Twitter(ツイッター)でDMを受け取った際に、既読マークをつけると都合が悪いときがありますよね。「メッセージを確認しているのにもかかわらず、いつまでも返事がない」と相手に不快感を与えないように、既読と返信のタイミングに気を使っている人たちも多いのではないでしょうか。
しかしながら、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)が当たり前に使われるようになったと同時に、「相手がメッセージを読んだのか?」を確認できる時代になったことで息苦しさを感じている人たちもいるはずです。TwitterもDM機能が実装していますが、既読マークをつけずに会話を確認するやり方はないのでしょうか?
この記事では、TwitterのDMに既読をつけない方法を解説しています。また、LINEのような長押しによる効果や端末の機内モードの有効性についても考察しているので、Twitterを利用している人たちは参考にしてみてください。
- TwitterのDMで既読をつけない方法がわかる。
- 長押しの有効性について学べる。
- 既読がついていたのに消えた原因がわかる。
TwitterのDMに既読をつけない方法
通常、TwitterのDMを送った相手がメッセージを開くと、読んだ事実を知らせる既読マークが表示されます。送信時には、DMの右下に出てくるチェックマークは灰色の状態ですが、相手が内容を確認すると青色に変化します。これによって、既読と未読を見分けられる仕様になっているわけです。

送り主からすれば、相手の状況がわかるので便利ですが、受取人からすれば、既読状況の詳細を知られるのは困る場合がありますよね。果たして、TwitterのDMで相手に既読をつけないようにするには、どうすればよいのでしょうか?
ここでは、スマホのアプリとPCのブラウザ別にやり方を説明していきます。
スマホの場合
iPhoneなどのスマホでTwitterのアプリを使っている場合、DMの既読マークを付けない方法は次のとおりです。
スマホの場合
- ステップ1 「設定とプライバシー」をタップする。
- ステップ2 「プライバシーとセキュリティ」をタップする。
- ステップ3 「既読通知を表示」がオフにして完了。

ブラウザの場合
続いて、PCなどのブラウザでTwitterを使っている場合、DMに既読をつけない設定は下記の手順を参照してください。
ブラウザの場合
- ステップ1 「設定とプライバシー」をタップする。
- ステップ2 「プライバシーとセキュリティ」をタップする。
- ステップ3 「既読通知を表示」のチェックを外して完了。

上記の設定を行うことで、相手は自分がメッセージを閲覧した事実を把握できなくなります。すなわち、DMの右下に表示されるチェックマークはいつまで経っても、グレーのままで変化しません。とりわけ、「既読無視するのが申し訳ない」と感じてしまう人たちは既読通知を非表示にすることを推奨します。
DMの送り主からしても、既読通知をオフにしていることが事前にわかっていれば、既読マークがつくことを確認しないはずです。そのほうがお互いに気楽にDMのやり取りができるようになる可能性があるかもしれません。
長押しによる確認で既読はつかないのか?
また、LINEのようにスマホでDMを長押しすることで既読をつけずにメッセージを読むことはできるのでしょうか?
結論から言えば、Twitterでは長押しでDMを確認すれば、既読つけずに内容を確認できます。

ただし、長押しで確認できるDMは最初の画面に表示される内容のみです。画面をスクロールして過去のメッセージを閲覧することはできません。その意味では、相手とリアルタイムでやり取りしている際に、長押しはDMの内容を瞬時に確認するときに便利な方法であると言ってよいでしょう。
ただし、押すタイミングを間違えると、メッセージが既読になってしまうので注意しましょう。もし、既読を消したいのであれば、既読通知をオフにしてください。それによって、DMの右下に表示されている青色のチェックマークは灰色の状態に戻ります。
機内モードでも既読はつかないのか?
機内モードとは、スマホやPCをオフライン状態にするために実装されている機能のことです。端末を「機内モード」にしてかから、DMを閲覧することで既読をつけずに内容を確認できると言われていますが、実際のところはどうなのでしょうか?
これに関しては、インターネット接続が絶たれる以上、TwitterのプラットフォームにDMを閲覧した操作が反映されないので既読はつかないというのは理屈として成り立ちます。たしかに、2022年1月現在、iPhoneを「機内モード」にしてDMを閲覧すると、その時点では相手に既読はつきませんでした。
ただし、DMを閉じた直後に「機内モード」を解除すると、いつも通り青いチェックマークが表示されてしまいました。おそらく、Twitterにはオフライン状態の操作履歴を最新の表示画面から把握する何らかの仕組みがあるのかもしれません。いずれにしても、機内モードを活用したDMの閲覧方法はあまりおすすめできないので使わないほうがよいでしょう。
既読がつかないのに返信がくることもある
なお、上記の設定を踏まえると、自分のメッセージに既読がつかないのに返信がくることもあります。すなわち、既読通知がオフになっているため、未読と既読にかかわらず、DMの右下に表示されているチェックマークは灰色のままなわけです。
「どうして既読がついていないのに返信がくるんだろう」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、そのときは既読通知を非表示にしているユーザーとDMをやり取りしていることが原因であると判断してよいでしょう。
既読無視に振り回されないように注意しよう
TwitterをはじめとするSNSのDM機能には、既読確認機能が付いています。たしかに、相手がメッセージを読んでいることがわかるのは便利です。けれども、既読と返信のタイミングは必ずしも一致しません。もちろん、DMno内容次第ではありますが、「既読しているのだから早く返信しろ」というのは少々、自分勝手のような気もします。
相手には相手の都合があるわけですから、「既読無視されている」という被害意識はお互いの関係をギクシャクさせるだけで何も良いことがないはずです。仕事に集中しているかもしれないし、テスト勉強を頑張っているかもしれません。人それぞれに固有の状況があるので、「既読無視=自分が蔑ろにされている」と決めつけないようにしましょう。
むしろ、既読通知をオフにして自分のタイミングで返信したほうが相手と無理なくコミュニケーションができるので、双方にとってメリットが大きいのではないでしょうか。