Twitter(ツイッター)を利用し始めたばかりの頃、ツイート上でやり取りしていたフォロー外のユーザーから「DMを解放してくれませんか?」と言われたことのある人たちもいると思います。Twitterを使い慣れていない場合、「DMの解放」の意味を理解できずに困ってしまいますよね。実際のところ、TwitterのDMを解放するとは、どのような意味なのでしょうか?
この記事では、「TwitterのDM解放とは何か?」を明らかにしたうえで、DMを解放するやり方と解放されてない状態を解説しています。また、「鍵垢の場合でもDMを解放できるのか?」という疑問についても考察しているので、Twitterを利用している人たちは参考にしてみてください。
- TwitterのDM解放に関する基本的な知識が身に付く。
- 「DMを解放しないどうなるのか?」という疑問が解決する。
TwitterのDM解放とは?
TwitterのDM解放とは、すべてのユーザーからメッセージを受け取る設定が完了している状態のことを意味しています。
通常、DMが解放されている場合、プロフィールにメッセージのアイコンが表示されます。逆を言えば、メッセージのアイコンが非表示になっている場合は、DMは解放されてないと判断できます。
ただし、アカウントの初期設定ではDMが解放されていないので、設定を変更しない限り、フォロー外のユーザーからDMを受け取ることができないままになってしまいます。
例えば、自分の投稿に対してFF外の利用者からコメントがきて会話が盛り上がっている場合、フォローするような関係にまではならなくても、DMでやり取りを続けたいと考える人たちもいます。その場合に、「DMを解放してください」と言われることがあります。あるいは、Twitterで何かしらのキャンペーンを実施している際に、「自分でDMを送ってください」とツイートしているのにもかかわらず、DMを送信できない場合にも「DMの解放」をコメント欄で頼まれることがあるでしょう。
TwitterのDMを解放するやり方
それでは、TwitterのDMを解放するには、具体的にどうすればよいのでしょうか?
ここでは、スマホとPC別にやり方を説明していきます。
スマホの場合
iPhoneやAndroidなどのスマホにインストールしたTwitterのアプリからDMを解放するやり方は、次のとおりです。
TwitterのDMを解放するやり方(スマホの場合)
- ステップ1 「設定とプライバシー」を選択する。
- ステップ2 「プライバシーとセキュリティ」を選択する。
- ステップ3 「すべてのアカウントからメッセージを受け取る」をオンにする。
PCの場合
続いて、PCのブラウザからDMを解放する方法は以下の手順にしたがってください。
TwitterのDMを解放するやり方(PCの場合)
- ステップ1 「設定とプライバシー」を選択する。
- ステップ2 「プライバシーと安全」を選択する。
- ステップ3 「ダイレクトメッセージ」を選択する。
- ステップ4 「すべてのアカウントからメッセージリクエストを許可する」にチェックを入れて完了。
上記の設定が完了すると、プロフィールにDMを送付するボタンが表示されるようになります。その時点からフォロー外からメッセージを受信できるようになるわけです。
とはいえ、いきなりDMを送付するのはハードルが高いので、FF外のユーザーと積極的に関わりを持ちたいのであれば、自己紹介に「御用のある方はお気軽にDMを送ってください」と記述してあげるとよいでしょう。
DMを解放しないとどうなるのか?
なお、TwitterでDMを解放しないとどうなるのでしょうか?
結論から言えば、フォロー外のユーザーがあなたと直接、連絡を取り合う手段がなくなってしまいます。利用者のなかには、第三者が閲覧できるツイート上でコミュニケーションするのは気が引けるという人たちもいます。
そのため、プロフィールを見て興味を持った人からコンタクトがくる機会がなくなってしまうので、予期せぬチャンスを逃してしまうかもしれません。
加えて、リツイートのキャンペーンに参加している際に、抽選結果を知らせるDMを受け取れないといったトラブルも起きる可能性があるかもしれません。応募条件などの内容を確認することを忘れないようにしましょう。
しかしながら、DMの解放がきっかけとなって怪しいメッセージが届く危険性もあるので注意してください。具体的には、次に挙げる3つの項目に気を付けましょう。
DMを解放する際に注意すべきこと
- 注意点1 スパムメールや怪しいURLを開かない。
- 注意点2 ネットワークビジネスや宗教などの勧誘に気を付ける。
- 注意点3 見ず知らずの人からの誘いは断る。
近年では、アカウントの乗っ取りも頻繁に発生しているので油断していると、想定外の損失を被るおそれがあります。もちろん、すべてが悪いDMとは限りませんが、ネット上の知らない人との関わり方に関しては用心することに越したことはないと言ってよいでしょう。
鍵垢でもDMを解放できるのか?
なお、鍵垢でもDMを解放できるのでしょうか?
結論から言えば、非公開のアカウントでもDMを解放できます。すなわち、メッセージのアイコンが表示されている鍵垢なら、DMのやり取りが可能です。
そのため、フォローリクエストが承認されないときは、プロフィールにアクセスしてDMを送ってみるのもよいでしょう。
鍵垢はフォローの承認を受けない限り、投稿やリプを見ることできません。その意味では、DM解放は非公開のアカウントとコミュニケーションを取る限られた手段のひとつであると言えます。
なお、Twitterの鍵垢について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
DMを解放できないときの対処法
上記の方法を実行しても、DMを解放できない場合、次に挙げる3つの原因があると考えられます。
DMを解放できない原因
- 原因1 Twitterでバグが発生している。
- 原因2 アプリが最新版ではない。
- 原因3 インターネット環境が悪いところで操作している。
特に、Twitterの不具合が原因でDMを解放できない場合は、しばらく様子を見て再度、手続きをしてみてください。Twitterのバグに関しては以下の記事を参照してください。
また、アプリを最新にして、通信環境が整った場所で操作しているのにもかかわらず、DMの受け取りが可能にならないときはサポートチームに問い合わせてみましょう。Twitterの問い合わせについては次の記事を参照してください。
怪しいDMには注意しよう
DMを解放することによって、フォロー外のユーザーと交流できるようになるのでチャンスが広がる可能性があります。特に、フリーランスや副業を頑張っている方たちはTwitterを上手に活用することで仕事を得られるかもしれません。
その一方で、Twitterを悪用している人たちもたくさんいます。怪しい誘いやURLが送られたときは、無視することを心がけましょう。油断をしていると、人生を台無しにするような犯罪に巻き込まれてしまう危険性もあります。Twitterは便利な道具ですが、使い方次第では自分にとってマイナスを生み出します。賢い使いこなすテクニックを身につけて楽しみましょう。