Twitter(ツイッター)では、個人でも複数のアカウントを作成できます。実際に、利用目的に応じてアカウントを使い分けている人たちはたくさんいるはずです。
とはいえ、アカウントの登録数に上限はないでしょうか?
この記事では、「Twitterのアカウントは何個まで作成できるのか?」という疑問について回答しています。Twitterを利用している人たちのお役に立てれば幸いです。
Twitterのアカウントは何個まで作成できるのか?
さて、Twitterでは、アカウントの作成数に上限は設けられているのでしょうか?
結論から言えば、Twitterのアカウントは原則として何個でも作ることができます。
個人や法人といった運営主体の違いによって登録できる数に制限がかけられることはありません。
ルール違反で凍結されるおそれがある
ただし、Twitterのルールに違反した場合は、アカウントを凍結されてしまうおそれがあるので注意してください。これに関しては、Twitterのヘルプセンターでも次のように記述されています。
プラットフォームの操作はさまざまな形態をとる可能性があるため、Twitterルールは、以下を含む幅広い禁止行為に対処することを意図しています。
・共謀により、複数のアカウント、偽のアカウント、プログラムやスクリプトを使い、人為的に会話に影響を与えようとする行為
Twitterヘルプセンター『プラットフォームの操作とスパムに関するポリシー』より引用(最終確認日:2021年8月10日)
ここでいう「共謀」とは、複数のアカウントを使って自作自演や炎上をしかける行為を指していると推定されます。
例えば、ユーザーから注目を集めているように演出するために、自分が作成した複数のアカウントで「いいね」やリツイートを大量に行ったり、特定のツイートに対してアカウントを入れ替えて非難したりすることは禁止されていると考えられます。
なお、ポリシーを破り続けて、アカウントが永久凍結された場合、その後からTwitterを利用できなくなるおそれがあるので、気をつけましょう。詳細は、以下の記事を参考にしてみてください。

登録情報で作成可能なアカウント数は違う
また、アカウントの新規登録で使用する個人情報に応じて作成できる数に違いがあります。
紛らわしい言い方ではありますが、個人がアカウントを所有する数に制限はありませんが、電話番号とメールアドレスで作成できるアカウント数にリミットはあるので注意してください。
ここでは、電話番号とメールアドレスの上限数について説明していきます。
電話番号の場合
電話番号の場合は、1件につき最大10アカウントまで作成できます。
これに関しては、Twitterのヘルプセンターにも次のように記載されています。
電話番号は、最大で10個のアカウントに登録できます。パスワードリセットのリクエストやログイン認証などのセキュリティ機能についてのショートメール(SMS)は、携帯電話番号を登録した各アカウントに届きます。
Twitterヘルプセンター『電話番号に関するよくある質問』より引用(最終確認日:2021年8月10日)
もし、今、使っている電話番号で既に10件のアカウントを登録しているのなら、別の電話番号やメールアドレスを使う必要があります。
なお、10件に達していないのにもかかわらず、電話番号でアカウントを作れないときは、こちらの記事をご覧ください。

メールアドレスの場合
続いて、メールアドレスの場合は、1つにつき1アカウントまでしか登録できません。
メールアドレスは、一度に1つのTwitterアカウントにしか使用できません。メールアドレスを使用できない場合、Twitter上に別のアカウントを所有している可能性があります。
Twitterヘルプセンター『すでに使われているメール、電話番号、またはユーザー名のヘルプ』より引用(最終確認日:2021年8月10日)
上記の引用からも明らかなように、メールアドレスを使って複数のアカウントを作りたいのであれば、その分だけ新しいメールアドレスを発行する必要があります。
具体的な方法としては、Gmailやヤフーメールなど信頼できるサービスを活用することをおすすめします。
捨てアドのような適当なものを使ってしまうと、パスワードのリセットやアカウントの乗っ取り対策を実行する際に、不必要な手間が発生するおそれがあります。
くわしくは、次の記事を参照してください。

ポリシーを遵守しよう
アカウントは何個でも作成できるとはいえ、Twitterのポリシーを守らないと凍結されてしまいます。
趣味や仕事など自分の活動領域に応じて作り分けておくのは便利だと思いますが、アカウントの管理も手間になってくるので必要最低限の数に留めておくことをおすすめします。
なお、Twitterのアカウントについて知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

