Twitter(ツイッター)にはDM(ダイレクトメッセージ)機能があり、リプライなどでは話すことのできないプライベートな会話をすることができますが、相手が鍵垢の場合はメッセージを送信できないこともあります。
とはいえ、どのような状況でメッセージを送れて、どのような状況でメッセージが送れないのかについて知らないという方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、Twitterの鍵垢にDMを送る方法やDM解放の設定方法などについて詳しく解説します。
- 鍵垢に対してDMを送れるかという疑問を解消できる。
- DMを送れる条件が明らかになる。
- DMを解放する方法を学べる。
Twitterの鍵垢にDMを送ることはできる?
Twitterでは相互フォローであればどんなケースでもDMを送ることが可能ですが、フォローしていないTwitterの鍵垢にDMを送りたいケースも多いですよね。
フォローしていない鍵垢に対してDMを送ることはできると考えている方もいると思いますが、実は送れるケースと送れないケースがあります。
また、DMを送りたいTwitterアカウントが初期設定のままだと送れない場合があるため注意が必要です。以下で鍵垢にDMを送れるケースとそうでないケースのそれぞれについて詳しく解説します。
Twitterの鍵垢にDMを送れるケース
Twitterの鍵垢にDMを送ることができるケースは以下の2パターンです。
- 相手がすべてのユーザーから受け取れる設定にしている場合
- 相手が認証済みユーザーから受け取れる設定にしている場合(自分が認証ユーザー)
それぞれのDMが送れるケースについて、以下で詳しく解説します。
1. 相手がすべてのユーザーから受け取れる設定にしている
DMを送りたい鍵垢のダイレクトメッセージの設定が「すべてのアカウントからのメッセージリクエストを許可する」にしている場合は、相互フォローや認証ユーザーにならなくてもDMを送ることができます。

ただし、相互フォローでない場合はメッセージリクエストに分類されるため、相互フォローのユーザーのメッセージよりも気づかれにくいというデメリットがあります。
2. 相手が認証済みユーザーから受け取れる設定にしている場合
2023年07月のアップデートで、DMを解放しているユーザーのDM設定はデフォルトで「認証済みユーザーからのメッセージリクエストのみ許可する」と設定されるようになりました。

このとき、あなたのアカウントが認証済みのユーザーでない場合はフォローしていないアカウント(鍵垢を含む)にDMを送ることができないことはもちろん、メッセージリクエストを送信することもできません。
そのため、鍵垢にメッセージを送るためには自分が認証ユーザーになる必要があります。このような設定をしているアカウントにDMを送ろうとすると以下のメッセージが表示されてDMを送ることができません。
”フォローされていないユーザーにダイレクトメッセージリクエストを送信できるのは、認証済みユーザーのみです。続けるには、認証を受けてください。”

ここでの「認証」とは、Twitter Blue(X Premium)への登録のことを指し、認証ユーザーはアカウント名の横に青いチェックマークが付いています。
Twitterの鍵垢にDMを送れないケース
Twitterの鍵垢にDMが送れないケースは以下の2パターンです。
- 相手がフォロワーのみからメッセージを受信できる設定にしている
- ブロックまたはブロ解されている
それぞれのDMが送れないケースについて、以下で詳しく解説します。
1. 相手がフォロワーのみからメッセージを受信できる設定にしている
DMを送りたい鍵垢のメッセージ設定が「あなたがフォローしているユーザーからのメッセージのみ許可する」に設定している場合、認証ユーザーであっても相手からのフォローされていない限りはDMを送ることはできず、「フォローする」の横にあるはずのメッセージマークも表示されません。
そのため、どうしてもDMを送りたい場合はリプライからDMを送りたい旨を伝えて対応してもらうことが必要ですが、相手が鍵垢の場合はツイートを見ることができないため現実的な対処法はありません。
2. ブロックまたはブロ解されている
DMを送りたい鍵垢の相手からブロックされている場合はDMを送ることができず、ブロ解された場合にもこちらからDMを送ることはできません。
ブロックが解除された場合でもこちらからDMを送ることはできず、相手からフォローされるもしくは相手からDMが送られてくるのを待つしかありません。
Twitterの鍵垢でDMを解放する方法
Twitterの鍵垢がDMを解放する方法について、アプリ版とブラウザ版のそれぞれの方法を以下で詳しく解説します。
1. Twitterアプリ版でDMを解放する方法
TwitterをiPhoneもしくはAndroidなどでアプリ版を利用している場合は、以下の手順でDMを解放することができます。
- ステップ1:メニューの「設定とサポート」から「設定とプライバシー」を選択
- ステップ2:「プライバシーと安全」を選択
- ステップ3:「ダイレクトメッセージ」を選択
- ステップ4:「すべてのアカウントからのメッセージリクエストを許可する」にチェック

上記の手順で設定することで鍵垢であってもすべてのユーザーからメッセージを受け取ることができます。
2. Twitterブラウザ版でDMを解放する方法
PCからTwitterのブラウザ版を使用する場合は、以下の手順でDMを解放することができます。
- ステップ1:メニューの「More」から「Setting and Support」を選択
- ステップ2:「Setting and privacy」を選択
- ステップ3:「Privacy and safety」を選択
- ステップ4:「Direct Messages」を選択
- ステップ5:「Allow message requests from everyone」にチェック
英語表記のままDM解放設定を行う場合は上記の手順で行うことができます。英語表記を日本語表記に変更したい場合は以下の記事をご参照ください。

Twitterの鍵垢でDMを解放するときの注意点
Twitterの鍵垢でDMを解放することでフォローしていない不特定多数のアカウントからのメッセージを受信することができるようになるため、友達の友達などからメッセージを受け取ることができるようになりますが、それと同時に迷惑なメッセージが送られてくる危険性もあります。
Twitterにはスパムメッセージを自動でフィルタリングする機能がありますが、それでもスパムメッセージをすべて排除することは難しいです。スパムメッセージが大量に送られてくるようであれば設定を変更するといいでしょう。
まとめ
本記事では、Twitterの鍵垢にDMを送る方法やDM解放の設定方法などについて詳しく解説しました。Twitterの認証機能が実装される以前であれば相互フォローでなくてもメッセージリクエストすることができましたが、現在は設定によって認証アカウントでなければリクエストを送ることもできなくなりました。
DMはビジネスにおいての集客やコミュニティを増やすためにも効果的な機能ですので、必要な設定を行いましょう。