Twitter(ツイッター)では鍵アカウントにしていない限りは不特定多数のユーザーがツイートを閲覧することができますが、誰がツイートを見たのか気になることも多いですよね。
とはいえ、ツイートのインプレッションから誰が見たのかを判断できるかどうか知らないという方も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、Twitterのインプレッションの確認方法や誰が見たか判断できるのかという疑問について詳しく解説します。
- インプレッションについて確認方法を学べる。
- インプレッションをチェックするメリットが明らかになる。
- インプレッションについて誰が見たかという疑問を解消できる。
そもそもインプレッションとは?
インプレッション(impression)は”印象”や”気持ち”などの意味のある言葉です。インターネットのなかでもWeb広告やオンラインコンテンツにおいてのインプレッションは、コンテンツが表示された回数のことを指します。
Twitterにおけるインプレッションとは?
Twitterにおけるインプレッションは”ツイートが誰かに表示された回数”のことを指します。
Twitterでは「おすすめ」や「フォロー中」、さらには「トレンド」などからさまざまなツイートを閲覧することができますが、インプレッションはどこから見られたかは関係なく、単純にツイートが表示された回数のことを指します。
Twitterのインプレッションを確認する方法
Twitterのインプレッションを確認する方法はアプリ版とブラウザ版でやや異なります。
以下でそれぞれの方法でのインプレッションの確認方法を解説します。
アプリ版の場合
Twitterのアプリ版でインプレッションを確認するためには、インプレッションを確認したいツイートの右下の📊マークに書かれている数字で確認することができます。
📊マークを選択する、もしくはツイート詳細をから「アナリティクスを表示」を選択することでインプレッションの他にエンゲージメントなども確認することができます。
Twitterのアプリ版では現状すべてのツイートのインプレッションをまとめて確認する機能が実装されていないため、それぞれのツイートごとにチェックする必要があります。
ブラウザ版の場合
Twitterのブラウザ版でのインプレッションを確認する方法は、アプリと同様にツイートごとに確認する方法に加え、まとめてインプレッションなどを確認する方法があります。
アナリティクスをまとめて確認する方法は以下の手順です。
- ステップ1 ホーム画面のメニューにアクセスする。
- ステップ2 Creator Studioを選択する。
- ステップ3 「アナリティクス(Analytics)」を選択。
上記の手順を行うことでツイートのインプレッションを一度に確認することができるため、複数のツイートのインプレションを確認したい場合はブラウザ版を利用することがオススメです。
インプレッションとエンゲージメントの違いは?
Twitterのアナリティクスを見てみるとインプレッションとエンゲージメントという項目がありますが、この2つは混同されやすい言葉です。エンゲージメントはユーザーがツイートを見たときに何かしらのアクションを起こした回数のことを指します。具体的にはツイートに対して以下のようなアクションを起こしたときにエンゲージメントにカウントされます。
- いいね
- リツイート
- 引用リツイート
- タイムラインからツイートの詳細を表示
- リプライ
- ツイートからプロフィールへの移動
- アカウントをフォロー
このようにTwitterのエンゲージメントはツイートが表示されたうえで何かしらのアクションを起こした数のことを指します。つまり、インプレッションのなかでどれくらいの割合のユーザーがアクションを起こしてくれたのかを確認することができるのです。
例えば、インプレッション数が「1,000」のときにエンゲージメント数が「10」の場合、1,000人のユーザーにツイートが表示され、その中の10人がアクションを起こしてくれたという計算になります。このように、インプレッションとエンゲージメントは密接な関係にあるものの全く異なる言葉です。
Twitterのインプレッションをチェックするメリット
ここでは、Twitterのインプレッションをチェックする4つのメリットについて説明してきます。
インプレッションをチェックする4つのメリット
- (鍵垢の場合)フォロワーがどれくらいツイートを見てくれているか把握できる。
- ツイートがバズっているのを確認できる。
- Twitter広告の効果を分析できる。
- Twitter Blue(X Premium)を有効活用できる。
それぞれのメリットについて、以下で詳しく解説します。
(鍵垢の場合)フォロワーがどれくらいツイートを見てくれているか把握できる
鍵垢の場合、インプレッション数をチェックすることでフォロワーのうちどれくらいの人数が自分のツイートを見てくれているのかを把握することができます。
例えば1,000人のフォロワーがいる場合のインプレッションが100の場合はフォロワーの10人に1人がツイートを見てくれていると推測できます。ただし、自分が表示したときや同じユーザーが複数回表示したときもカウントされるため目安として判断しましょう。
ツイートがバズっているのを確認できる
ツイートがバズっているかどうかを確認するためには「いいね数」や「リツイート数」を確認することも重要ですが、インプレッション数を見ればバズっているかどうかが一目瞭然です。
Twitter広告の効果を分析できる
Twitterの広告は誰でも簡単に出稿することができますが、インプレッションを確認することでTwitter広告の効果を分析することができます。
広告の効果を分析するためにはインプレッション数とエンゲージメントを確認することが大切です。インプレッション数のうちエンゲージメントが発生した割合を確認して、効果的な広告を出稿できているか確認することができます。
Twitter Blue(X Premium)を有効活用できる
「Twitter Blue」に加入することでさまざまな機能を利用できますが、そのなかでもツイートに対する返信が優先的に上位表示されてユーザーの目に留まりやすくなるというメリットがあります。
Twitterを通じてアフィリエイトや集客などを行っている場合、ツイートの返信からインプレッションを集めることも重要になるため、インプレッション数から「Twitter Blue」の加入が効果的か確認することができます。
Twitterのインプレッションから誰が見たか分かる?
Twitterのインプレッションを確認するうえで”誰が見たか”ということは非常に気になる部分ですが、どのユーザーがインプレッションを見たかをチェックすることはできません。
また、年齢や性別、地域などのユーザー属性をチェックすることもできないため、インプレッションはあくまで「どれくらいツイートが表示されたか」を確認するためだけに利用できる数値です。
インプレッションの詳細を表示してしまうと個人情報保護の観点から問題が起きてしまう可能性もあるため、今後もインプレッションから誰が見たかを判断することはできないでしょう。
ただし、以下の行動をとると誰が見たかと分かるので注意しましょう。
Twitterで閲覧がバレてしまう行動一覧
- フォロー
- コメント
- いいね
- リツイート
追跡ツールならインプレッションから誰が見たか分かる?
Twitterの関連ツールとして「Twitter訪問者解析システム」や「Twitter足跡確認くん」などの追跡ツールがあります。これらのツールでは誰がツイートを閲覧したかを確認できるということを謳っていますが、すべて個人情報を不正利用したスパムツールですので、使用することは禁止されています。
まとめ
本記事では、Twitterのインプレッションの確認方法や誰が見たか判断できるのかという疑問について詳しく解説しました。
Twitterではインプレッションを確認することでどれくらいのユーザーがツイートを閲覧したかどうかを確認することはできますが、誰が見たかまでを確認することはできません。誰が見たかどうかは非常に気になるポイントとなりますが、個人情報となるため閲覧できることは今後もないでしょう。