Twitter(ツイッター)を開いたときに、全てのアカウントがログアウトされていて困った経験のある方たちもいると思います。実際のところ、自分でサインアウトした覚えがないのにもかかわらず、勝手にログアウトされているのは怖いですよね。果たして、どうして何もしていないのにログアウトされてしまったのでしょうか?
この記事では、Twitterで勝手にログアウトされる原因と対処法を解説しています。現在の最新情報を踏まえて紹介しているので、Twitterを利用している人たちは参考にしてみてください。
- 勝手にログアウトされた原因と対処法が明らかになる。
- アカウントを安全に管理する知識が身に付く。
- 最新情報を踏まえたTwitterの不具合について把握できる。
Twitterで勝手にログアウトされる原因
さて、Twitterでアカウントが勝手にログアウトされてしまったのは、どうしてなのでしょうか?
その理由は大きく4つあると考えられます。
Twitterで勝手にログアウトされる原因
- 原因1 Twitter側で不具合が発生している。
- 原因2 アカウントが乗っ取られた。
- 原因3 iOS15版のアプリを使っている。
- 原因4 半年以上ログインせずにアカウントが消えた。
ここでは、それぞれの要因について説明していきます。
原因1 Twitter側で不具合が発生している
第1に、Twitter側で不具合が発生していることが原因である可能性があります。
Twitterでは定期的に不具合が発生しています。そのなかには、アカウントのログイン状態に影響を与える障害もあると推定されます。
もし、Twitterでバグが発生したことが原因であると感じたら、Twitter或いは別なSNSに設置されている検索エンジンで「Twitter 勝手にログアウトされた」と検索してみてください。あなたと同じトラブルを抱えている人たちがリアルタイムで呟いていた場合、Twitterに問題が発生したと判断できるでしょう。
Yahoo知恵袋にも定期的に同じトラブルを持つユーザが質問しているので、こちらから問題が解決するか確認しましょう。
なお、Twitterの不具合について調べる方法について、くわしく知りたい方は次の記事をご覧ください。
原因2 アカウントが乗っ取られた
第2に、自分のアカウントが乗っ取られたことが原因であると考えられます。近年、TwitterをはじめとするSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)では、悪質な第三者による不正アクセスでアカウントを盗まれる被害は多発しています。
実際に、アカウントが奪われた場合、犯人は登録情報を変更して自分の思い通りにアカウントを操作できるようにする可能性があるため、勝手にログアウトされてしまうおそれがあるわけです。もし、アカウントが乗っ取られた可能性が少しでもある場合は、すぐに取り戻すための手続きを開始してください。
くわしくはTwitterの公式HPに記載されている「アカウントが乗っ取られた場合の対処」を確認してください。
なお、Twitterでアカウントを乗っとる犯人を特定したいと考えている方たちは、こちらの記事を参考にしてみてください。思っている以上に骨が折れる作業ですが、経済的損失を受けた場合は思い切って法的な手段を取るのもよいでしょう。
原因3 iOS15版のアプリを使っている
第3に、iOS15版のアプリを使っていることが原因であるかもしれません。
Twitterでは、2021年11月25日にiOS15を使っているユーザーに向けてアカウントが勝手にログアウトされる不具合が起きていることを発表しています。
現在ではバグが修正されているため、勝手にログアウトする現象は発生していない模様です。とはいえ、今後もTwitterのアップデートに伴って予期せぬエラーが発生することは十分にあり得ることだと理解しておくべきでしょう。
アカウントが使えなくなったときのために大切なフォロワーとの連絡手段は別に用意しておくことを推奨します。Twitterだけの繋がりだとアカウントにログインできなくなったときにコミュニケーションが二度と取れなくなってしまう危険性があるの注意してください。
原因4 半年以上ログインせずにアカウントが消えた
第4に、6ヶ月以上ログインしなかったことでアカウントが消えてしまったと推測されます。
Twitterでは、半年以上ログインの形跡が見られない場合、アカウントを自動的に削除するというルールが定められています。これに関しては、Twitterのヘルプセンターでも次のように記述されています。
アカウントの作成後は、積極的にログインしてTwitterをご利用ください。アカウントをアクティブな状態に保つには、少なくとも6か月ごとにログインするようにしてください。アクティブでない期間が長期にわたると、アカウントが恒久的に削除される場合があります。
Twitterヘルプセンター『運営の痕跡がないアカウントに関するポリシー』より引用(最終確認日:2022年3月4日)
以上の引用からも明らかなように、Twitterを長い期間にわたって使用していない場合は自然消滅の可能性を疑ってみてください。なお、アカウントの自然消滅に関する詳細について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
勝手にログアウトされたときの対処法
上記の原因を踏まえたうえで、勝手にログアウトされたときはどのように対応すればよいのでしょうか?
