Twitter(ツイッター)で検索したときに入力したキーワードは自分の興味・関心を物語っているので、他人に知られるのは恥ずかしいですよね。とりわけ、マニアックな趣味や自分のコンプレックスに関わることならば、家族や友達などの周囲にいる人には気づかれたくないことがあるはずです。
実際のところ、自分がTwitterの検索エンジンに入力したキーワードの記録は知られてしまうおそれはあるのでしょうか?
この記事では、「Twitterの検索履歴は他人にバレるのか?」という疑問について考察しています。また、未成年のユーザー向けに両親に見られる可能性に関する見解もまとめているので、Twitterを利用している人たちは参考にしてみてください。
- Twitterの検索履歴はバレる可能性について正確な知識が得られる。
- Twitterで安心して検索できるようになる。
Twitterの検索履歴はバレるのか?
さて、Twitterの検索エンジンに入力したキーワードの履歴は、他人にバレることはあるのでしょうか?
結論から言えば、一部の例外を除き、Twitterでは他人が自分の検索履歴を見ることはできません。そのため、基本的にはバレないと言ってよいでしょう。
ただし、第三者があなたの端末それ自体を操作できる場合は、物理的に見られるかもしれません。加えて、アカウントを乗っ取られてしまった場合、別な端末でログインされたときに検索履歴をチェックされる可能性はあるでしょう。
親に検索履歴を見られる可能性はある?
上記に関連して、親にTwitterの検索履歴を見られることを心配している未成年の人たちもいるはずです。実際のところ、父親や母親に検索履歴がバレる可能性はあるのでしょうか?
これに関しては、親にバレる可能性は少なからずあると言わざるを得ません。
例えば、あなたの学校がスマホを持ち込むことを禁止している場合、親が自宅に置かれている端末をチェックするかもしれません。子どもの立場からすれば、親でもプライバシーを守ってほしいわけですが、親なら許されるという価値観を持っている場合は閲覧されてしまうでしょう。
なお、ソフトバンクやdocomoなどのキャリアが提供している「あんしんフィルター」と呼ばれるサービスは、Googleをはじめとするインターネット検索サイトの履歴を管理できます。すなわち、子どもたちが検索エンジンに入力したキーワードが親にバレてしまうわけです。
ただし、Twitterの検索履歴には影響が及ぶことはないようです。詳細は、それぞれのキャリアが提供しているサービスの概要書を確認することをおすすめします。
検索履歴をバレないようにする方法
それでは、Twitterで検索履歴をバレないようにするには、どうすればよいのでしょうか?
これに関しては、大きく3つの方法があると考えられます。
方法1 シークレットモードで高度な検索を使う
はじめに、シークレットモードで高度な検索を使うという方法があります。シークレットモードとは、各種検索サイトで閲覧履歴を保存しないようにする仕組みです。具体的には、次の手順で実行できます。
シークレットモードで高度な検索を使う方法
- 手順1 Google検索の右上にあるアイコンをタップする。
- 手順2「シークレットモードをオンにする」を選択する。
- 手順3 Twitterの高度な検索で調べたいキーワードを入力する。
Twitterの高度な検索システムはログインしていない状態でも使用可能です。そのため、アカウントを作成できない場合でも、Twitterを見る専用で使うことが可能です。
方法2 検索履歴を削除する
続いて、Twitterの検索履歴を削除する方法があります。Twitterでは、検索エンジンで調べたキーワードを簡単な操作で削除できます。具体的なやり方は以下の手順のとおりです。
検索履歴を削除する方法
- 手順1 虫眼鏡のアイコンをタップして検索エンジンを選択する。
- 手順2 削除したいキーワードを右から左にスワイプする。
- 手順3「削除」を選択する。
なお、検索履歴で消去したキーワードを復元する方法はないので安心してください。
方法3 自分のスマホ以外の端末を使用する
最後に、自分のスマホ以外の端末を使用することをおすすめします。
自分が調べた痕跡がわからない以上、検索履歴がバレても問題はないですよね。例えば、公共施設に設置されているパソコンや家族で共有しているパソコンなど、自分のスマホ以外で高度な検索システムを使用すれば、検索履歴を知られることはないでしょう。
なお、念のため、使い終わったときは検索履歴を削除しておきましょう。
危険な情報とは距離を置こう!
子どもだろうが、大人だろうが、自分のプライベートな情報が他人に晒されるのは嫌ですよね。とりわけ、Twitterの検索履歴は自分の興味や関心がリアルタイムで反映されているので恥ずかしい内容であることも少なくありません。その意味では、バレずに隠す方法を知りたいのは、だれだって理解できることでしょう。
ただし、Twitterをはじめとするインターネットの世界には、危険な情報が数多く存在しているのも事実です。すなわち、だれにも干渉されずにプライベートな空間で情報を得るためには、リスクから身を守るための判断能力が重要です。特に、欲望を刺激するようなサイトや投稿には、くれぐれも注意してください。
ちょっとした油断でアクセスした結果、膨大な金額を支払うように命じられたり、端末がウイルスに感染したり、とんでもない損害を被ることが現実にあります。そのようなトラブルに巻き込まれたときは、勇気を出して親に相談してください。怖い気持ちでいっぱいになって後回しにすると問題は大きくなるばかりです。
親が子どもを心配するのは当たり前のことです。しかし、子どももまたプライベートを守りたいのも当たり前のことです。お互いの立場を尊重したうえで、話し合う機会をちょっとずつ作ることが大切です。