Twitter(ツイッター)には、ルールやポリシーに違反するアカウントの利用を制限する凍結という仕組みがあります。そのなかでも、一番厳しい制裁措置が「永久凍結」です。
この記事では、「Twitterの永久凍結とは何か?」について解説しています。また、普通の凍結との見分け方や解除方法について考察しているので、Twitterを利用している人たちは参考にしてみてください。
- Twitterの永久凍結について基本的な知識が得られる。
- 普通の凍結との見分け方が学べる。
- 永久凍結の解除方法について考えるきっかけになる。
Twitterの永久凍結とは?
Twitterの永久凍結とは、アカウントが半永久的に使えなくなることです。
永久凍結されたアカウントは、世界中のどこからアクセスしても閲覧できません。
加えて、永久凍結したアカウントの持ち主は今後、新しいアカウントを作成できなくなってしまいます。
仮にTwitterに新規登録したとしても、すぐに凍結されてしまいます。
アカウントが永久凍結される理由
とはいえ、なぜ、アカウントが永久凍結されてしまうのでしょうか?
結論から言えば、Twitterのルールを違反し続けると、運営側から改善する意思のないアカウントと見なされて永久凍結されてしまいます。
例えば、Twitterは選挙や住民投票の妨害や選挙の結果を誤解させるようなツイートを投稿した場合、警告や削除を行うと同時に、5回の違反でアカウントを永久凍結すると明言しています。
詳細はTwitterの公式ページ『市民活動の阻害に関するポリシー』を確認してみてください。
そのほかにも、犯罪予告や明らかな法律違反が見受けられるようなアカウントは永久凍結されると考えられます。
通常の凍結との見分け方
なお、通常の凍結と永久凍結を見分けるにはどうすればよいのでしょうか?
これに関しては、サポートチームに対して異議申し立てを行なった際に、アカウントが永久凍結されたといった回答を得ることで明らかになります。
また、新しくアカウントを作れない場合、永久凍結されていると判断できるでしょう。
永久凍結を解除する方法はあるのか?
さて、永久凍結を解除する方法はあるのでしょうか?
結論から言えば、正当な理由に基づいて異議申し立てすれば、アカウントの永久凍結が解除される可能性はあります。
永久凍結を解除する方法
- ステップ1 異議申し立て専用ページにアクセスする。
- ステップ2 必要事項及び問題の詳細を入力する。
- ステップ3 送信を押して完了。

例文については以下の内容を参考にしてみください。【】内の文章は自分の状況に応じて修正しましょう。
永久凍結に対する異議申し立ての例文
平素よりお世話になっております。【代表名】と申します。私は【アカウントを作成した年月日】からTwitterを利用しています。この度、【アカウントが永久凍結された年月日】に、【ユーザー名】がロックされているのを確認いたしました。
こちらで原因を検証した結果、【永久凍結の理由になったと考えられる行為が発生した年月日】の【永久凍結の理由になったと考えられる行為の内容】が永久凍結の理由であると推察しております。
以下、その概要をまとめています。
【永久凍結の理由になったと考えられる行為の詳細】
ただ、上記の内容は【違反していない理由】という点から、永久凍結されるべき行為ではないと考えております。それでも、永久凍結の判断が覆らない場合は、その理由と根拠を示してください。何卒よろしくお願いいたします。
ただし、明らかなルール違反を繰り返している場合は、永久凍結は解除されないと言ってよいでしょう。あくまでも、運営側の判断が間違っていることを論理的に説明できるのか。ここがポイントになると考えられます。
IPアドレスや電話番号などの個人情報を変更して、アカウントを無理やりに作成することはできるかもしれませんが、Twitterの利用それ自体を見直していかない限り、同じ過ちを繰り返してしまうと思います。
もちろん、悪意のあるユーザーもいるので、このあたりはイタチごっこが続かざるを得ないです。なお、Twitterの異議申し立てについてくわしく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

他人のアカウントを永久凍結させる
Twitterのポリシーに違反する他人のアカウントを永久に凍結させることはできるのでしょうか?
これに関しては、Twitterの通報機能を使えば可能であると考えられます。
ただし、アカウントが正常に利用されているのであれば、通報の仕組みを濫用するのはやめましょう。
相手に経済的損失を生じさせた場合、法的なトラブルに発展するおそれがあります。
ルールを守って安全に利用しよう!
Twitterのルールを守っていれば、アカウントが永久凍結されることはありません。
社会でSNSのあり方が少しずつ見直され始めている昨今、「これくらいは大丈夫」といった軽率な行動が人生を台無しにすることは十分にあり得ることです。
デバイス越しであったとしても、自分が社会に関与している現実を忘れずに、健全な利用を心がけましょう。

