「Twitter(ツイッター)でアカウントが見当たらない……」
昨日まで確かに存在していたアカウントを突如として見つけられなくなると不安になりますよね。実際のところ、どうしてアカウントが突然、削除されてしまったのでしょうか?
この記事では、Twitterのアカウントが急に消えた6つの理由を解説しています。また、消えたアカウントを復元する方法についても考察しているので、Twitterを利用している人たちは参考にしてみてください。
- Twitterのアカウントが急に消えた理由が明らかになる。
- アカウントが消えたことを確認する方法がわかる。
- 消えたアカウントを復元するやり方について学べる。
Twitterのアカウントが急に消えた6つの理由
なぜ、Twitterのアカウントが急に消えてしまったのしょうか?
その理由は大きく6つあると考えられます。
Twitterのアカウントが急に消えた6つの理由
- 理由1 アカウントに6ヶ月以上ログインしていなかった。
- 理由2 第三者に乗っ取られて消された。
- 理由3 Twitterのポリシーに違反し続けた。
- 理由4 Twitterで不具合が発生した。
- 理由5 ユーザー情報が変更されている。
- 理由6 相手にブロックされた。
ここでは、それぞれの要因について説明していきます。
理由1 6ヶ月以上ログインしていなかった
第1に、アカウントに6ヶ月以上ログインしていなかったことで、自動的に消去されてしまった可能性があります。
Twitterのヘルプセンターが公開する『運営の痕跡がないアカウントに関するポリシー』では、休眠状態のアカウントに対する削除措置について次のように記述されています。
アカウントの作成後は、積極的にログインしてTwitterをご利用ください。アカウントをアクティブな状態に保つには、少なくとも6か月ごとにログインするようにしてください。アクティブでない期間が長期にわたると、アカウントが恒久的に削除される場合があります。
Twitterヘルプセンター『運営の痕跡がないアカウントに関するポリシー』より引用(最終確認日:2021年8月4日)
上記の引用からも明らかなように、半年に1回以上のログインしないと、アカウントが勝手に消えてしまうことがあるので、注意してください。なお、アカウントの自然消滅については、こちらの記事をご覧ください。
理由2 第三者に乗っ取られて消された
第2に、第三者にアカウントを乗っ取られて消されたことが原因かもしれません。
近年、不正アクセスによるアカウントの乗っ取りが多発しています。
個人情報が不正に利用されたり、なりすましで知り合いに詐欺行為を働いたりするなど、深刻な被害に発展するケースも少なくありません。そして、最終的に、奪われたアカウントは証拠隠滅のために削除されてしまう可能性が高いと考えられます。
もし、アカウントが乗っ取られた場合は、Twitterの公式HPで適切な対応を確認して、すぐにTwitterのサポートチームに問い合わせしましょう。
理由3 Twitterのポリシーに違反し続けた
第3に、Twitterのポリシーに違反し続けた場合、アカウントが永久凍結されて消えてしまうことがあります。
永久凍結とは、Twitterの利用を恒久的に停止する最も厳しい制裁措置です。正当な理由による異議申し立ての手続きがなければ、一定期間が過ぎたあとで、カウントが完全に消去されてしまうと考えられます。
これに関しては、Twitterのヘルプセンターでも次のように記述されています。
永久凍結する: これは、Twitterによる最も厳しい対応です。アカウントが永久凍結されるとグローバルで閲覧対象から削除され、違反者は新しいアカウントを作成できなくなります。Twitterはアカウントを永久凍結する場合、攻撃的な行為による違反が見られるためにアカウントを凍結した旨を通知し、どのポリシーに違反したか、どのコンテンツが違反したかについて説明します。
Twitterヘルプセンター『強制的対応の適用レベルと適用範囲』より引用(最終確認日:2022年9月30日)
上記の引用にもあるとおり、Twitterのルールは守らないとアカウントが見れなくおそれがあります。なお、永久凍結について知りたい方は次の記事を参照してください。
理由4 Twitterで不具合が発生した
第4に、Twitterで不具合が起きたことによって、アカウントが消えてしまった可能性があります。
