インスタのプロアカウントは、集客や販促などのSNSマーケティングを実施するうえで必須の設定です。別名で「ビジネスアカウント」と呼ばれることもあります。とはいえ、みなさんのなかには、間違ってプロアカウントに切り替えてしまって、よく分からずに焦ってしまった経験のある方もいると思います。
実際のところ、個人用アカウントに戻すのは簡単ですので安心してください。この記事では、インスタのプロアカウントをやめる方法を解説しています。また、「一般人にはプロアカウントは意味がないのか?」という疑問についても考察しているので、インスタを利用している人たちは参考にしてみてください。
- インスタのプロアカウントをやめる方法がわかる。
- 「一般人にとってプロアカウントは意味がないのか?」という疑問が解決する。
- プロアカウントのメリットとデメリットがわかる。
インスタのプロアカウントをやめる方法
さて、インスタのプロアカウントに間違って登録してしまった場合、どのようにやめればよいのでしょうか?
個人専用アカウントに切り替える方法は以下のとおりです。
インスタのプロアカウントをやめる方法
- ステップ1 「設定」から「アカウント」を選択する。
- ステップ2 「アカウントタイプの切り替え」を選択する。
- ステップ3 「個人用アカウントに切り替える」を選択して完了。

特に、プロアカウントから個人用アカウントに変更したからといって、フォロワーに通知が行くことはありません。ただし、これまで蓄積したインサイトのデータは消失してしまうので注意してください。
なお、個人用アカウントに切り替えても、いつでもプロアカウントを再設定することは可能です。
プロアカウントは一般人には意味がないのか?
また、プロアカウントは一般人にとって意味がない設定なのでしょうか?
結論から言えば、プロアカウントは使い方次第で個人でも役立つ便利な仕組みと言ってよいでしょう。例えば、自分が趣味で投稿しているガーデニングの写真が「フォロワーからどれくらい見られているのか?」を把握することで、写真のアップロード方法をブラッシュアップできます。
加えて、プロアカウントに切り替えることでアカウント名の直下にカテゴリを加えることができます。その結果、プロフィールを閲覧した同じ興味・関心を持っているユーザーとの繋がりができる可能性もあるわけです。

なお、カテゴリに関する設定方法を知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

プロアカウントは有名人や企業が使用するイメージが強いかもしれませんが、インスタを利用する目的によっては個人だったとしても十分に活用できるサービスであると言えるでしょう。
プロアカウントにすると鍵垢にできなくなる
ただし、プロアカウントにすると、鍵垢の設定ができなくなるというデメリットもあります。すなわち、インスタを利用する全ての人たちに自分のアカウントや投稿が公開されるわけです。もし、フォローリクエストなどが溜まっていた場合、その人たちは自分のアカウントを自由にフォローできるようになってしまいます。
とはいえ、プロアカウントは社会に開かれた商業的な要素を持ったユーザー向けのサービスなので、こればかりは仕方がありません。もし、関わりを持ちたくない特定のユーザーがいる場合は、ブロック機能を活用することを推奨します。インスタのブロックについて知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

以上のことを踏まえると、趣味垢など他人にインスタを見られたくない人たちは、プロアカウントをやめるほうがよいと言えるでしょう。
間違って登録してもお金がかかるわけではない
プロアカウントのサービスは一部の有料オプションを除いて、基本的には無料で使用することができます。そのため、間違って登録したとしても、その時点でお金がかかるわけではないので安心してください。
また、上記のやめる方法からも明らかなように、簡単な手続きで個人用アカウントに切り替えることができます。したがって、焦らずに対処すれば全く問題はないです。むしろ、メリットとデメリットを比較したうえで、自分にとって利点が大きいのであれば、そのままプロアカウントを使ってみてもよいかもしれません。