英語圏で生活している人たちのツイートで「wacth my bio!」という投稿を見かけることがありますが、「ビオって何だろう?」と疑問を持たれている方たちもいると思います。一体、bioとは何なのでしょうか?
この記事では、Twitterのbioの意味について解説しています。また、日本語での読み方やおしゃれな書き方も紹介しているので、Twitterを利用している人たちは参考にしてみてください。
- Twitterで投稿されているbioの意味を学べる。
- bioの読み方について正確な知識を得られる。
- bioのおしゃれな書き方について事例を踏まえて把握できる。
Twitterのbioとは?
Twitterのbioとは、biographyの略称で「プロフィール」のことを意味しています。
例えば、「Watch my bio.」というツイートは「私のプロフィールを見て!」と訳されます。
日本人のユーザーはbioという言葉をあまり使っていないように見受けられますが、英語圏では頻繁に利用されています。
近年では、音声型SNSのclubhouseでプロフィール欄にbioと表記されていることから、SNSの専門用語として国内でも使われ始めています。
bioの正しい読み方
さて、bioを見ると、ついつい「ビオ」とそのまま発音したくなりますが、正しい読み方は何なのでしょうか?
bioの読み方はバイオです。これは、bioの語源となるbiographyを「バイオグラフィ」と発音することに由来しています。
しかしながら、日本で「私のバイオを見てください」と言ったところで、口語としてはほとんど意味が伝わらない可能性が高いと言えます。
したがって、bioは英語表記の「書き言葉」として使われる以外に利用する場面はほとんどないと言ってよいでしょう。
おしゃれなbioの書き方
ところで、ユーザーにとって魅力的なbioを書くにはどうすればよいのでしょうか?
bioのおしゃれな書き方に関して論じることはできませんが、ここではモデルや芸能人のインフルエンサーを事例として3つのポイントを紹介していきます。
おしゃれなbioの書き方
- ポイント1 キャッチフレーズを1行でまとめる。
- ポイント2 絵文字や特殊文字で表現する。
- ポイント3 スラッシュや縦棒で属性を区切る。
ポイント1 キャッチフレーズを1行でまとめる
第1に、キャッチフレーズを1行にまとめて記述するのもbioのおしゃれな書き方として人気のようです。
実際に、菜々緒さんやIMALUさんのbioは詩的な表現でシンプルにまとめられています。
菜々緒さんの公式Twitterより引用(最終確認日:2021年8月19日)
IMALUさんの公式Twitterより引用(最終確認日:2021年8月19日)
自分が大切にしている価値観やイメージをポエティックに表現することで、bioを閲覧した人たちの印象に残りやすいといった利点もあると考えられます。
ポイント2 絵文字や特殊文字で表現する
第2に、絵文字や特殊文字でbioを可愛く表現している人たちもいます。
具体例を挙げると、アーティストの福永浩平さんやDaokoさんのプロフィールには、特殊文字を活かした装飾が施されていて、印象的なビジュアルに仕上がっています。
福永浩平さんの公式Twitterよりも引用(最終確認日:2021年8月19日)
Daokoさんの公式Twitterよりも引用(最終確認日:2021年8月19日)
なお、Twitterで特殊文字を作る方法について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
ポイント3 スラッシュや縦棒で属性を区切る
第3に、スラッシュ(/)や縦棒(|)で自分のプロフィールに関する属性を区切っているのも、おしゃれで分かりやすい表記として人気になっています。
具体的に言えば、出身/血液型/仕事や所属/身長/年齢/趣味など自分を説明するための要素を文章ではなく、単語として並べておくことで、ぱっと見て印象に残りやすいbioを作成しているユーザーがたくさんいます。
ここでは、参考までにアーティストのtofubeatsさんとモデルの水原希子さんのbioを引用しておきます。
tofubeatsさんの公式Twitterより引用(最終確認日:2021年8月19日)
Kiko Mizuharaさんの公式Twitterより引用(最終確認日:2021年8月19日)
自分らしい素敵なbioを作ろう
TwitterをはじめとするSNSのbioはユーザーに自分のことを知ってもらうための重要な情報です。
近年では、フォロワーを集めることを目的とするbioの書き方を研究している人たちもたくさんいますが、Twitterを利用する目的に応じて、自分らしい素敵なbioを作ることが大切だと思います。
一方で、すべてをありのまま伝えるわけにもいかない現実もありますが、嘘の経歴を記述したり、相手を誤解させるような表現を使っていたりすると、最終的にバレたときに信頼を不可逆的に損ねるおそれがあるので注意してください。
「これくらい何ともない」という油断が取り返しのつかないトラブルを招いてしまうこともあります。ユーザーに対して誠実なbioのあり方を模索しつつ、賢明な選択を心がけましょう。