その対処法は大きく4つあると言えます。
勝手にログアウトされたときの対処法
- 対処法1 パスワードを再発行する。
- 対処法2 外部アプリとの連携を解除する。
- 対処法3 1日程度待ってからログインする。
- 対処法4 アカウントを作り直す。
ここでは、それぞれの対策について説明していきます。
対処法1 パスワードを再発行する
はじめに、アカウントが乗っ取られた可能性がある場合、パスワードを再発行しましょう。
それによって、乗っ取り犯からアカウントを奪い返せるかもしれません。具体的なやり方は次のとおりです。
Twitterのパスワードをリセットする方法
- ステップ1 ログインページにアクセスする。
- ステップ2 「パスワードをお忘れですか?」を選択する。
- ステップ3 ユーザーIDを入力して「検索」を選択する。
- ステップ4 メールあるいは電話番号にチェックをつけて「次へ」を選択する。
- ステップ5 メールやSMSに届いたリセット専用のコードを入力して「認証する」を選択する。
- ステップ6 新しいパスワードを設定して「パスワードをリセット」を選択して完了。
リセット専用コードを受け取ってから60分以上が経過すると、暗証番号が使えなくなってしまうので注意してください。
対処法2 外部アプリとの連携を解除する
続いて、外部アプリとの連携を解除しましょう。
恐ろしいことに、一般に流通している外部アプリのなかには、アカウントを勝手に操作する悪質なものが紛れ込んでいることがあります。実際、開発元が怪しいサービスはスパムの危険性があるので、「何か変だな」と少しでも違和感があったら、すぐに連携を解除することを推奨します。
なお、アプリの連携解除について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
対処法3 1日程度待ってからログインする
続いて、1日程度待ってから再度、ログインしてみましょう。
Twitterでバグが発生した場合、しばらく時間が経過すれば元に戻ることがほとんどです。Twitterは今となってはグローバルなSNSですから、エンジニアのチームには優秀な保守・運用を担当するスタッフがいるはずです。
その意味では、バグが修正されるまで焦らずに待つのが最も確実な対処法になることもあるわけです。
対処法4 アカウントを作り直す
最後に、アカウントが自然消滅した場合は作り直すしかありません。
なお、アカウントに半年間ログインしなかったことが原因で消えてしまった場合、復活させることはできないので注意してください。
アカウントを安全に管理しよう
TwitterをはじめとするSNSでは、乗っ取りやスパムなど自分を陥れようとする罠が張り巡らされています。だからこそ、パスワードを複雑な英数字の組み合わせにしたり、怪しい外部アプリとの連携を避けたりするなど、自分でアカウントを安全に管理する工夫が必要です。
「これくらい大丈夫」という油断は思わぬ損害を生み出すきっかけになるかもしれません。人間関係を基盤とするサービスであるがゆえに、自分を守ることはフォロワーを保護することにもつながります。セキュリティに関する正確な知識を身につけて、Twitterを楽しく利用することを心がけていきましょう。