Twitter(ツイッター)では、画像に特定のユーザーを紐づけるタグ付け機能があります。みなさんのなかにも、仲の良い友達と撮影した写真にアカウントをタグ付けしたことのある人たちもいるはずです。
けれども、なかには、タグを追加しようとしてもうまくいかない人がいます。せっかく、ツイートに友人との思い出を記録しようにもタグ付けできないとどうしようもないですよね。一体、何が原因なのでしょうか?
この記事では、Twitterでタグ付けできないアカウントがある理由と対処法を解説しています。Twitterのタグ機能を頻繁に利用している人たちは参考にしてみてください。
Twitterのタグ付けとは?
Twitterのタグ付けとは、特定の画像をツイートする際に写っているユーザーを紐づけることを意味しています。具体的には、次の手順でタグ付けを実行できます。
Twitterでタグ付けする方法
- 手順1 ツイートで画像を選択する。
- 手順2「誰が写っていますか?」の表示をタップする。
- 手順3 タグ付けしたいユーザーを選択する。

なお、タグ付けが完了すると、Twitterから相手に通知が届きます。なかには、「この写真にタグ付けされたくなかった……」と感じるユーザーもいるので、事前に確認を取得しておくことを推奨します。
Twitterでタグ付けできないアカウントがある原因
それでは、Twitterでタグ付けできない人がいるのは、なぜなのでしょうか?
その原因は大きく4つあると考えられます。
原因1 タグ付けを拒否している
第1に、相手がタグ付けを拒否している可能性があります。
Twitterでは、ユーザーから勝手にタグ付けされないように拒否することが可能です。具体的には、次の手順で他人から一方的にタグ付けされるのを防止できます。
タグ付けを拒否する方法
- 手順1「プライバシーと安全」を選択する。
- 手順2「オーディエンスとタグ付け」を選択する。
- 手順3「自分を画像にタグ付けすることを許可」を選択してチェックを外す。

上記の設定が完了すると、タグ付けしようとしても「できません」という表示が出るようになります。

繰り返しになりますが、第三者に友人と撮影した写真を見せたくない人もいます。その意味では、相手に許可を得ないで、写真にタグ付けするのは思慮に欠けた行動としてネガティブに捉えられるかもしれないので注意してください。
原因2 鍵垢に設定している
第2に、アカウントが鍵垢に設定されている場合、タグ付けはできません。
いうまでもなく、鍵垢は本人が許可したアカウント以外とは繋がらない仕様になっています。それにもかかわらず、フォロワーの投稿にタグ付けされて第三者に情報が漏れると、非公開に設定した意味がありませんよね。
そのため、鍵垢はタグ付けできないようになっているのです。
なお、Twitterの鍵垢について知りたい方は、次の記事をご覧ください。

原因3 ブロックされている
第3に、相手にアカウントをブロックされていることが原因であると考えられます。
Twitterでは、特定のユーザーとの関わりを拒絶するブロック機能が実装されています。みなさんのなかにも、関係が良くない相手をブロックした経験のある人もいるはずです。
ブロックされている以上、Twitterで交流できなくなるので、タグ付けもできなくなります。なお、友人にアカウントをブロックされてショックを受けている方は次の記事を参考にしてください。

原因4 ネット環境が悪い場所で操作している
第4に、インターネット環境が悪い場所で操作している可能性があります。
例えば、速度制限がかかっていたり、電波が届きづらい場所にいたりすると、タグ付けの検索機能がうまく働かなくなるおそれがあります。また、町中に設置されているフリーWi-Fiにログインせずに接続すると、端末が突然オフラインになることもあるので注意してください。
インターネット環境をチェックしたい場合は、Google検索で「インターネット速度テスト」と入力して、検索結果に表示される「速度テストを実行」のボタンを押してください。

事前に確認するのがマナー
友達と旅行先で写真を撮影したときは、ついつい嬉しくなってタグ付けした画像を投稿したくなる人たちもいるはずです。けれども、ユーザーによっては他人に交友関係や私生活の様子を知られたくない人もいます。
例えば、SNSに顔を晒したくなかったり、つじつまが合わなくなったりして、タグ付けをきっかけにトラブルになるケースも少なくありません。だからこそ、本人の意思を無視するのではなく、「事前にTwitterでタグ付けしてもよいかな?」と確認するのがマナーであると言えます。
ちょっとした配慮の有無によってソーシャルメディアでの付き合い方にも違いが生まれます。お互いに気持ちよくTwitterを利用できるように、相手の立場を想像して迷惑をかけないように心がけましょう。