Twitter(ツイッター)を利用している人たちのなかには、「他人のツイートばかり見て、自分のやるべきことをやれなかった……」と罪悪感を持っている人たちもいるかもしれません。今となって、国内でも当たり前のようにTwitterは利用されていますが、必ずしも使わければいけないSNSではありません。
むしろ、Twitter、Facebook、インスタグラムなどのSNSはリアルタイムで情報を得るのに役立つ反面、時間を消耗して疲れてしまうこともあるのではないでしょうか。
この記事では、Twitterをやめた人たちに共通する5つの理由について紹介しています。Twitterに疲れている方たちの参考になれば幸いです。
- Twitterの利用する価値について向き合う機会になる。
- Twitterをやめる理由やメリットがわかる。
Twitterをやめた理由5選
Twitterをやめた人たちには一体、どのような理由があるのでしょうか?
ここでは大きく5つの視点から考察していきたいと思います。
理由1 他人の反応を気にすることが嫌になった
第1に、他人の反応を気にすることが嫌になって、Twitterをやめたと言う人たちがいます。Twitterでは、「ツイート」という140文字で自分の思考・感情・経験を自由に発信できます。そこに対して、他のユーザーが「いいね」や「コメント」を行うことでコミュニケーションが成り立っています。
その一方で、いくらツイートしても、だれからも返信もなければ、「いいね」もない。もしかしたら、自分の投稿には価値がないのではないだろうか。
このような焦燥感に陥ってネガティブな気持ちになる人たちもいるでしょう。しかし、Twitterをやめてしまえば、見知らぬ他者からの反応を気にすることはないので、ちょっとした開放感を得られるかもしれません。
とはいえ、そもそも、国民的スターのような有名人でもない限り、他人がだれかの日常生活に関わる言論に興味を持つことは珍しいことだと思います。
理由2 時間を浪費していることに気づいた
第2に、Twitterをやめた人は自分にとって時間が無駄だと気づいた可能性があります。
TesTee Lab『【全年代対象】SNS利用に関する調査』によれば、5人に1人が1日1時間以上利用しているとのことです。1年間で換算すると、365時間以上をSNSに費やしていることになります。
もし、時給1500円のアルバイトをすれば、50万円以上の収入を得ることができます。もちろん、Twitterで自分に必要な情報を得ている人たちもいるので必ずしも時間を無駄にしているとは言えません。
しかし、夜寝る前に何気なくTwitterを開いて眠れなくなるといったことが続いている人たちは、「その時間は自分にとって意味があるのか?」を検討してもよいかもしれません。
理由3 フォロワーを意識するのが辛くなった
第3に、Twitterをやめた人はフォロワーを意識するのが辛くなったのかもしれません。Twitterは、「フォロワー数=自分の影響力」という図式が意識されやすい世界です。
たしかに、100万人以上のユーザーからフォローされているアカウントの影響力は大きいのは容易に想像できます。
しかしながら、社会的影響力やユーザーに提供するコンテンツが明確でない場合、フォロワー数を無理して稼いだとしても、だれも反応しないことが少なくありません。
したがって「見てくれる人がいなければ価値がない」と思って、フォロワーをかき集めたとしても徒労に終わることもあるのです。Twitterをやめたら、そこから解放されるので気持ちに余裕が生まれるのかもしれません。
理由4 見知らぬ人との会話に疲れた
第4に、Twitterを退会した人は見知らぬ他者との会話に疲れたのかもしれません。
インターネットの世界とはいえ、デバイスの向こう側には人間がいます。そう思うと、ダイレクトメッセージや返信を無視しづらいという人もいるかもしれません。
しかし、日常生活では関係のない人たちから、次から次へと送られてくる連絡に対応し続けるのは時間もかかるし、心も疲れますよね……。
Twitterと距離を取ることで、長い目で付き合う見込みのない人たちとの交流を避けることができるので、人間関係のストレスを緩和できると考えられます。
理由5 Twitterの通知がうざい
第五に、Twitterのアプリから送られてくる通知が嫌になってやめた人たちもいるでしょう。これに関しては、通知の設定を細かく変更すればよいのですが、特定の人だけに絞って通知を送るようにするの面倒だと思う人もいますよね……。
これはTwitterに限った話ではありませんが、作業中にスマホから通知が来ると、集中力が乱されて仕事が手につかなくなることがあります。その結果、本来だったら終えられた業務が処理できず、時間に追われてしまうこともあるでしょう。
しかし、Twitterをやめてしまえば、通知そのものがなくなるので気にせず自分の作業に当たれるわけです。
有名な芸能人もやめたいのはなぜ?
テレビで活躍している芸能人のなかにも、Twitterをやめている人たちもいます。例えば、女優として活躍されている池田エライザさんは、2020年6月19日にTwitterの更新を終了することを発表しています。
6月19日、女優の池田エライザがTwitterの更新を終了することを発表。今後は、「まったり自分のペースで投稿するのがなんとなく今の自分に合う気がする」と、Instagramの更新だけにすると明かしました。
池田エライザ、ナイナイ岡村も。「SNSを去っていった」芸能人たちより引用(最終確認日:2020年9月27日)
自分に適した発信方法を選ぶことは大切なことです。特に、不特定多数の人たちから見られる芸能界のような仕事はプライベートな時間でストレスを発散したり、メンタルのバランスを整えたりすることがとても重要だと思います。
TwitterをはじめとするSNSと距離を取る芸能人の方たちが持っている考えから学べることも多いので、興味のある方は以下の記事をご覧ください。
やめたいけどやめられない
この記事を読んでいる人たちのなかには、Twitterをやめたいけどやめられないという方もいるかもしれません。
もしかしたら、軽度の依存症かもしれないので、専門家に相談してみるのもよいかもしれません。
一人で抱え込まずに、まずは身近な人に話してみましょう。
なお、Twitterをやめられない理由について考察したい方たちは、こちらの記事も参照してみてください。
何のために利用するのか?
Twitterは、個人が情報を収集したり、発信したりするのに便利なツールです。このシステム自体に善悪はないと思います。
大切なことは、あくまでも利用者の使い方であり、「何のために利用するのか?」という目的ではないでしょうか。人間は目標がなければ、日々の変化や他人の意見に受け身になって、知らず知らずのうちに流されてしまうはずです。
それはTwitterでも同じでしょう。自分の生活を豊かにするために使えないなら、思い切ってやめた方がいいです。時間という命は有限です。自分にとってTwitterが必要なのか。今一度、考えてみるのもよいかもしれません。