突然、ツイートできなくなったのは、なぜなのでしょうか?
その原因は大きく9つあると考えられます。
原因1 ツイート数の上限を超えている
第1に、ツイート数の上限を超えていることが原因であると考えられます。
Twitterの公式HPでは、投稿できる数に上限があることが明記されています。
ツイート: 1日あたり2,400件が上限です。1日あたりのツイート数のリミットは、さらに30分単位のリミットに分けられています。リツイートもツイートとしてカウントされます。
Twitterヘルプセンター『Twitterリミットについて』より引用(最終確認日:2023年2月9日)
上記の引用からも明らかなように、ツイートのリミットを超えると投稿できなくなります。とはいえ、1日で2400件に到達するのも珍しいですよね。自動化などのシステムを使っている人は不具合のチェックをしてみることを推奨します。
原因2 完全に同じ内容を投稿している
第2に、直近で完全に同じ内容をツイートしていることが原因であると推定されます。
実際に、文言が一致している投稿を短期間でアップロードすると、「既に同じツイートを送信済みです」というエラーメッセージが表示されます。スパム防止のために制限が設けられていると考えられます。

1文字でも違う内容の文章を作成するか、あるいは3日程度を経過してからツイートするようにしましょう。
原因3 Twitterに不具合が発生している
第3に、Twitterに不具合が発生している可能性があります。
大抵の場合、ツイートできなくなるのはTwitterそれ自体に不具合が発生していることが原因です。とはいえ、これに関しては、Twitterがバグを改善するまで待つしかありません。
しかしながら、デマが流れることもあるので、Twitterの公式アカウントやDowndetectorというウェブサイトから正確な情報を確認することを心がけましょう。Twitterの障害について、くわしく知りたい方は次の記事をご覧ください。

原因4 Twitterの規約に違反している
第4に、Twitterの規約に違反した内容を投稿したことでアカウントがロックされているおそれがあります。
Twitterでは、ほかの利用者に悪影響を与えないように、以下の項目に該当するツイートは投稿できないルールが敷かれています。
ツイートできない内容
- 特定の人物を標的とした嫌がらせや、嫌がらせを助長する行為
- 本人の同意を得ずに撮影または配布された、私的な画像や動画を投稿
- 人種、民族、出身地などを理由に脅迫や嫌がらせをするといったヘイト行為
- 暴力や暴力行為の実行者を賛美する行為
- 不特定多数のユーザーに同一内容のツイート、ダイレクトメッセージを送信
- 自殺や自傷行為を助長、扇動する行為
- 児童の性的搾取に該当するコンテンツやこれを助長する行為
- 違法な商品やサービスを販売、購入
これらの項目に該当するツイートをアップロードしている場合、アカウントが凍結されてしまうおそれがあるので注意してください。
原因5 通信環境が悪い
第5に、Wi-Fiなどの通信環境が悪いところでTwitterを操作していることが原因であると推測されます。
例えば、速度制限がかかっていたり、電波が届きづらい地下にいたりするときは、スマホやPCがオフライン状態になって操作がうまく反映されなくなる危険性があるので注意してください。
また、ログインせずにフリーWi-Fiに接続されてしまうと、端末がインターネットが繋がらなくなることがあるので、気をつけましょう。
原因6 キャッシュが溜まっている
第6に、キャッシュが溜まりすぎていることでツイートができなくなっているのかもしれません。
Twitterのアプリには、ユーザーがスムーズにページを読み込めるようにキャッシュ機能が備わっています。
しかし、保存しているデータ量が増えすぎると、アプリ内での操作を処理するための容量が足りなくなって、ツイートができなくなる場合があるのです。
そのため、Twitterを頻繁に利用するなら、キャッシュを定期的に削除することをおすすめします。キャッシュの削除方法について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

原因7 端末が重くなっている
第7に、iPhoneやAndroidなどの端末それ自体が重くなっていることが原因であると考えられます。
例えば、データ通信量の負担が大きいアプリを開いたままの状態で放置していると、スマホが処理できる限界を超えて、ツイートができなくなるおそれがあるのです。
したがって、今現在、使っていないアプリがあるときは閉じることを推奨します。
原因8 アプリを最新版にしていない
第8に、Twitterのアプリを最新版にしていないことが原因として挙げられます。
Twitterは新機能を追加したり、バグを改善したりするために、アプリを定期的にアップグレードしています。したがって、新しいバージョンが出たら、すぐにダウンロードするように心がけてください。
なお、自動更新の設定をオンにすれば、勝手にアプリを最新版にアップデートしてくれます。自動更新のやり方に興味のある方は、こちらの記事をご覧ください。

原因9 ブラウザが更新していない
第9に、Google ChromeやSafariなどのブラウザでTwitterを利用している場合、ソフトを更新していないことでツイートできなくなっているかもしれません。
公式ホームページで各種ブラウザのアップデート情報を確認して、最新バージョンをダウンロードしましょう。
ツイートできないときの対処法
上記の原因を踏まえたうえで、ツイートできないときは次のような対処法を実践してみてください。
ツイートできないときの対処法
- 方法1 ツイートの上限数をチェックする。
- 方法2 投稿内容の文言を変更する。
- 方法3 24時間以上が経過してから再度ツイートする。
- 方法4 Twitterの規約を確認して違反の有無を確かめる。
- 方法5 インターネット速度を計測して通信環境を整える。
- 方法6 キャッシュを削除する。
- 方法7 端末で使用していないアプリやデータを削除する。
- 方法8 Twitterのアプリを更新する。
- 方法9 ブラウザのソフトをアップデートする。
今起きていることを知る方法
なお、上記の対処法を実行してもツイートできない場合、「今Twitterに何が起きているのか?」という状況を把握することが重要です。おすすめの方法として次に挙げることを試してみてください。
今起きていることを知る方法
- その1 Googleで「twitter不具合」と検索してニュースタブを閲覧する。
- その2 Twitter以外のソーシャルメディアで「ツイートできない」と検索する。
- その3 Downdetectorにアクセスして不具合の情報をリアルタイムでチェックする。
特に、自分以外の人たちがツイートできないことに関して投稿しているのであれば、Twitterそれ自体に何らかのバグが発生したと判断できます。加えて、Twitterの大規模なバグはニュースになることも多いで、Yahooニュースなどのメディアをチェックするのもよいでしょう。
Twitter以外の選択肢も検討しよう
TwitterがIT技術を基盤とするシステムである以上、不具合の発生は避けられません。実際、バグが起きたときは待つ以外に解決策がないのが実情です。そのため、フォロワーとの連携が必要なときのために、Twitter以外のSNSで繋がっておくことを推奨します。
万が一のときのために、Twitterを代替する手段を用意しておくことでツイートできない問題による悪影響を最小限に食い止めることができるはずです。バグが改善されるまでの間の対応策として検討してみてください。

