ZOOMで顔出ししないのは失礼なのか?気になる心理や隠す方法を解説!

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ZOOM(ズーム)を使用したオンラインミーティングが日常的に行われるようになり、「顔出しをすべきか?」について悩むようになった人たちもいるはずです。とりわけ、テレビ電話に慣れていない場合、ZOOMで自分の顔を表示して喋ることに違和感を抱く場合もありますよね。

けれども、なかには、顔を出さないことに対してマナー違反であると指摘する人もいます。実際のところ、顔を出さないのは悪いことなのでしょうか?

この記事では、「ZOOMで顔出ししないのは失礼なのか?」という疑問について考察しています。また、顔出ししない理由や顔を隠す方法も紹介しているので、ZOOMを利用している人たちは参考にしてみてください。

目次

ZOOMで顔出ししないのは失礼なのか?

さて、ZOOMで顔出ししないのは失礼なことなのでしょうか?

結論から言えば、ZOOMで顔を表示しないことに対してマナー違反であると捉える人はいます

具体的に言えば、ビジネスの商談で顧客側は顔を出しているのにもかかわらず、営業側が顔を出さないのは失礼であると言われるかもしれません。相手からすれば、「こちらは顔を出して誠実に対応しようとしているのに、怪しからん」とネガティブな評価を下すおそれがあるわけです。

また、WEB面接で採用側が顔を出しているのに、面接を受けている側が音声だけで対応することもマナー違反と見做される可能性は高いと考えられます。本来であれば、対面で顔を見ながら面接するわけですから、ZOOMでの顔出しが求められるのは自然なことです。

逆に、カジュアルな雰囲気のミーティングや、友人・知人間のオンライン交流では、顔出しを強制されることは少ないでしょう。その意味では、ケースバイケースで失礼になることもあれば、問題がないこともあるので状況に応じて適切な判断を下すことが重要であると言えます。

ZOOMで顔出ししない心理

とはいえ、ZOOMで顔を出さない人の理由を知っておくことで、相手の立場を理解して適切な対応ができることもあるはずです。ここでは、顔を表示ない心理を4つの視点から説明していきます。

心理1 プライバシーを保護したい

第1に、顔出しをしない理由に「プライバシーの保護」が挙げられます

実際、ZOOMでビデオ通話するときに自分の顔や自宅の背景を他人に見られることに対して不安感を抱く人たちもいます。みなさんのなかにも、家で打ち合わせするときはビデオをオフにしている人も多いのではないでしょうか。

例えば、部屋が散らかっていたり、一般的に理解し難いマニアックな趣味のおもちゃが置いてあったり場合は、隠しておきたいですよね。加えて、家族と暮らしている場合、子どもやパートナーのプライバシーを守りたいと考えている人たちもいるでしょう。

心理2 インターネット環境を安定させたい

第2に、インターネット環境を安定させるためにビデオ通話をオフにしている人たちもいます

いうまでもなく、ZOOMはインターネット接続に依存しており、ビデオストリーミングは通信量をかなり消費します。そのため、顔を出さずに音声のみで参加することで、インターネット接続の負荷を軽減し、通話の安定性を保つことができるのです。

特に、テザリングやフリーWi-Fiで通信環境を確保している場合、ビデオ通話中にZOOMが止まったり、音声が途切れたりするリスクは高くなると考えられます。

心理3 集中力を維持する

第3に、自分の顔が投影されることで集中力が途切れてしまうため、顔を隠している人もいます。

自分の顔が画面にずっと表示されていることで無意識に表情や見た目に気を使ってしまう人たちもいます。その結果、意識が散漫してミーティングに集中できなくなるわけです。実際、鏡に映る自分をつい見てしまうことがあるように、自分の姿が見えると余計なことまで気になってしまいますよね。

したがって、顔を隠すことで音声だけに集中できるので、話すことや聞くことだけを意識して余計な情報を遮断できると考えている人たちもいるでしょう。

心理4 顔を見られるのが気持ち悪い

第4に、顔をずっと見られるのが気持ち悪いと感じる人もいます

オンサイトの話し合いでも目を見られると緊張したり、気まずくなったりする場面がありますよね。それと同様に、ZOOMでずっと顔を見られて話されると、視線のやり場に余裕がなくなり、不快感を抱くことがあるわけです。なかには、異性からの視線に気持ち悪いと感じる人もいるかもしれません。

また、自分の容姿にコンプレックスを抱えている人たちにとっては顔出しせずに済む選択肢があるなら、できるだけビデオをオフにしておきたいという心理もあるでしょう。

ZOOMで顔を隠す方法

ZOOMを立ち上げると、それと同時にビデオ通話がオンになってしまうことがあるため、困っている人たちもいるはずです。実際のところ、ZOOMで顔出ししないようにするには、どうすればよいのでしょうか?

これに関しては、ZOOMの設定を変更することでビデオ通話を常時オフにできます。具体的には、PCとアプリで操作方法が異なるので、それぞれのやり方を説明していきます。

PCの場合

PCでZOOMを利用している場合、以下の手順でビデオを常時オフにして顔を隠すことができます。

ZOOMで顔を隠す方法(PC版)

  • 手順1 ZOOMの設定を開く。
  • 手順2 ビデオを開く。
  • 手順3「ミーティングの参加時にビデオを停止」にチェックを入れるとZOOM開始時にビデオ通話がオフになる。
ZOOMで顔を隠す方法(PC版)

スマホの場合

スマホのアプリでZOOMを利用している場合、以下の手順でビデオを常時オフにして顔を隠すことができます。

ZOOMで顔を隠す方法(スマホ版)

  • 手順1 ZOOMのアプリを開いて左上の歯車アイコンをタップする。
  • 手順2 「ミーティング」を選択する。
  • 手順3 「マイビデオをオフにする」を選択する。
ZOOMで顔を隠す方法(スマホ版)

状況に応じて判断しよう!

オンラインでコミュニケーションを取るのが当たり前になった今日、WEB会議特有のマナーが求められる時代になりました。ZOOMでの顔出しは状況によっては必要です。特に、ビジネスシーンではビデオ通話をオンにしないと、相手側の評価が下がるおそれがあるので注意してください。

「個人の自由」という考え方に固執しすぎると、柔軟性を失って世の中が求めるニーズに対応できなくなってしまうのも危険です。リアルならではの余白を活かしたコミュニケーションを取れないからこそ、信頼を形成するために必要なことを考えて、オンライン会議に臨みましょう。

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