Twitterで報告のしすぎは意味がないのか?通報がバレる可能性も考察!

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Twitter(ツイッター)で怪しいアカウントや迷惑なユーザーを見つけたときに、スパムとして報告した経験のある人たちもいるはずです。しかしながら、相手を通報したからといって、必ずしも凍結されるわけではありません。そのため、「何度も報告してアカウントの利用をストップさせたい」という意見もあるでしょう。

とはいえ、アカウントを複数回にわたって報告することに意味はあるのでしょうか?

この記事では、「Twitterで報告のしすぎは意味がないのか?」という疑問について考察しています。また、通報がバレる可能性にも言及しているので、Twitterを利用している人たちは参考にしてみてください。

目次

Twitterでユーザーを報告(通報)する方法

そもそも、Twitterのルールを破る特定のユーザーを報告するには、どうすればよいのでしょうか?

具体的な方法は以下のとおりです。

Twitterでユーザーを報告(通報)する方法

  • 手順1 通報したいユーザーのプロフィールにアクセスする。
  • 手順2 「ユーザー名を報告する」を選択する。
  • 手順3 通報の理由を選択する。
  • 手順4 選択した理由ごとに求められる情報を入力して完了。
Twitterで通報するやり方
Twitterで通報するやり方

通報の理由に個人を標的とする攻撃的なツイートが含まれている場合、報告の信用性を裏付ける材料として署名を求められることがあるので覚えておいてください。

攻撃的なツイートの署名画面
攻撃的なツイートの署名画面

署名は任意なので、自分の個人情報が外部に漏れるのが心配な方はスキップしても問題はありません。ただし、相手のアカウントが攻撃的なツイートにより多くの人たちを傷つけるようなおそれがある場合、報告の信憑性を可能な限り証明したいと考えている方は名前を記述することをおすすめします。

通常、複数のユーザーから問題を報告されたアカウントはTwitterから調査を受けます。そして、ルールに違反する事実が確認された場合、アカウントが凍結されます。なお、仕組みの趣旨を誤解しないように、通報を行う前にTwitterのポリシーをチェックすることをおすすめします。

報告のしすぎは意味がないのか?

実際、嫌がらせの被害を受けた場合、すぐにでも凍結させたくて問題の報告を繰り返そうと考える人たちもいるはずです。とはいえ、一人で報告を複数回にわたって実行することに効果はあるのでしょうか?

残念ながら、一人のユーザーが何度も報告することに意味はない可能性が高いと考えられます。むしろ、報告のしすぎは迷惑行為として、通報した側がスパム扱いされてしまうおそれがあるので注意してください。

もちろん、相手がTwitterのルールを破っている場合、一人の報告でも十分に効果があると推定されます。

けれども、だからと言って、特定のユーザーが通報を単純に繰り返して報告回数を増やしても、意味があるとは思えません。もし、それだけで凍結できるならば、悪用するユーザーが現れてTwitterのコミュニティが大荒れするに違いありません。すなわち、嫌がらせ行為に使われて制度として破綻するでしょう。

なお、複数のアカウントから通報されると、強制的に凍結されるといった話を耳にすることがありますが、根拠がありません。Twitterのヘルプセンターでも通報の人数が凍結の基準になるとは記載されていないので、報告回数や人数よりもルール違反の事実が凍結の要件になると考えるべきでしょう。

通報がバレる可能性はあるのか?

なお、特定のユーザーを通報した場合、本人にバレる可能性はあるのでしょうか?

これに関しては、アカウントを通報しても本人にバレることはないと言えます。いうまでもなく、通報した人が公開されると、相手から恨まれる可能性があります。そのため、明らかなルールを違反を見つけたとしてもも、面倒なトラブルを避けるために報告しない人が増えると考えられます。

しかし、アカウントを報告してもバレないからといって、通報を悪用して凍結に追い込むような行為は絶対にしないように心がけてください。万が一、相手に経済的損失を与えた場合、法的なトラブルに発展するおそれがあります。

軽いイタズラの気持ちだったとしても、相手からすれば人生を狂わせる大きな問題です。特に、企業や有名人のアカウントであるならば、本人の人生に悪影響をもたらすかもしれません。そのため、軽率な行動は慎み、健全な利用を心がけましょう。

無断転載の嫌がらせは容赦無く通報しよう!

クリエイターのみなさんのなかには、Twitterのユーザーから無断で自分が作成した著作物を転載されるという被害を受けている人たちもいるはずです。これに関しては、著作権の侵害に該当するかもしれないのですから、毅然とした態度で通報すべきです。

実際、弁護士法人直法律事務所が運営する「ベンチャースタートアップ弁護士の部屋」では、次のように見解が記述されています。

Twitterは、他人のコンテンツを引用する手順として、引用ツイートという方法を設けていることから、上記規約に定める手順を使用することなく、スクリーンショットの方法で他人の投稿(著作物)を複製してTwitterに掲載することは、著作権法32条に定める「公正な慣行」に合致するものと認めることはできないと判示しました。

ベンチャースタートアップ弁護士の部屋Twitterでのスクショ投稿は著作権侵害になる?』より引用(最終確認日:2023年2月9日)

だからこそ、自分の作品が勝手に使われているときは泣き寝入りするのではなく、SNSの領域に強い弁護士に相談するなどして、受けた損害について妥当な金額を請求するのも創作活動を続ける上で重要なことだと思います。実際、法律に触れるようなアカウントは報告すれば凍結できる可能性も高いと考えられます。

アカウントが凍結されないこともある

そうは言っても、通報した結果、アカウントが凍結されないことも多々あるのは事実です。こればかりはTwitterの運営側のみぞ知ることなので、ユーザー側ではどうしようもないのが実情です。

ただし、Twitterで特定のユーザーから激しい嫌がらせを受けているならば、弁護士に相談して法的に解決するのも一案です。むしろ、その方が手っ取り早く、損失を金銭で取り戻せる可能性があります。

我慢することも時には大切ですが、やるときは徹底的にやるという姿勢を見せないと卑怯で足元を見てくる輩ほど嫌がらせを続けてきます。いざと言う時は、権利の範囲内で問題として取り上げることも重要なのです。

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