サイトスピード

WP SUPER CACHEの設定と導入前に注意すべきこと【徹底解説】

ウェブサイトの表示速度を改善する手段として、キャッシュ機能を追加する方法が有効です。WordPressを利用している方なら、WP SUPER CACHEというプラグインを実装することで利用できます。

だたし、キャッシュ系のサービスは設定の仕方が少し複雑だったり、エラーが出たりするなど注意すべき点があるので、事前に正しい知識を学んでおく必要があります

この記事では、WP SUPER CACHEの設定とエラーが出たときの対処方法について徹底解説します。キャッシュ機能を導入して、ウェブサイトを高速化したい方のお役に立てば幸いです。

なお、サイトスピードについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

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WP SUPER CACHEって何?

WordPress公式ホームページに掲載されるWP Super Cacheの情報WordPress公式ホームページから引用(最終確認日:2020/4/10)

WP SUPER CACHEは、ウェブサイトにキャッシュ機能を追加するWordPress専用のプラグインです。WordPressのサービスを運営するAutomatticが開発したものなので信頼できるサービスといえます。

キャッシュとは、ユーザーがアクセスしたウェブページのデータを一時的に保存する仕組みのことです。以下の画像はキャッシュがある場合とない場合を比較したものです。

キャッシュ機能がある場合とない場合を比較した画像

通常、ウェブサイトを表示するためには、一つひとつのページを読み込まなければなりません。しかし、キャッシュを利用すれば、一度、訪問したページを瞬時に表示できるので、サイトスピードが加速するといった利点があります

初心者でも簡単な設定方法

それでは、WP SUPER CACHEの設定方法について説明します。

なお、本ページを見ながら作業を行う方は、プラグインを有効化する前に必ずバックアップを取得してください厳密にいえば、WP SUPER CACHEを有効化しても、直ちにキャッシュが実装されるわけではありません。

とはいえ、キャッシュ機能とウェブサイトの相性が悪い場合、画面が真っ白になるなどのエラーが出るリスクがあるので、設定する前にあらかじめバックアップを取りましょう

STEP1 WP SUPER CACHEをインストール・有効化

第一に、WordPressの管理画面からプラグインの新規追加より「WP SUPER CACHE」を検索してインストールを開始して有効化しましょう。

プラグイン新規追加でWP SUPER CACHEを検索した結果

なお、ウェブサイトのWordPressのバージョンとの互換性を確認することを忘れないでください。互換性がある場合は、右下に「互換性あり」と表示されます。

STEP2 簡易ページからキャッシュ利用を選択

第二に、WP SUPER CACHEの設定画面から簡易ページにアクセスして、キャッシュ利用(推奨)にチェックをつけます

簡易ページの設定画面

これによって、ウェブサイトにキャッシュ機能が追加されます。チェックをつけた後は、ステータスを更新することを忘れないでください。

STEP3 詳細ページから推奨の項目を選択する

第三に、詳細ページから推奨の項目にチェックをつけていきましょう

詳細ページの設定画面
【WP SUPER CACHEが推奨する項目】
  • シンプル
  • Disable caching for logging visitors
  • ページを圧縮し、訪問者により速くページを供給する
  • キャッシュリビルド。新しいファイルの生成中にこのサイトの登録ユーザー以外のユーザーに super cache のファイルを供給する
  • 304 Browser caching. Improves site performance by checking if the page has changed since the browser last requested it.  過去に使用されたヘッダーで問題の起きるホストもあるため、304 サポートはデフォルトでは無効です。
  • 追加のホームページチェック。(非常にまれにホームページのキャッシングを止めることがあります) 

キャッシュ機能に関する細かい方針がなければ、上記のリストにチェックをつけることをおすすめします。ここでも、チェックをつけた後にステータスを更新し忘れないようにしましょう。その他の設定はデフォルトで問題ありません

有効化する前に注意すべき4つのこと

WP SUPER CACHEを有効化するにあたって、大きく4つの注意すべきことがあります。

これらの対応を怠れば、最悪の場合、ウェブサイトの構造が壊れたり、コンプライアンスの問題が発生したりするおそれがあるので必ず確認しましょう!

注意1 バックアップを取得する

キャッシュ系のプラグインはサイト構造に自動でコーディングを行うため、エラーが発生する場合があります。そのため、プラグインを有効化する前にバックアップを必ず取得しましょう!

BackWPupのインストール画面

バックアップ系のプラグインは「BackWPup」がおすすめです。サーバーへの負荷が発生するなどのデメリットはありますが、ウェブサイトのリスクマネジメントを行う上で、バックアップは必須項目なので導入したほうがよいでしょう。

詳しい使い方については別途、記事を作成する予定です。

注意2 他のプラグインやテーマとの相性を確かめる

WP SUPER CACHEは、WordPressの開発会社が作成したプラグインなので、信頼性は高いですが、他のプラグインやWordPressのテーマとの相性がよいとは限りません

そのため、キャッシュ機能を有効化した後に、ウェブサイトのデザインやその他のプラグインが正常に機能しているかを確かめましょう

注意3 個人情報を取り扱うウェブサイトには使わない

キャッシュは端末それ自体にページ情報を保存する仕組みなので、クレジットカード情報などの個人情報を取り扱うウェブサイトへの実装は控えたほうがよいでしょう。

万が一、キャッシュ機能によって保存された情報が流出するなどの問題が発生すれば、損害賠償の対象となるおそれがあります。

【キャッシュを実装しないほうがよいウェブサイトの例】

  • ECサイト
  • 会員登録制のウェブサイトなど

注意4 ウェブサイトの編集後はキャッシュを削除する

WP SUPER CACHEの導入後によくある問題として、ウェブサイトを編集した内容が反映されないといった問題があります

これは、端末に保存された編集前のページ情報が残っていることが原因です。そのため、キャッシュを削除する必要があります

削除方法は、設定からコンテンツのページを開いて、「期限切れキャッシュを削除」と「キャッシュを削除」をクリックするだけです。

キャッシュを削除する方法

キャッシュを削除した後は、ウェブサイトを開き直して、編集内容が反映されているかを確認しておきましょう。

キャッシュで表示速度を改善!

WP SUPER CACHEは表示速度を改善するのに有効なプラグインです。

設定方法も簡単なので、初心者の方でも自分のウェブサイトにキャッシュ機能を実装できます。

サイトスピードはユーザーの利便性やアクセス数にも影響する重要な指標です。高品質のデザインや機能を持つサイトであれば、必然的に意識すべきポイントになります。

なお、キャッシュ機能以外にも画像圧縮やLazy Loadの活用も有効なので、これを機会にウェブサイトの高速化を実行したい方は、こちらの記事も合わせてご覧ください。

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