自分のツイートを見たときにリツイートされている形跡があるにもかかわらず、ユーザー名が表示されずに戸惑ったことのある人たちもいると思います。もしかすると、鍵垢から引用リツイートされている可能性があります。
冷静に考えると、自分の投稿を使ってツイートしているのに、だれか分からないままなのは怖いですよね……。
果たして、鍵垢からの引用リツイートは特定できるのでしょうか?
この記事では、鍵垢からの引用リツイートを調べる方法について考察しています。また、たくさんのユーザーが「気持ち悪い」と言う理由も紹介しているので、Twitterを利用している人たちは参考にしてみてください。
- 鍵垢からのリツイートを特定する方法の有無がわかる。
- Twitterのユーザーが気持ち悪いという理由を考えるきっかけになる。
- 嫌がらせを受けたときの対処方法を学べる。
鍵垢からの引用リツイートは特定できる?
さて、鍵垢から引用リツイートされた際に、本人を特定することは可能なのでしょうか?
結論から言えば、鍵垢からの引用リツイートを独力で特定するのは難しいと考えられます。
鍵垢の投稿は本人が承認したアカウント以外のユーザーが閲覧できない仕組みになっています。
引用リツイートも投稿に該当するため、鍵垢をフォローしていない限り、そのユーザーの正体を明らかにすることはTwitterのシステム的に不可能であると言ってよいでしょう。
以上のことからも、現時点では鍵垢によって引用リツイートされたという事実までしか分かりません。
ただし、鍵垢による犯罪予告や誹謗中傷が投稿されている場合、弁護士に相談するなどして開示請求することによって本人を特定できる場合があります。その意味では、鍵垢の引用リツイートがバレる可能性は決して0ではありません。けれども、これはあくまでもサイバーパトロールの安全対策や鍵垢をフォローしているユーザーからの密告など第三者によって、不正な事実が明らかになる場合によってのみ可能であると推定されます。ツイートを引用された本人で内容を確認できない以上、現実的には相手を特定するのは困難に等しいのではないでしょうか。
鍵垢だからブロックしようがない
また、鍵垢から引用リツイートされるの嫌で相手をブロックしたいという人たちもいますよね。
残念ながら、アカウントを特定できない以上、相手をブロックすることは困難です。
仮に、フォロイーやフォロワーをフォローしている鍵垢をまとめてブロックしたとしても、相手がまた別な鍵垢を作ってしまえば何の意味もありません。
したがって、鍵垢からの引用リツイートを撲滅することは不可能であると考えたほうがよいでしょう。
だからこそ、ブロックすることを考えるよりも無視するのが一番よいと思います。
気持ち悪いという声がたくさんある
けれども、だれか分からない人たちに自分の投稿が引用リツイートされることに対して、「気持ち悪い」と感じているユーザーがたくさんいます。実際に、Twitterでは次のようなツイートが投稿されています。
冷静に考えると、自分の知らないところでだれかが投稿を引用リツイートしているのは怖いですよね。もしかしたら、悪口を言われているかもしれないし、痛烈に批判されているかもしれません。鍵垢による引用リツイートに恐怖を抱いている以上、ネガティブな想像しかできないのが人間の性というものでしょう。
とはいえ、いくら考えても内容を調べるのは難しいので、徹底的に無視するしかありません。むしろ、鍵垢の持ち主は、本人が怖がる様子を見て楽しんでいるかもしれないのですから、嫌がらせに対して反応するのは相手の思う壺になりかねません。
鍵垢を特定する偽アプリに注意
なお、「鍵垢からの引用リツイートを特定したい」という需要を逆手に取った偽物のアプリケーションを販売する悪質な業者もいるので注意しましょう。
原則として、外部アプリはTwitterが公開する開発者向けのポリシーを遵守するもの以外は使わないほうが賢明です。
もし、Twitterのルールに違反した外部アプリをTwitterと連携してしまうと、個人情報が盗まれたり、アカウントを乗っ取られたりするおそれがあります。
誤ってアカウントと連携した場合は、速やかに解除することを推奨します。そのやり方は、次の記事を参照してください。
無視するのが一番よい
Twitterが鍵垢による引用リツイートを制限しない限り、非公開のアカウントが自分の投稿を引用してツイートすることを防ぐことはできないと考えられます。したがって、無視するのが一番よいと思います。
もちろん、「相手の正体が分からない」という気持ち悪さが残るのは不愉快かもしれません。しかし、気にしても仕方がないことに執着するのは貴重な時間を無駄にする行為です。
残念ながら、この世には他者の気持ちがよく分からない人もいます。その現実を受け入れたうえで、「一切、相手にしない」という智恵が自分の身を守るためには必要なのではないでしょうか。