X(旧Twitter)アカウントの乗っ取りはなぜ起きる?原因や対処法などを解説

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Twitterはクレジット情報や個人情報などを入力してなくとも利用できるSNSであるため、アカウント管理をしっかりと行わずに乗っ取られてしまうというケースが多発しています。

しかし、Twitterのアカウントが乗っ取られてしまうとフォロワーにも被害が出てしまうことがあるため、しっかりとした対策と対処をする必要があります。

そこで本記事では、Twitterの乗っ取りの原因、対処法などについて詳しく解説します。Twitterを乗っ取られてしまった方や未然に防ぎたいという方はぜひ最後まで読んでみてください。

目次

Twitterの乗っ取りとは?

Twitterの乗っ取りとは、ウイルスやハッキングなどの悪意のある攻撃によってパスワードやアカウント情報が乗っ取られてしまい、Twitterアカウントに勝手にログインされてしまうことを指します。

アカウントが乗っ取られてしまうと、勝手にツイートされるだけではなく、フォロワーの情報、アカウントハックなどのさまざまな悪影響が起きてしまうため、未然に乗っ取りを防ぐことが大切です。

携帯電話番号でアカウント登録していた場合、悪質なハッカーに自分の番号が知られてしまうおそれもあります。その結果、個人情報が悪用されてしまうリスクもあります。

Twitterの公式ヘルプセンターでは乗っ取りが疑われる場合について以下のように発表しています。

・アカウントから心当たりのないツイートがされている。
・アカウントから心当たりのないダイレクトメッセージが送信されている。
・その他の心当たりのない操作(例: フォロー、フォロー解除、ブロック)が行われている。
・アカウントが乗っ取られている可能性があるという通知をTwitterから受け取った。
・変更していないにもかかわらず、アカウント情報が変更されたという通知をTwitterから受け取った。
・パスワードが使用できなくなり、リセットを促すメッセージが表示された。

Xヘルプセンター『アカウントが乗っ取られた場合のヘルプ』より引用(最終確認日:2023/9/3)

このように、Twitterの乗っ取りにはさまざまな状況が考えられるため、少しでも乗っ取りの疑いがある場合はしっかりと確認することが大切になります。

アカウントが乗っ取られる原因

Twitterアカウントが乗っ取られる主な原因は以下の通りです。

  • ハッキングによる不正ログイン
  • アプリ連携による不正ログイン

それぞれの原因について、以下で詳しく解説します。

ハッキングによる不正ログイン

Twitterにログインするためにはユーザー名・電話番号・メールアドレスのいずれかを設定する「ログインID」とパスワードの2つの情報を設定する必要がありますが、これらのログイン情報を知られてしまうと不正にログインされてしまいアカウントが乗っ取られてしまいます。

ログインIDとパスワードは公開している情報ではありませんが、ウイルスやマルウェアなどの悪意によって情報が抜き取られてしまうことがあるため、難しいパスワードを設定していたとしても油断はできません。ただし簡単なパスワードに設定してしまうと単純に推測されてしまい不正ログインされてしまうこともあるため、パスワードは予測が困難なものに設定しましょう。

また、以下の記事ような怪しいDMも個人情報を不正に取得しようとしている可能性があるので、注意しましょう。

セキュリティを簡単に強化したいと思った方は、Twitterの2要素認証を設定することで乗っ取りを未然に防ぐことも可能です。

アプリ連携による不正ログイン

Twitterには多くの「サードパーティーアプリ」と呼ばれる関連アプリが存在しており、インストールすることでTwitterをより便利に使用することができます。しかし、この「サードパーティーアプリ」はTwitterが公式に開発しているアプリケーションではないため、中にはそのアプリとTwitterを連携することでログイン情報を抜き取られてしまい乗っ取りの原因になってしまうのです。

また、Twitterでは「診断」というコンテンツがありますが、診断するためにログイン情報が必要なサービスは乗っ取りが目的である可能性もあります。

そのため、Twitter社が提供している公式のアプリケーションやコンテンツ以外にログイン情報を提供する場合は、提供元が信頼できる企業なのかを確認したうえで利用することが大切です。

アカウントの乗っ取りを確認する方法

Twitterの乗っ取りを確認する方法はさまざまとなっており、一般的には以下の方法で乗っ取りされていないか確認することができます。

  • 勝手にツイートされていないか
  • 勝手にDMが送信されていないか
  • 新規ログインの通知が来ていないか

上記のことを確認することで乗っ取りを確認することができます。ただし、上記の内容がみられない場合であっても乗っ取られている可能性があるため、以下の方法でログイン履歴を確認してみることがオススメです。

  • ステップ1:ホーム画面のメニューを表示
  • ステップ2:「設定とサポート」から「設定とプライバシー」を選択
  • ステップ3:「セキュリティとアカウントアクセス」を選択
  • ステップ4:「アプリとセッション」を選択
  • ステップ5:「アカウントアクセス履歴」を選択
  • ステップ6:パスワードを入力してログイン情報を確認

このような手順でログイン情報を確認することで「Twitter for iPhone 2023/08/22 18:49:36 133.XXX.XXX.XXX (Japan)」のように、ログイン端末や日時、場所などをの情報を一覧で確認することができるため、不正ログインされていないかを確実に確認することができます

乗っ取られた際の対処法

Twitterの乗っ取りが分かったときの対処法はログインできるケースとできないケースで異なります。それぞれの対処法について以下で詳しく解説します。

ログインできるときの対処法

Twitterのアカウントが乗っ取りされた状態でもログイン状態を保っている場合は、パスワードの変更とメールアドレスの変更を行うとともに、以下の手順でアプリ連携を解除します。

  • ステップ1:ホーム画面を左にスライドしてメニューを表示
  • ステップ2:「設定とサポート」から「設定とプライバシー」を選択
  • ステップ3:「セキュリティとアカウントアクセス」を選択
  • ステップ4:「アプリとセッション」を選択
  • ステップ5:「連携しているアプリ」を選択
  • ステップ6:不要なアプリを選択して「アクセス権を取り消す」を選択

ログインできないときの対処法

ログインできない場合はTwitterに対応してもらうことを待つしかありません。まずはパスワードリセットフォームからパスワードのリセットをリクエストを行います。それでもアカウントの乗っ取りが解決しない場合はXヘルプセンターに直接問い合わせることで解決する可能性があります。

パスワードのリセット方法は以下の記事で詳しく解説しています。

まとめ

本記事では、Twitterの乗っ取りの概要と原因、対処法などについて詳しく解説しました。

Twitterのアカウントが乗っ取られてしまうと勝手にツイートされたり、悪意のあるDMが送られてしまうなど、自分にもフォロワーにも悪影響があるため、しっかりとした対策を取るとともに乗っ取られてしまった場合は迅速に対処することが大切です。

ぜひ本記事を参考にしてTwitterの乗っ取りに適切に対処してみてください。

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