ツイートアクティビティのカウントに自分は含まれる?除外方法も紹介

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Twitter(ツイッター)で効率よくプロモーションを実施する際に、ツイートに対するユーザーの反応を把握して、よりよい投稿を立案することが求められます。その際に、ツイートアクティビティで投稿ごとの反応をチェックしている人たちもいるのではないでしょうか。

ただ、データを分析するときに正確な情報を得たいところですが、自分がツイートにアクセスしたときも数値に変化が見られるような気がして困っている人たちもいるはずです。果たして、ツイートアクティビティのカウントには、自分の行動が反映されているのでしょうか?

この記事では、「ツイートアクティビティのカウントに自分は含まれるのか?」という疑問について考察しています。また、除外方法の有無や活用法についても検討しているので、Twitterを利用している人たちは参考にしてみてください。

本記事を読んで得られること

  • 「ツイートアクティビティのカウントに自分が含まれているのか?」という疑問が解決する。
  • ツイートアクティビティから自分を除外する方法の有無がはっきりする。
  • ツイートアクティビティの活用方法が身に付く。
目次

ツイートアクティビティとは?

ツイートアクティビティとは、Twitterのユーザーが自分の投稿に対して反応した行動の種類と数値を測定してくれる機能のことです。

ツイートを見た回数や詳細のクリック数だけではなく、フォロー・いいね・RT等の反応回数を総括したエンゲージメント数や固定リンクのクリック数など、幅広い指標からユーザーの動向を読み解くことができます。

ツイートアクティビティはだれでも無料で利用できるので、マーケティングのツールとして利用されています。具体的な見方は次のとおりです。

ツイートアクティビティの使い方

  • ステップ1 ツイートを開く。
  • ステップ2 下部の「ツイートアクティビティを表示する」を選択する。
ツイートアクティビティの使い方
ツイートアクティビティの使い方

ツイートアクティビティのカウントに自分は含まれる?

なお、ツイートアクティビティのカウントに自分のアクセスは含まれるのでしょうか?

結論から言うと、自分のアカウントでツイートにアクセスした場合であっても、ツイートアクティビティの数値にカウントされるので注意してください。実際に、テスト用のアカウントでツイートを投稿して、自分のタイムラインを8回リロードすると、下記のような結果になりました。

ツイートアクティビティに自分が含まれる事例
ツイートアクティビティに自分が含まれる事例

上記の画像からも分かるように、インプレッションが8回分、カウントされていました。これは自分の端末をリロードしてツイートを画面上に表示させた回数と一致しています。このことからもツイートアクティビティの数値に自分の行動が反映されるのは事実であると言ってよいでしょう。

自分を除外する方法はあるのか?

しかしながら、自分がツイートにアクセスした数もツイートアクティビティに含まれてしまうと、ユーザーからの反応に関する正確な数値を把握しづらいですよね。実際のところ、自分を除外する方法はあるのでしょうか?

残念ながら、ツイートアクティビティから自分を除外する機能はありません。そもそもツイートアクティビティにはユーザーを個別に識別する仕組みは実装されていません。すなわち、自分のツイートを「誰が見たか?」がわからないことに加えて、自分と他人を区別することもできないのです。

そのため、特定の投稿に関するツイートアクティビティの正確なデータを収集したいのであれば、自分の投稿にアクセスしないように注意してください。あるいは、ツイートアクティビティの数値から自分がアクセスした回数を差し引きましょう。

鍵垢はツイートアクティビティに反映されるのか?

加えて、鍵垢が特定のツイートにアクセスした場合、ツイートアクティビティに反映されるのでしょうか?

