インスタのDM、リール、ビデオ通話、ストーリーなどの各種コンテンツを画面録画で保存したいと考えている人たちもいるはずです。とはいえ、自分だけならともかく特定のユーザーが関わっている場合、画面を撮影していることが知られるのは気まずいですよね。
実際のところ、インスタで画面録画したらバレる可能性はあるのでしょうか?
この記事では、他人のDM・リール・ビデオ通話・ストーリーのコンテンツを画面録画したときにバレる可能性について考察しています。何らかの事情で動画としてデータを保存する必要がある人たちは、参考にしてみてください。
- インスタで各コンテンツ別に画面録画したらバレる可能性がわかる。
インスタで画面録画したらバレるのか?
さて、インスタで画面録画したら本人に知られてしまうのでしょうか?
ここでは、DM、リール、ビデオ通話などの各コンテンツ別に画面録画のバレる可能性を説明していきます。
DMの場合
第1に、他人のDMを画面録画する場合は、相手にバレることがあると言えます。
具体的な根拠としては、DMが「消えるメッセージモード」をオンにしている場合、スレッド上に「画面録画を開始しました」というお知らせが表示されることが挙げられます。次の画像は、消えるメッセージモードの状態で画面を撮影したときのものです。
この表示を確認すれば、相手が自分のDMを撮影していることが確実にわかると言っても過言ではありません。したがって、本人に知られるのが気まずいときは消えるメッセージモードのオンとオフを事前にチェックしておくことを忘れないでください。くわしくは、以下の記事を読んでみてください。
ただし、「消えるメッセージモード」がオンになっていない状態ならば、DMの画面を録画しても表示は出ないので、本人に知られることはないと言えるでしょう。
リールの場合
第2に、リールを画面録画しても投稿主にバレることはありません。
リールとは、90秒までを上限とするショートの動画をシェアする機能です。 みなさんのなかにも、頻繁に閲覧している人たちもいるはずです。
実際、リールの再生途中で画面録画をオンにしても、相手にインスタから通知が送られるような仕組みはありません。そのため、自分だけで楽しむために保存しておくなら、他人に知られる問題はないと考えられます。
けれども、他人が制作したリール動画を画面撮影して自分のコンテンツとして利用するのはNGです。万が一、SNSやブログで勝手に使用した場合、トラブルになるおそれがあるので注意してください。必ず事前に許可を取るようにしましょう。
ビデオ通話の場合
第3に、ビデオ通話を画面録画する場合、撮影時の音でバレてしまう可能性があります。
通常スマホで画面録画をスタートするときは音が鳴るので、スピーカーがキャッチする可能性があります。
けれども、インスタからビデオ通話の相手に通知が送られるわけではないので、画面録画に気づけないこともあるはずです。
以上のことを勘案すると、浮気調査などの特別な事情があって、どうしてもバレずに保存したい場合は、事前に撮影ボタンを押してからビデオ通話を開始することをおすすめします。
いうまでもなく、ビデオ通話の相手からすれば、許可もなく録画されるのは不愉快なことに違いありません。場合によっては、プライバシーを著しく侵害されたとして、トラブルに発展するおそれもあります。くれぐれもデータの取り扱いに注意してください。
ストーリーの場合
第4に、他人のストーリーを画面録画してもバレることはありません。
インスタの「ストーリーズ」には、閲覧者を記録する足跡機能はあります。すなわち、ストーリーを開いたユーザーを特定することは可能なわけです。ストーリーを投稿している人ならば、きっと自分の投稿を見た人たちをチェックしているはずです。
しかし、画面録画した事実を知らせる仕組みは実装されていません。例えば、相手が「親しい友達」にだけ公開している投稿だったとしても、スクショがバレることはないのです。
一部の報道でストーリーズのスクショを実験的にわかるようなサービスを導入しているといった話が過去にあったようですが、現時点では特にないので安心してください。
とはいえ、ストーリーはハイライトに残さない限り、24時間が経過すると消えることを前提にアップロードされているコンテンツです。その意味では、画面録画で勝手に保存するのはマナー違反と言えるかもしれません。
外部アプリは使用しないほうがよい
なお、「他人にバレないように画面録画できる」という外部アプリを見つけた場合は、使用しないほうがよいと考えられます。
いわゆる、個人情報を盗んだり、ユーザーの目を盗んで勝手に操作したりするスパム系のアプリであるおそれがあるので注意してください。そもそも、インスタのプラットフォームからは歓待されないと考えられる外部アプリとの連携は控えたほうがよいです。
もし、外部アプリを利用する場合は、開発元の安全性をチェックしたうえで、連携の可否を検討しましょう。
すべてが記録される時代になった
インスタをはじめとするSNSでは、あらゆることが保存されていきます。画面録画もバレずに撮影する手段があるくらいです。その意味では、知らない間に自分と他人の写真や動画が至る所に拡散している可能性もあるわけです。いざデータを見つけて消そうと思っても、だれが保存して持っているかはわかりません。
すなわち、インターネットやSNSと関わる以上、自分の意思とは無関係に記録したくないデータが残ってしまう危険性があるのです。だれだって、他人に見られるのが嫌な写真の1枚や2枚はあるはずです。だからこそ、インスタをはじめとするSNSの記録は、くれぐれも慎重に取り扱いましょう。
気軽に画面録画したつもりでも、相手の人生を左右する重要なデータになる可能性があるのです。万が一、本人に許可なく拡散して迷惑をかけた場合、信頼関係が破綻するだけではなく、自らの人生が台無しになるかもしれません。そのリスクを踏まえたうえで、画面録画の可否を判断してください。