Twitterもプログラミング技術を基盤とするシステムであるため、一定の頻度でエラーが発生します。そのなかには、アカウントが急に削除されてしまうトラブルもあるかもしれません。
ただし、バグが修正されたタイミングでアカウントが復活する可能性が高いので、1日程度を目安に時間を置いてからアカウントを再び検索しましょう。なお、Twitterの不具合について知りたい場合は次の記事をご覧ください。
理由5 ユーザー情報が変更されている
第5に、ユーザー情報が変更されていることからアカウントを発見できていないと考えられます。
Twitterでは、アカウントの名前やIDを変更できます。実際に、ユーザー情報が変わると、検索エンジンに過去のアカウント名やユーザーIDを入れても出てこないので、削除されたように感じてしまうわけです。
その場合は、フォローリストからアカウントを探してみましょう。どうしても見つからない場合は、あなたがいいねした過去の投稿を調べてみることをおすすめします。
理由6 相手にブロックされている
第6に、相手にアカウントをブロックされたことが原因であると推察されます。
Twitterでは、アカウントをブロックされると、相手のページを検索できなくなります。その結果、アカウントが消えたように感じるわけです。
しかしながら、実際は自分のアカウントがブロックされているだけである可能性もあるので、ブロックリストに入れられた事実をチェックしてみることを推奨します。なお、相手にブロックされたことを確認する方法について知りたい方は次の記事もご覧ください。
アカウントが消えたことを確認する方法
実際に、自分のアカウントを消えたことを確認するにはどうすればよいのでしょうか?
その方法は次のとおりです。
アカウントが消えたことを確認する方法
- ステップ1 Twitterの検索エンジンにユーザーIDを入力して検索する。
- ステップ2 「ユーザー」を選択する。
- ステップ3 「検索結果はありません」と表示されたら自分のアカウントが消えたと判断できる。
なお、Twitterにバグが発生した場合、検索結果が適切に表示されないことがあります。そのため、3日間ほど上記の確認作業を繰り返してことをおすすめします。いずれも同じ結果であれば、アカウントが消えたことは事実であると考えられます。
アカウントを復元する方法
さて、アカウントが消えたときに復元する方法はあるのでしょうか?
これに関しては、Twitterの問い合わせからアカウントの復活に関する手続きを行なってください。
アカウントを復元する方法
- ステップ1 アカウントの復活を申請するページにアクセスする。
- ステップ2 「アカウントを復活させようとしている」を選択する。
- ステップ3 「アカウントの復活に関する問い合わせ」を選択する。
- ステップ4 ユーザー名とメールアドレスの不備をチェックする。
- ステップ5 「発生している問題に関する説明」を記述して送信ボタンを押す。
発生している問題に関する説明に記入する文章は以下の例文を参照してください。【】内は状況に応じて修正してください。
例文
平素よりお世話になっております。
【ユーザー名】としてTwitterを利用しております。
【日程】よりアカウントが消えていることを確認いたしました。
こちらではアカウントを削除していないことから、乗っ取りや不具合などが原因である可能性がございます。
Twitterのポリシーにも準じた利用を心がけておりましたので、現時点において思い当たることがございません。
つきましては、アカウントが消えた理由をお知らせください。
また、こちらに非がないのであれば、早急にアカウントを復活させる手続きを進めさせてください。
お忙しいところ恐縮ではございますが、ご回答の程、よろしくお願い致します。
必ずしも上記のような文章である必要はありませんが、自分でアカウントを消していないという事実を明確に記しておくことがポイントになると考えられます。
ただし、アカウントが休眠状態と見なされて自然消滅した場合は、復元できないので注意してください。
なお、永久凍結が原因でアカウントが消えてしまった場合は、Twitterのポリシーに違反していないときに限って、異議申し立ての手続きをしてください。異議申し立てのやり方については次の記事をご覧ください。
冷静に対処しよう
アカウントが急に消えると焦りますよね……。
とはいえ、その原因を冷静に分析して正確な手段で対処することが重要です。
特に、乗っ取りの被害にあった場合は、すみやかにTwitterのサポートチームに問い合わせてください。