Twitterを利用している際に、「自分が他人のページにアクセスしたら、足跡がついて相手にツイートを見ていることがバレるのだろうか?」と疑問に思ったことはありませんか?
結論から言えば、Twitterに足跡機能はありません。この記事では、その詳細について解説しています。また、足跡を確認できるアプリと称するものが出回っていますが、個人情報を盗むスパムである場合があるので注意してください。
- Twitterの足跡機能に関する情報を得られる
- 足跡確認系のアプリについて正しい知識を得られる
Twitterに足跡機能はない!
Twitterの公式プラットフォームには足跡機能はありません。また、2020年9月現在、Twitter以外の企業でアカウントページにアクセスしたユーザーの履歴を見られるようなアプリが開発されているといった情報もありません。
ユーザーのなかには、「だれが自分のツイートを見ているのか?」を知りたい人たちもいるかもしれませんが、Twitterの閲覧状況は個人の思想・信条・趣味・嗜好に関わる情報です。
もし、第三者に中身を知られてしまうとなれば、安心してツイートを見ることができなくなるでしょう。そのため、Twitterで足跡を検索するようなサービスが実装される確率は極めて少ないと考えられます。
なお、Twitterの閲覧数(インプレッション)はアナリティクスなどのサービスを利用すれば簡単に調べることができます。詳細は、こちらの記事をご覧ください!
https://pendelion.com/twitter-engagement足跡確認アプリのスパムに注意しよう!

Twitterの足跡を調べたいという人たちを標的にしたスパムがで出回っているので注意してください。例えば、Twitter足跡解析ツール、Twitter訪問者解析システム、Twitter足跡確認くんなどがあります。
これらのアプリには、個人情報を抜き取るためのウィルスが仕込まれているので、インストールしないように気をつけてください。もし、ダウンロードしてしまった場合は、速やかに削除することをおすすめします。
インターネットの世界では、便利そうに見えても、ユーザーをだまして金儲けする悪質なものが無数に存在します。したがって、利用者自身がセキュリティの意識を持たないと思わぬ被害に合うおそれがあるので注意しましょう!
ツイートを見ていることがバレる3つの行為

Twitterに足跡機能はありませんが、相手にツイートを閲覧している事実がバレてしまうことがあります。ここでは、その原因となる操作について3点ほど紹介したいと思います。
その1 いいね&リツイートの誤操作
第1に、いいね&リツイートの誤操作で相手にツイートを閲覧していることがバレてしまうことがあります。
例えば、スマートフォンをロックするのを忘れて、ポケットに入れて勝手にボタンが押されてしまったり、スワイプしているうちに誤ってタッチされたりすることで相手に通知が送られてしまうケースなどが考えられます。
その2 公開リストに追加する
第2に、公開リストにアカウントを追加すると通知が送信されるので、相手に自分が閲覧していることがわかってしまいます。
もし、相手に自分が閲覧している状況を知らせたくないのであれば、リストを非公開に設定したほうがよいでしょう。ただ近年、Twitterのバグで非公開リストが閲覧可能な状態になるといった事件も発生しているので注意が必要です。
くわしくは、こちらの記事をご覧ください。
https://pendelion.com/twitter-closing-listsその3 Twitterにはサジェスト機能がある
第3に、Twitterにはアカウントのアクティビティ・ログに基づき、おすすめのユーザーを表示してくれるサジェスト機能があります。
サジェストの基準は明確ではありませんが、どうやら頻繁にツイートを閲覧していたり、コメントなどのコミュニケーションが発生したりすると、おすすめのユーザーとして表示されやすいようです。
記録を残さずTwitterを見る方法

アカウントの記録を残さずにTwitterを見る方法は大きく2つあります。
- Yahoo!リアルタイム検索を利用する
- ブラウザからTwitterの高度な検索にアクセスする
これらの方法を使えば、アカウントを作成しなくてもツイートを閲覧できるので記録が残ることは基本的にないと思います。
したがって、相手におすすめのアカウントとして自分のページがサジェストされることもないので安心です。詳細は次の記事を参照してください。
https://pendelion.com/twitter-for-viewing-only非公式サービスを利用する際は
足跡の検索系アプリだけではなく、Twitter以外の非公式サービスをアカウントに紐づける際は、スパムなどの被害に合わないように注意しましょう!
悪意のあるハッカーたちはユーザーの素朴なニーズを利用して、ウィルスをばら撒いています。サービスを使う前に「そのサイトの発信元は安全なのか?」を意識するだけで危険を回避できるかもしれません。
記事に関する意見・質問