元カノがいい子だったと後悔する人たちの心理4選|悲しいときの対処法

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恋人と別れた後に悲しい気持ちになるのは自然なことです。そのなかでも、元カノがいい子だったと気づいたときには、後悔の気持ちに苛まれて苦しくなりますよね。「どうして、あんなにいい子と別れてしまったのだろう」と眠れない夜を過ごしたことのある男性もきっと多いことでしょう。

とはいえ、そもそも、どうして理由があって別れたはずなのに、過去に付き合っていた相手をいい子だと思ってしまうのでしょうか?

この記事では、元カノがいい子だったと後悔する人たちの心理を解説しています。また、後悔の気持ちで悲しくなってしまったときの対処法についても説明していきます。過去の恋愛に今もなお辛い気持ちで向き合っている人たちのお役に立てば幸いです。

目次

元カノがいい子だったと後悔したときの心理

さて、元カノに対していい子だったと後悔するのは、どうしてなのでしょうか?

一概には言えませんが、その心理について4つの視点から解説していきます。

心理1 思い出を美化してしまう

第1に、時間が経過するに連れて、元カノとの思い出が美化されている可能性があります

私たちは過去に起きた出来事の全てを記憶しているわけではありません。自分の中で象徴的なエピソードがまとまって思い出になっていきます。

とりわけ、自分を責める心理状態においては、相手の問題よりも自分の至らなかった点にフォーカスされがちなので、悲しいことや辛いこと以上に相手の良かったところが思い出の中心になっていきやすいと考えられます。

これは決して悪いことではありません。ただ、別れた当時に感じていたモヤモヤの存在を有耶無耶にして、自分だけが悪かったような感情に取り憑かれてしまうのは精神的に苦しくなってしまうので注意しましょう。

心理2 自分の間違いに気づいた

第2に、自分の成長や環境の変化によって価値観が変わった結果、自分の間違いに気づいて元カノの良さを改めて感じることがあります

当然ながら、私たちは日々刻々と人生経験を積んでいくなかで、他人の気持ちがわかるようになったり、自分のことを客観的に見つめ直したりする機会が増えていきます。そのときに、自分が元カノを理解できていなかったが原因で別れたと考え直した結果、後悔の気持ちが生まれる可能性があるのです。

たしかに、あなたが今気づいたことは当時の彼女にとっては必要な視点なのかもしれません。けれども、だからと言って失ってしまった恋に執着するのではなく、これからの新しい恋を始めるときに、昔よりも大切な人を悲しませない自分に成長できたかもしれないと感謝するほうがよいでしょう。

心理3 新しい恋愛で比較する

第3に、新しい恋愛を始めた際に、元カノと今付き合っている彼女を比較した結果、前のほうがよかったと思ったときに後悔の気持ちが生まれるはずです

はっきり言えば、人間ですから比べると何かしらの優劣があるのは仕方がありません。容姿や性格は人それぞれによって異なるため、元カノのほうがよかったと感じるポイントも少なからずあるでしょう。

しかし、今、あなたの隣にいる人を大切に思えないのは幸せな人生とは言えません。パートナーからしてみれば、過去の恋人と比較されるのは辛いことですよね。

もちろん、「元カノのほうがよかった」という気持ちを自分のなかで偽る必要はありません。ただ、「元カノ以上に幸せにしてあげるにはどうすればよいのか?」という問いに向き合うことをせずに、あなたが今の彼女を見捨ててしまえば、きっと元カノとの恋愛も中途半端に終わってしまうのではないでしょうか。

心理4 友達に気付かされた

第4に、自分の身近にいる友達に元カノの良さを語られて納得したことが後悔の原因かもしれません

自分以上に信頼できる第三者のほうが状況を客観的に観察している可能性は高いですよね。当時のあなたには見えていなかった元カノの良さが友達や家族には伝わっていたこともあるでしょう。

しかしながら、他人の評価はあくまでも部外者としての感想です。あなたと元カノの関係において感じてきたことを他人の意見によって変える必要はないでしょう。

無論、的確な意見には耳を傾けて、今後の糧にしていくことは大切です。けれども、あなたの気持ちを自ら蔑ろにしては辛い気持ちに覆われてしまうので注意しましょう。

元カノとの別れを後悔して悲しいときの対処法

以上のようなことから、元カノとの別れを後悔して悲しいときはどうすればよいのでしょうか?

ここでは、大きく3つの対処法を紹介します。

方法1 後悔するほど誰かを愛したことを肯定する

はじめに、元カノを後悔するほど好きになれた自分の愛情を肯定することで、ネガティブな感情とは距離を置くことができるかもしれません。

後悔と聞くと、悪いことのように感じてしまいがちですが、決してそうではありません。むしろ、それだけ人を心から愛することができたことに感謝するのも大切です。そして、これからも出会う新しいパートナーを後悔から得た学びを糧に大切にすればよいのです。

人は成長します。失恋ですから切ない気持ちでいっぱいになるのは仕方がありませんし、無理に悲観的な感情を否定する必要もありません。悲しむ時はとことんまで悲しんで、また人を好きになれるまで自分磨きに徹していきましょう。

方法2 復縁の可能性を検討する

続いて、元カノと復縁の可能性を検討するのもよいでしょう。

実際、この世には、何度も復縁して最終的に幸せになったカップルもたくさんいます。一時のすれ違いがお互いの成長をきっかけにまた重なり合うこともあるんです。

もちろん、相手には相手の人生がすでに始まっている可能性があるので、決して簡単なことではありませんが、本当に後悔したくないならば、思い切って気持ちを伝えてみるのもよいかもしれません。ただし、あなたの中だけで感情が舞い上がっているおそれもあるので、執着しすぎると後々まで引きずって苦しんでしまうでしょう。

そのため、元どおりにするという発想だけではなく、再び良い関係になれるように焦らずにコミュニケーションを取ることから始めてみることをおすすめします。相手に気がなければ、あなたから自然と離れていくはずです。

方法3 過去を冷静に整理する

最後に、元カノと過ごした時間を冷静に整理することも重要です。

繰り返しになりますが、思い出は美化されがちです。あなたが自分の都合が良いように解釈しているだけで、相手はあなたを傷つける最低な女だった可能性も十分にあり得るのです。その事実を直視せずにやり直そうとしても、最終的には疲弊して心の傷を負うだけです。

少々厳しい言い方かもしれませんが、恋愛は相手と一緒にいたいという強い願いがあるため、物事の道理を弁えることなく、突き進んでしまうこともあります。したがって、良かったことだけではなく、悪かったことともちゃんと向き合ったうえで総合的に当時の状況を捉えてみることを忘れないでください。

未来に向かって成長しよう

元カノとうまくやり直すことができたのなら、それはまた新しい展開として一緒に協力しながら、幸せになっていけるはずです。しかしながら、望んでいる通りにならないのが人生でもあります。とりわけ、女性は一度冷めると再燃しづらいとも言われていますから、後悔の念から特攻してもうまくいかない可能性も十分にあります。

そのときは、未来に向かって自分を成長させる時間として、恋愛以外のことに目を向けてみるのもよいかもしれません。

大切な人を失うのは辛いです。悲しいです。夜も眠れず、食べ物も喉を通らず、泣き叫ぶこともあります。しかし、あなたが幸せになる道を放棄してはいけません。落ちるところまで落ちたら、潔く這い上がりましょう。

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