Twitter(ツイッター)のアカウントを電話番号を使用して作成するときに、「第三者に特定されるかもしれない」と心配になった経験のある人たちもいるはずです。見ず知らずの他人に自分の個人情報を知られるのは怖いですよね。
実際のところ、Twitterのアカウントから電話番号を特定することは可能なのでしょうか?
この記事では、Twitterで電話番号は特定するやり方の有無について解説しています。また、電話番号の下二桁はバレてしまう理由も紹介しているので、Twitterを利用している人たちのお役に立てば幸いです。
Twitterで電話番号は特定するやり方はある?
さて、Twitterのアカウントで登録している電話番号を特定するやり方はあるのでしょうか?
結論から言えば、Twitterでユーザーの電話番号を特定する方法はありません。
ただし、第三者にアカウントを乗っ取られてしまった場合、アカウント情報に登録されている電話番号が知られてしまうことがあるので注意してください。
乗っ取りによる電話番号の特定を防止するには、パスワードを複雑にしたり、二段階認証を設定したりするなどのセキュリティ対策を許可する以外にありません。
また、ユーザーIDに電話番号に関連する情報を含んでいる場合、知らない人に連絡先がバレてしまうおそれがあるので、気をつけましょう。
下二桁はバレる理由
また、電話番号でアカウントを作成している場合、パスワードのリセット機能を使うことで「下二桁」までは特定できます。
その理由は、Twitterでパスワードをリセットする際に、ユーザー名に紐づいている電話番号の下二桁が表示される仕様になっているからです。
実際に、Twitterのログイン画面で「パスワードをお忘れですか?」を選択して、ユーザー名を入力すると、次のように電話番号の下二桁が表示されます。
しかしながら、電話番号の下二桁がわかったところで、すべての数字を導き出せるわけではありません。数学的に言えば、電話番号が特定される確率は100万分の1以下です。
そのため、下二桁の数字から電話番号を特定される可能性はほとんどないと言ってよいでしょう。
サブ垢や複数のアカウントでも特定されない
なお、サブ垢や複数のアカウントを使っているからといって、電話番号が特定されやすくなるわけではないので、安心してください。
繰り返しになりますが、Twitterで電話番号を特定する方法はありません。悪質なユーザーにアカウントを盗まれたり、自分や他人が電話番号を想起させる情報を公開しない限り、第三者に知られることはないのです。
ただし、電話番号とTwitterの照合を許可していると、自分の電話番号を端末に保存している人たちにサブ垢や複数のアカウントが特定されてしまう逆のケースはあります。
もし、知り合いにサブ垢や複数のアカウントを知られたくないのであれば、電話番号の照合は許可しないように注意してください。なお、連絡先との照合をオフにしてリア友との繋がりを避けたい人たちは、こちらの記事をご覧ください。
嫌がらせの被害は専門家に相談しよう
恐ろしいことに、Twitterでは個人情報を勝手に投稿する悪質なイタズラを行う人たちがいます。
もし、嫌がらせの被害にあった場合は、弁護士などの専門家に相談しましょう。放っておくと、エスカレートしてしまうかもしれないので、できるだけ早めに対策することをおすすめします。
なお、Twitterの電話番号に関する情報について知りたい方は、こちらの記事を参照してください。