Twitter(ツイッター)には独自の専門用語がいくつかあります。「リムる」もそのうちのひとつです。Twitterを頻繁に使用しているユーザーなら一度は見かけたり、使ったりしたことがあるのではないでしょうか。
とはいえ、初心者の方たちからすれば意味がよく分かりませんよね。一体、「リムる」とはどのような意味なのでしょうか?
この記事では「Twitterのリムるとは?」という意味について解説しています。また、リムる方法や理由、「相手にバレるのか?」といった疑問も考察しているので、Twitterを利用している人たちは参考にしてみてください。
- Twitterでよく見かける「リムる」の意味がわかる。
- リムる方法や理由について学べる。
- 「リムったことが相手にバレるのか?」という疑問が解決する。
Twitterのリムるとは?
Twitterでよく見かける「リムる」とは、「リムーブする」の略称でフォローを解除することを意味しています。実際に、例文を参照してリムるの使い方を確認してみましょう。
リムるの例文
最近、友達にリムられたんだよね。
例文の意味
最近、友達にフォロー解除されたんだよね。
リムるがフォローの解除を意味する以上、ネガティブなイメージがあると言ってよいでしょう。Twitterでフォローを外す行為は事実上の関係解消なので、リムられたことにショックを受けるユーザーもいます。
Twitterでリムる方法
それでは、実際に、Twitterで相手をリムるにはどうすればよいのでしょうか?
その方法は次のとおりです。
Twitterでリムる方法
- ステップ1 フォローした相手のページでアクセスする。
- ステップ2 フォロー中をタップすればリムれる。
PCのブラウザとiPhoneやAndroidなどのスマホアプリで操作方法にほとんど違いはないので安心してください。
相手をリムると通知でバレるのか?
なお、相手をリムると通知でバレるのでしょうか?
結論から言えば、フォローを解除してもTwitterから通知が届くわけではないので、すぐにバレることはないでしょう。しかし、相手がフォロワーリストの増減をチェックしていたり、あなたのプロフィールに頻繁にアクセスしたりしている場合、「フォローされています」の表示が消えていることを確認できるので、リムったことは遅かれ早かれ、知られてしまうと言ってよいでしょう。
どのような理由があったとしても、フォローを一方的に解除されることはネガティブに捉えられる可能性が高いはずです。したがって、相手との人間関係に亀裂が入るかもしれないことに留意したうえで、リムったほうがよいと考えられます。
ユーザーをリムる理由
実際のところ、親しくしていた相手からリムられるのはショックですよね。一体、そこには、どのような原因があるのでしょうか?
これに関しては、大きく5つの理由があると考えられます。
ユーザーをリムる理由
- 理由1 相手を傷つけるような発言を投稿している。
- 理由2 自慢が多い。
- 理由3 幼稚な投稿で呆れられた。
- 理由4 趣味や興味が合わない。
- 理由5 偏った考え方を押し付けてくる。
ここでは、それぞれの要因について説明していきます。
理由1 相手を傷つけるような発言を投稿している
第1に、フォロワーを傷つけるような発言を投稿している場合は、リムる人たちが出てくると考えられます。
たとえ、自分に悪気がなかったとしても、相手がツイートの内容をネガティブに解釈してネガティブな気持ちになる可能性はあります。その結果、この人の投稿は今後、見たくないとフォローを外してしまうわけです。
とりわけ、人種、性別、国籍などの社会的属性に対して非難するようなツイートは安易にアップロードしないことを推奨します。
理由2 自慢が多い
第2に、リッチな生活を見せびらかすような自慢が多いツイートが多いと、フォロワーがリムる可能性があります。いうまでもなく、他人の自慢を聞いたところで、ユーザーには何の得もありません。むしろ、イライラする人たちもいるのではないでしょうか。
ただ、近年では、お金持ちの生活をコンテンツ化して情報発信しているインフルエンサーもいるので、一概に否定できません。すなわち、エンターテイメントとして面白いのであれば問題ないわけです。
けれども、自分が他人と比べて優れた存在であることを顕示するようなツイートは嫌悪感の対象となるかもしれないので注意してください。
理由3 幼稚な投稿で呆れられた
第3に、幼稚な投稿ばかりで呆れられてしまった結果、フォロワーが離れてしまうことがあるでしょう。例えば、他人に迷惑をかける行為を面白おかしく発信する人たちもいますが、第三者からすれば「常識がない」あるいは「やりすぎ」と否定的に捉えられてしまうことがあるわけです。
近年では、バカッターと呼ばれる迷惑なユーザーが逮捕される事件もあったように、他人に対して経済的損失を被らせるようなことをネタとして実行する人たちもいます。Twitterは開かれた言論空間なので、常軌を逸した投稿をアップするのはやめたほうがよいでしょう。
なお、バカッターについて知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
理由4 趣味や興味が合わない
第4に、趣味や興味が合わないことからリムるユーザーもいます。フォロワーのなかには、フォローリストを定期的に整理する人たちもいます。その際に、「この人の投稿は役に立たない」と判断されてしまうこともあると考えられます。
もし、自分がフォローしてもらいたい人たちが離れていってしまう場合は、投稿内容を見直して、相手のためになるツイートを企画することを心がけましょう。
理由5 偏った考え方を押し付けてくる
第5に、偏った考え方を押し付けるようなユーザーは敬遠されてしまうおそれがあります。とりわけ、近年では、個人の価値観は人それぞれであるという考え方が浸透しています。
そのため、一定の立場を頭ごなしに否定する行為は拒絶されてしまうわけです。もちろん、自分の信念を表現することが重要なことですが、相手に伝わらなければ何も言っていないのと同じかもしれません。その意味では、本当に伝えたいことを伝えるには相手との信頼関係がより重視される時代になったと言ってもよいでしょう。
なお、リムられることについて、くわしく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
リムられたことを管理するアプリ
企業などの団体でアカウントを運営している場合、「なぜ、ユーザーが離れてしまったのか?」を考えることは改善策を講じるためにも重要です。したがって、リムられたことを管理したい方は「えごったー」というアプリを使ってみてください。
えごったー公式HPより引用(最終確認日:2020/5/25)
自分のTwitterアカウントでログインして「えごったー」と連携すれば、すぐに使用できます。「いつ、だれにリムーブされのか?」だけではなく、フォローやブロックなどTwitterのアクティビティに関する情報を簡単に調べられるので、アカウントを分析するのに役立ちます。
その他にも専用アプリはありますが、あれこれと使うよりもツールを絞って管理したほうがよいので自分が使いやすいものを選択しましょう!
なお、フォロー・リムーブ管理のツールとして有名な「人事ったー」や「りむられったー」はサービスを終了しています。
フォロワーを意識した投稿を心がける
情報発信はどこまでいっても相手がいて成立することです。したがって、フォロワーを意識した投稿を心がけることがエンゲージメントを高めることに繋がります。
近年では、フォロワーを購入して見せかけのマーケティングを行う水増しインフルエンサーが話題となっていますが、中身のない情報を見る時間は無駄です。Twitterの利用方針を明確にしてユーザーに価値ある情報を届けましょう!