Twitter(ツイッター)で自分の投稿が引用リツイートされたとき、だれだって内容が気になりますよね。肯定的な意見なのか、それとも否定的な意見なのか。他人の反応が気になって仕方ないのはSNSを利用する人たちにとって当たり前と言ってよいでしょう。
しかしながら、いざ引用リツイートを見ようとしても、閲覧できずに困った経験のある人たちもいるはずです。実際のところ、どうして引用リツイートにアクセスできないのでしょうか?
この記事では、Twitterで引用リツイートが見れない4つの理由を解説しています。また、「鍵垢じゃないのにどうして閲覧できないのか?」という疑問についても考察しているので、Twitterを利用している人たちは参考にしてみください。
- 引用リツイートが見れない理由がわかる。
- 鍵垢じゃないのに閲覧できないケースが明らかになる。
引用リツイートが見れない4つの理由
さて、自分の投稿が引用リツイートされたときに見れないのは、どうしてなのでしょうか?
その理由は大きく4つあると考えられます。
ここでは、それぞれの要因について説明していきます。
理由1 相手が鍵垢にした
第1に、相手がアカウントを鍵垢に変更した可能性があります。
Twitterでは、鍵垢でもユーザーの投稿を自由に引用リツイートできます。しかしながら、投稿主にはリツイートされた件数だけが表示されるだけなので、相手のツイート内容を確認できません。鍵垢の所有者を突き止めることができないので、引用リツイートを閲覧できない状態になってしまうわけです。
現状、この問題を解決する手段はありません。なかには、鍵垢からの引用リツイートに対して「気持ち悪い」とネガティブな印象を持っている人もいます。これに関しては、次の記事を参照してください。

理由2 アカウントがブロックされた
第2に、引用リツイートされた後に、アカウントをブロックされたことが原因であると考えられます。
ブロックされる前である場合、Twitterの通知に表示されている相手のアカウントにアクセスすれば、引用リツイートの内容を確認できます。しかし、相手からブロックされてしまうと、投稿を含めて一切の情報にアクセスできなくなってしまいます。
その結果、引用リツイートも見れなくなってしまうわけです。もしかしたら、相手にとって不都合なことや傷つけることを投稿しているおそれがあるので、ツイートの内容にはくれぐれも注意しましょう。なお、Twitterのブロック機能について知りたい方は次の記事も読んでみてください。

理由3 センシティブな内容に該当する
第3に、相手のアカウントや投稿がセンシティブな属性に該当していることが原因であると推察されます。
Twitterでは、成人向けのコンテンツを投稿するアカウントを「センシティブなメディア」として一般的なアカウントと分けています。ユーザーは自らの判断で閲覧する設定を行わない限り、「センシティブなメディア」が発信する投稿を見れません。これに関しては、Twitterのヘルプセンターでも次のように記述されています。
このため、ライブ放送、プロフィール、ヘッダー、またはリストバナー画像などTwitter上の非常に目立つ場所に、暴力、ヘイト表現、または成人向けコンテンツを含めることはできません。こうしたコンテンツをTwitter上で共有する場合は、アカウントをセンシティブな内容として設定する必要があります。そうすることで、画像や動画の手前に警告メッセージが表示され、ユーザーが同意しない限りメディアは表示されなくなります。この機能により、センシティブなメディアを閲覧したくないユーザーは、それらの表示を避けることや、そうした情報をもとに表示するかどうかの判断ができます。
Twitterヘルプセンター『センシティブなメディアに関するポリシー』より引用(最終確認日:2022年8月10日)
以上のことからも、引用リツイートの投稿内容がセンシティブな内容に当てはまる場合、成人向けのコンテンツを見れる状態ではない限り、表示されないわけです。なお、センシティブな投稿に関して、くわしく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

理由4 Twitterで不具合が発生している
第4に、Twitterで不具合が起きていることが原因で引用リツイートを見れないのかもしれません。
TwitterがITを基盤とするシステムである以上、バグの発生は避けられません。実際に、Twitterでは、さまざまな障害が起きています。そのなかのひとつに、引用リツイートの内容が一時的に見れなくなるといった不具合が発生する可能性があるわけです。
とはいえ、Twitterの不具合は運営会社のエンジニアチームが改善措置を完了するまで、待つ以外に対処法はありません。その意味では、まずは事実確認に注力することをおすすめします。なお、Twitterの不具合を確認する方法について知りたい方は、次の記事をご覧ください。

引用リツイートを見れないときの対処法
上記の原因を踏まえたうえで、引用リツイートを見れないときは、どうすればよいのでしょうか?
その対処法は大きく3つあると言えます。
引用リツイートを見れないときの対処法
- 方法1 ブロックされていないアカウントで引用リツイートにアクセスする。
- 方法2 センシティブな内容の閲覧を制限する設定を解除する。
- 方法3 しばらく時間を置いてから再度、引用リツイートを開く。
残念ながら、相手が鍵垢である場合、フォローを承認しない限り、引用リツイートを見ることはできません。相手があなたのことを認識している以上、フォローを承認される確率は極めて低いので諦めるしかないでしょう。
なお、それ以外で上記の方法を実行しても、引用リツイートを見れない場合は予期せぬエラーが発生している可能性があります。場合によっては、Twitterのサポートチームに相談してみるのもよいでしょう。

鍵垢じゃないのに見れないこともある
引用リツイートが見れないのは、相手が鍵垢であるだけではありません。アカウントをブロックされていたり、センシティブな内容に該当していたりするなど、複数の理由があります。
そのため、まずは状況を適切に判断したうえで、原因に合致した対処法を選択してください。ただし、場合によっては引用リツイートの内容を確認できないこともあります。
その意味では、相手が言っていることが気になるのがよく理解できますが、諦めることも肝心です。