Twitter(ツイッター)には、「おすすめユーザー」という自分が興味・関心を持っている可能性あるアカウントが自動的にサジェストされます。みなさんのなかにも、おすすめユーザーからお気に入りを見つけてフォローしたことのある人たちもいるはずです。
けれども、「おすすめユーザー」にちょっと変なアカウントが出てくることもありますよね。その場合、その情報が他人に見られる可能性について心配している人たちもいるのではないでしょうか。
この記事では、Twitterのおすすめユーザーを非表示にする方法を解説しています。また、選定基準や他人に見られている可能性の有無についても考察しているので、Twitterを利用している人たちは参考にしてください。
Twitterのおすすめユーザーとは?
Twitterの「おすすめユーザー」とは、Twitterのアルゴリズムで自分と相性が良いと判断されたアカウントを指しています。あくまでもプログラムで機械的に診断されるため、必ずしも自分の興味・関心と合致したユーザーがおすすめされるとは限りません。
なお、知り合いではないユーザーも「おすすめユーザー」として表示されることがあります。フォローした結果、思いもよらぬコミュニケーションの広がりが発生するかもしれません。
おすすめユーザーを非表示にする方法4選
なお、Twitterのおすすめユーザーを非表示にすることは可能なのでしょうか?
残念ながら、現時点で「おすすめユーザー」を一括で非表示にする手段はありません。Twitter側の立場からすれば、できるだけプラットフォーム内での活動する頻度を高めたいはずなので、「おすすめユーザー」は重要な仕組みになっていると考えられます。
ただし、次に挙げる手続きを行うことで個別に対応できる可能性はあるので、試してみてください。
方法1 ユーザーをブロックする
第1に、おすすめユーザーに表示されているアカウントをブロックする方法があります。
Twitterには、特定のアカウントを拒否するブロック機能が実装されています。具体的には、おすすめユーザーに表示されているアカウントを長押しして「ブロック」を選択するだけです。
方法2 連絡先を同期しない
第2に、連絡先とTwitterを同期しないことによって、おすすめユーザーに知り合いが出てこなくなる可能性があります。具体的には、次の手順で個人情報との連携を解消できます。
連絡先を同期しない方法
- 手順1 「設定とプライバシー」を選ぶ。
- 手順2 「プライバシーとセキュリティ」を選ぶ。
- 手順3 「見つけやすさと連絡先」を選ぶ。
- 手順4 「メールアドレスの照合と通知を許可する」のチェックを外す。
- 手順5 「電話番号の照合と通知を許可する」のチェックを外す。
方法3 専用のメールアドレスを登録する
第3に、Twitterのアカウントを登録するためだけに使用するメールアドレスを作成しましょう。
それによって、あなたの個人情報と関連するユーザー情報がおすすめとして表示される可能性は少なくなるはずです。Gmailなら無料ですぐにメールアドレスを発行できるので、Twitter専用のアカウントを取得しましょう。
方法4 位置情報をオフにする
第4に、位置情報をオフにすることで現在地と関係するおすすめユーザーを非表示にできると考えられます。
後から説明しますが、おすすめユーザーが選抜される基準には、現在地との関連性が含まれています。例えば、北海道札幌市にいる場合、その周辺地域でTwitterを利用している会社や個人のアカウントが出てくるようになるわけです。
そのため、位置情報の共有をオフにすれば、現在地に関連するユーザーはおすすめとして出てこなくなると考えられるでしょう。具体的な方法を知りたい方は次の記事をご覧ください。
おすすめユーザーの選定基準
とはいえ、Twitterの「おすすめユーザー」は、何を基準に選ばれているのでしょうか?
全ての基準が公開されているわけではありませんが、少なくとも「おすすめユーザー」が決定される選定基準は6つあると言えます。
おすすめユーザーの選定基準
- 基準1 アドレス帳にユーザー情報が登録されている。
- 基準2 相手が自分の連絡先を登録している。
- 基準3 現在地と関連している。
- 基準4 投稿の閲覧・コメント・いいねなどの関わりがある。
- 基準5 外部サービスとの関連性が高い。
- 基準6 広告を出稿しているプロモアカウントである。
実際に、Xヘルプセンターに掲載されている『Xに表示されるおすすめアカウントについて』には、次のように記述されています。
・アドレス帳の連絡先をXにアップロードしている場合は、Xアカウントを持っている知り合いを表示します。
・別の利用者がアドレス帳をXにアップロードし、あなたのメールアドレスか電話番号がその連絡先に含まれていた場合、そのアカウントをフォローするようおすすめします。
・国や市区町村など、現在地に関連するおすすめをすることもあります。
・これまでのツイートやフォローのほか、普段閲覧または反応しているアカウントやツイートといったX上のアクティビティに基づくおすすめをします。
・設定で許可されている場合は、Xのコンテンツを組み込んだサードパーティーウェブサイトへのアクセス情報に基づき、個人向けにおすすめをします。詳細はこちらをご覧ください。
・プロモアカウントのフォローをおすすめする場合もあります。プロモアカウントの詳細については、こちらをご覧ください。
・ミュートしたキーワードやハッシュタグを含む内容は、XからのメールやXでのおすすめ一覧には載りません。
Xヘルプセンターの『Xに表示されるおすすめアカウントについて』より引用(最終確認日:2023/9/21)
上記のほかにも、おすすめユーザーを選抜する基準はあると考えられますが、いずれにしても、自分の興味・関心に関連するアカウントがサジェストされると言ってよいでしょう。
よくある質問1 足跡は関係あるのか?
おすすめユーザーが選ばれる基準として、足跡は関係あるのでしょうか?
結論から言えば、ユーザーの足跡は関係あると言ってよいでしょう。これに関しては、Twitterの公式HPで発表されている以下の引用からも明らかです。
・これまでのツイートやフォローのほか、普段閲覧または反応しているアカウントやツイートといったTwitter上のアクティビティに基づくおすすめをします。
Twitter公式HPの『Twitterに表示されるおすすめアカウントについて』より引用(最終確認日:2023/1/17)
厳密に言えば、Twitterには、足跡機能は存在しません。けれども、ユーザーの閲覧履歴がおすすめユーザーに反映されるのは確かなことであると言えるでしょう。
よくある質問2 鍵垢でも表示されるのか?
アカウントを非公開にしている場合でも、おすすめユーザーに選ばれる可能性はあるのでしょうか?
原則として、鍵垢は「おすすめユーザー」としてサジェストされる可能性が極めて低いと考えてよいでしょう。
ただし、鍵垢に変更したばかりならば、Twitterのプラットフォームに識別されるまでに一定の時間を要するので、おすすめユーザーとして表示されてしまうおそれがあるので注意してください。なお、Twitterの鍵垢について、くわしく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
よくある質問3 他人に見られてるのか?
なお、Twitterから提案されている「おすすめユーザー」は他人に見られてる可能性はあるのでしょうか?
これに関しては、「おすすめユーザー」を閲覧できるのは自分だけなので安心してください。他人に推奨されているアカウント情報を外部から確認することはできません。