Twitter(ツイッター)の検索エンジンでユーザー名を調べているのにかかわらず、相手のアカウントが検出されずに困った経験のある人たちもいるはずです。
実際のところ、入力内容に間違いがないのに表示されないのに検索結果に表れないのはなぜなのでしょうか?
この記事では、Twitterの検索に出てこない6つの原因と対処法を解説しています。Twitterを利用している人たちは参考にしてみてください。
- Twitterの検索に出てこない原因と対処法が明らかになる。
Twitterの検索に出てこない6つの原因
さて、Twitterに設置されている検索エンジンで相手のツイートやプロフィールが表示されないのは、どうしてなのでしょうか?
その原因は大きく6つあると考えられます。
ここでは、それぞれの理由について説明していきます。
原因1 相手にブロックされている
第1に、自分のアカウントがブロックされている場合、相手のプロフィールとツイートが検索結果に表示されなくなります。
ブロック機能はTwitter上で相手と関わることを防ぐことを目的としているため、検索エンジンで自分をブロックした相手に関する情報を入力しても出てこなくなります。
なお、Twitterでブロックされたときに発生する効果について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
原因2 特定のキーワードを除外している
第2に、特定のキーワードを除外していることが原因かもしれません。
Twitterには、自分が指定したキーワードを除外して調べるマイナス検索という仕組みがあります。
例えば、「バカ」という言葉を除外した場合、「あいつはバカだ」といった投稿は検索結果に表示されなくなります。
このことからも、相手のツイートやプロフィールを検索しても出てこないのは、特定のキーワードを誤って除外している可能性があると考えられます。
なお、Twitterのマイナス検索について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
原因3 センシティブな内容を含む投稿に閲覧制限がかかっている
第3に、センシティブな内容に関連するツイートの閲覧に制限がかかっていることが原因であると考えられます。
センシティブな内容とは、利用者が意図せずにツイートを見てしまった場合に、ネガティブな影響を受ける可能性のある投稿を意味しています。実際に、Twitterの公式HPでは、具体例として次のような項目が列挙されています。
センシティブな内容の基準
- 基準1 写実的な暴力描写
- 基準2 成人向けコンテンツ
- 基準3 強姦及び性的暴行に関するコンテンツ
- 基準4 グロテスクなコンテンツ
- 基準5 ヘイト表現を伴う画像
アカウントの初期設定では、センシティブな内容を表示しない設定になっています。
したがって、解除の手続きが完了していない場合は、上記の基準に関連する刺激の強いツイートは検索結果に出てこないようになっています。
なお、Twitterのセンシティブな内容について知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
原因4 Twitterでエラーが発生している
第4に、Twitterでエラーが発生していることによって、本来的に出てくるはずのツイートやユーザーが検索結果に表示されていない可能性があります。
Twitterがプログラミング技術を基盤とするITサービスである以上、バグによる不具合は避けることはできません。
そのため、エラーが起きたと思ったときは、その事実を確かめたうえで改善措置が完了する待ちましょう。
Twitterのエラーに関する情報を確認する方法については、こちらの記事をご覧ください。
原因5 アカウントがシャドウバンされている
第5に、相手のアカウントがシャドウバンされていることが原因かもしれません。
シャドウバンとは、Twitterの運営側が本人に知られないように利用者のコンテンツを意図的に閲覧できない状態にする制限のことを意味しています。
そのなかでも、サーチバン(Search Ban)という種類が検索結果に表示されない制裁措置であると言われています。ただし、Twitterの公式HPでは、シャドウバンの存在は否定されています。
率直に申し上げると、Twitterではシャドウバンを行っておらず、過去に行ったこともありません。ただしTwitterでは、利用者の皆様がより快適に利用できる環境を構築するため、ツイートのランク付けを行っているため、あなたがフォローしているアカウントのツイートは常に表示されます。
Twitte公式HP『Twitterについての誤解の真相』(最終確認日:2021年6月10日)
上記の引用があるにもかかわらず、ユーザーの間でシャドウバンについて話題になるのは、Twitter側で検索結果に影響を与えるペナルティをアルゴリズムに組み込んでいるからなのかもしれません。
なお、Twitterのシャドウバンに興味のある方は、次の記事もご覧ください。
原因6 アカウントが完全に削除されている
第6に、アカウントが完全に削除されていると、検索結果にツイートやプロフィールは出てきません。
通常、Twitterのアカウントは削除してから30日以上が経過すると、データの一切が消失します。
すなわち、これまで普通に検索できていたのにもかかわず、急に相手のツイートやプロフィールを見つけられなくなっているのは、そもそもアカウントが存在していないからなのかもしれません。
一方、30日が経過していないのであれば、いつでも削除したアカウントを復活させることが可能です。
そのやり方について興味にある方は、次の記事を参照してください。
Twitterの検索に出てこないときの対処法
以上の原因を踏まえたうえで、Twitterの検索に出てこないときの対処法は大きく4つに整理できます。
Twitterの検索に出てこないときの対処方法
- 方法1 ブロックされていないアカウントで検索する。
- 方法2 ミュートしたキーワードを解除する。
- 方法3 センシティブな内容を含むツイートの閲覧を許可する。
- 方法4 Twitterのエラーが改善されるまで1日程度待つ。
- 方法5 ログインせずにTwitterの高度な検索で調べてみる。
上記の対処方法を実行しても、検索の問題が解決しないときは、Twitterのサポートチームに問い合わせしてみましょう。
なお、相手のアカウントが永久凍結されていたり、完全に削除されていたりする場合の対処方法は存在しません。
冷静に対応しよう
以上、Twitterの検索に出てこない6つの原因と対処法に関する解説でした。
Twitterで発生するトラブルには、必ず原因があります。その要因を特定して適切な対処法を取れば、大抵の問題は解決できるので、冷静に対応するように心がけましょう。