何気なくポストをしていると文字数制限について考えることはありませんが、X（旧Twitter）にはしっかりとした文字数制限が設けられています。
実際のところ、投稿できる文字数は一般ユーザーとX Premium（課金ユーザー）で大きく変わってきます。この記事では、Xの長文ポストの文字数制限について詳しく解説します。
X（旧Twitter）の文字数制限は何文字まで？
2006年からサービスが開始されたX（旧Twitter）ですが、サービス開始当初から2017年11月までのポストの文字数は半角・全角問わずに最大140文字、2017年11月以降は文字数が多少緩和されたことで全角の場合は140文字、半角の場合は280文字が上限に変更されました。
しかし、イーロンマスクがTwitterを買収したことをきっかけに大幅な文字数の拡大が検討されており、一部実行に移されているのです。とはいえ、現在においても一般的なユーザーがポストをするときの文字数制限は以前のまま、全角の場合は最大140文字、半角のみの場合は最大280文字となっています。
X Premium加入で長文ポストが可能に
先ほどもお伝えした通り、Twitterをイーロンマスクが買収したことをきっかけにポストの文字数制限が2023年に徐々に緩和されました。
- 2023年2月： 最大半角4,000文字に緩和
- 2023年4月： 最大半角10,000文字に緩和
- 2023年6月： 最大半角25,000文字に緩和
Xの有料会員である「X Premium」に加入することで、1ポストの文字数制限が半角のみの場合は最大25,000文字、全角の場合は最大12,500文字のポストが可能になりました。
そのため、「X Premium」に加入しており、ユーザーネームの右側に青いチェックマークが付いているユーザーのみ長文ポストをすることができます。
日本語の長文ポストは最大何文字まで？
Xの長文ポストについて調べていると、「4,000文字のポストができる」や「10,000文字のポストが可能に！」などのネット記事が出てきます。しかし、現在のXにおいて日本語でのポストで4,000文字のポストをすることはできません。
現在、日本語のみだと最大12,500文字まで可能になり、大抵のことはポストできるようになりました。今後も文字数制限については変更があるかもしれません。
というのも、4,000文字のポストができるのはポストのすべての文字が半角の場合のみとなっており、日本語は全角に分類される文字であるため、日本語のみのポストの場合は最大2,000文字となっています。万が一日本語ポストで2,000文字以上のポストをしたい場合は、半角英語や半角数字などを織り交ぜて使用する必要があります。
ハッシュタグや絵文字、改行の文字数の扱いは？
Xの長文ポストには、半角・全角の文字以外にもハッシュタグや絵文字、改行などを含めることができますが種類によって文字数は異なります。
ハッシュタグと絵文字に関しては全角1文字（半角2文字）の文字数となり、改行は半角1文字としてカウントされます。そのため、ハッシュタグ・絵文字・改行のいずれを多用したとしてもポストの文字数制限が圧迫されることはありませんので、今まで通りに気にせずに有効的に使用しましょう。
URL文字数の扱いは？
ポストには任意のURLを含めることができます。URLはWebサイトによって文字数が大きく増減し、短縮URLに変更することでさらにURLの文字数を短くすることができます。しかし、ポストではどのような長さのURLであっても文字数は固定で全角14文字（半角23文字）となるため、URLの長さはポストの文字数には影響しません。
例えばXのプライバシーに関するサポートのWebサイトのURLは「https://help.twitter.com/ja/privacy#Safety-and-security」は55文字のURLとなっており、短縮URLにすることで「https://onl.la/9tdNKMY」と23文字まで短縮することができます。どちらのURLをポストに貼り付けたとしても全角14文字（半角23文）字の扱いとなります。
このようにポストの文字数としてはどのようなURLを使用してもポストの文字数制限が圧迫されることはありませんが、ポストを見るユーザー目線でいうと短縮URLを使用したほうがポストがスッキリして見やすいのでオススメです。
まとめ
本記事では、X（旧Twitter）の文字数や長文ポストの文字数制限ついて詳しく解説しました。イーロンマスクがTwitterを買収してから仕様が大きく変更され、その中でも文字数は大きな改革となりましたが、効果的に使用しなければ”誰からも見られないポスト”になってしまう可能性もあります。ぜひ本記事を参考にしてXの長文ポストについて抑えてみてください。