これに関しては、鍵垢でもツイートアクティビティの回数にカウントされます

その事実を証明するために、今回は2つの鍵垢を使って実験を行いました。具体的に言うと、一方の鍵垢で「テストツイート」と投稿し、他方の鍵垢でタイムラインに「テストツイート」が表示されたままリロードを繰り返し、ツイートに1度アクセスしました。

鍵垢の行動もツイートアクティビティに反映される例
鍵垢の行動もツイートアクティビティに反映される例

その結果、鍵垢で投稿を表示した回数とアクセスした回数がツイートアクティビティに反映されていました。すなわち、非公開のアカウントでもツイートアクティビティの数値にカウントされることがわかりました。

ツイートアクティビティの活用法3選

以上の性質を踏まえたうえで、ツイートアクティビティをエンゲージメントを高めるために活用するには、どうすればよいのでしょうか?

ここでは、便利な活用法を3ほど紹介していきます。Twitterを本格的に運用しようと考えている人たちは参考にしてみてください。

活用法1 インプレッション数でツイートの波及力を測定する

インプレッションを確認する
インプレッションを確認する

第1に、インプレッション数を確認して、ツイートの波及力を測定するという活用法があります。インプレッションとは、ユーザーがあなたのツイートを端末に表示した回数です。インプレッション数が多ければ多いほど、たくさんの人たちにツイートを見てもらえる可能性があることがわかります。

そもそも、どんなに内容が優れたツイートだったとしても、相手の画面に表示されなければ意味がありません。特に、相手のフォローリストが多すぎたり、ユーザーの利用時間と投稿時間が合致していなかったりする場合は、インプレッションが低下するおそれがあるので注意してください。

活用法2 エンゲージメント総数でツイートの影響力を評価する

エンゲージメント総数を確認する
エンゲージメント総数を確認する

第2に、エンゲージメント総数でツイートの影響力を評価するという活用方法があります。エンゲージメント総数とは、ユーザーが特定のツイートに対して取った行動をまとめたものです。具体例を挙げると、リツイート数、いいね、URLを開いた数などがエンゲージメント総数に含まれます。

ユーザーがあなたの投稿に興味を持ったからこそ、ツイートに反応しているわけですから、エンゲージメント総数が多いほどユーザーに与えた影響が大きいことがわかります。何らかの戦略をツイートに施した場合、その結果を評価する指標として役立ちます。

また、自分が過去に投稿したツイートのエンゲージメント総数を確認して、数値が良かった投稿に共通する特徴を導き出して参考にするのもよいでしょう。

活用法3 エンゲージメント率で改善の効果を把握する

第3に、エンゲージメント率を割り出して、改善の効果を適切に把握するという活用方があります。エンゲージメント率とは、インプレッションに対してエンゲージメントが占める割合のことを指します。

この割合が高まっていくほど、自分の施策がユーザーに効果的に影響していることがわかります。すなわち、Twitterの運用戦略が成功していると判断できるわけです。エンゲージメント率が好調であると評価する具体的な指標としては下記を参考にしてください。

2016年にインフルエンサー・マーケティング・プラットフォームのマーカリー(Markerly)が、200万人のソーシャルメディア上のインフルエンサーを対象として、実施した調査があります。

<フォロワー数:エンゲージメント率>
1000未満:8%
1000~1万:4%
1万~10万:2.4%
10万以上:1.7%

STASEON『インフルエンサーのエンゲージメント率はどのくらいなのか?』より引用(最終確認日:2022年3月20日)

自分のツイートを改善してエンゲージメント率の向上を目指してみましょう。

ツイートアクティビティで定量的に運用しよう

ツイートアクティビティのカウントには自分のアクセスも含まれてしまいますが、うまく使えばツイートが与えるユーザーへの影響力を定量的に分析することができます。だれでも簡単かつ無料で利用できるので、Twitterの初心者にとっても便利なツールであると言ってよいでしょう。

何となく適当にやっているだけでは成果は出せません。仮に、それで結果が得られたとしても、まぐれで再現性は伴わないでしょう。だからこそ、原因と結果を数値で結びつけながら把握すれば、Twitterを上手に運用できるようになるはずです。ぜひとも、ツイートアクティビティを活用してみてください。

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