Twitterでは、独自の専門用語やネットスラングがたくさんあります。「らぶりつ」もそのうちのひとつです。
2021年6月16日現在、らぶりつは死語になりつつありますが、タイムラインで見かけると、その意味が気になる方たちも多いのではないでしょうか。
この記事では、Twitterのらぶりつとは何かについて解説しています。また、「らぶりつ」と一緒に使われることの多い「お迎え」との関係も紹介しているので、Twitterを利用している人たちは参考にしてみてください。
- Twitterで見かける「らぶりつ」の意味がわかる。
- 「お迎え」との関係について理解が深まる。
Twitterのらぶりつとは?
Twitterのらぶりつとは、ユーザーに対して「いいね」と「リツイート」をくださいという意味です。
「いいね」がハートマークのアイコンであることから「らぶ」と言い換えられて、そこにリツイートの「りつ」が合わさって、「らぶりつ」という言葉が誕生しました。
参考までに、「らぶりつ」が使用されているツイートをいくつか紹介します。
らぶりつは死語なのか
結論から言えば、らぶりつは、まだ死語ではありません。
実際に、Twitterの高度な検索で「らぶりつ」と検索すると、2021年6月18日現在でも、「らぶりつ」という単語を含むツイートがいくつも出てきます。
とはいえ、アカウントのプロフィール情報を見てみると、10代の若者が頻繁に使う言葉ではないようです。
もしかしたら、「らぶりつ」を使っている人たちは、数年前からTwitterを頻繁に利用しているユーザーである可能性が高いと言えるかもしれません。
らぶりつからのお迎え
また、Twitterの投稿を見ていると、「らぶりつからのお迎え」という表現がよく使われています。
これは一体、どういう意味なのでしょうか?
「らぶりつからお迎え」は、いいねとリツイートをくれたユーザーをフォローしたり、いいねやリツイートを返したりすることをいいます。いわゆる、恩返しのようなものであると言ってよいでしょう。
とはいえ、実際のところ、形式的な相互フォローの関係では、ツイートが見られることはほとんどないと考えたほうがよいと思います。
数字だけでのフォロワー稼ぎに時間をかけるのは見栄を張るには役立つかもしれませんが、それ以外にほとんど意味はないのではないでしょうか。なお、相互フォローについて、くわしく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
らぶりつの釣りに注意!
しかしながら、「らぶりつ」を含んだツイートを投稿しているアカウントのなかには、アダルトな誘いを含んでいるものが数多く存在します。
おそらく、そのほとんどは詐欺的なものや不純異性交流に該当するものである可能性が高いので、一時の感情で衝動的に絡むのはやめたほうがよいと思います。
TwitterをはじめとするSNSでは、匿名性を隠れ蓑にして犯罪行為を企んでいる人たちがたくさんいます。軽率な判断が自分の人生を壊してしまうことにもなりかねません。
インターネットはデバイスを通じて世界につながっています。他人から見えていないというのは大きな勘違いなのです。
みなさんも「らぶりつ」を含む釣り行為には、くれぐれも注意してください。