「SNS疲れ」という言葉が社会に浸透しつつある今日、「Twitter(ツイッター)をやめよう」と本格的に考えている人たちもいるのではないでしょうか。
そうは言っても、アカウントを消去した後のツイートやDMの状態がわからないままでは、安心して退会できないですよね。実際のところ、Twitterのアカウントを削除した後はどうなるのでしょうか?
この記事では、Twitterのアカウントを消した後の状態について考察しています。Twitterのアカウントを削除しようと考えている人たちのお役に立てば幸いです。
- Twitterのアカウントを削除した後のことが明らかになる。
- 安心してアカウントを消去できるようになる。
- Twitterとの距離感について考えるきっかけになる。
Twitterのアカウントを削除するとどうなる?
さて、Twitterのアカウントを削除した後は、具体的にどうなるのでしょうか?
ここでは、大きく5つのポイントからアカウントを消去した後の状態について説明していきます。
アカウントを削除した後について知っておくべき5つのこと
- その1 アカウントが使えなくなる。
- その2「このアカウントは存在しません」と表示される。
- その3 過去のDMが残ることもある。
- その4 リツイートされたツイートは消えない。
- その5 Googleなどの検索結果から削除される。
その1 アカウントが使えなくなる
第1に、当たり前の話ですが、アカウントを削除するとユーザーとしてTwitterを使えなくなります。
具体的には、ツイートもできなければ、DMを送ることもできません。
もちろん、ユーザーの投稿に対して返信を行うことも不可能です。
ただし、削除したアカウントは30日以内であれば、復元することが可能です。
これに関しては、Twitterのヘルプセンターでも次のように記述されています。
過去に削除したアカウントを復活させるには、30日以内にログインする必要があります。削除してから30日以上経過するとアカウントは復活できません。
Twitterのヘルプセンター『アカウント復活のヘルプ』より引用(最終確認日:2021/08/18)
なお、アカウントの復活に関する詳細について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

その2 「このアカウントは存在しません」と表示される
第2に、アカウントを消去すると、他のユーザーがプロフィールページにアクセスしたときに、「このアカウントは存在しません」と表示されるようになります。

また、アプリで削除されたアカウントにアクセスしている場合、どれだけ時間が経過しても読み込み中のままで動かないといった現象が生じることもあります。
その意味では、自分がアカウントを消去した事実は第三者に知られてしまうと言ってよいでしょう。
なかには、あなたがアカウントを消したことを心配するフォロワーもいるかもしれないので、仲良くしている人たちには、Twitterをやめる前に連絡してあげるとよいかもしれません。
その3 過去のDMが残ることもある
第3に、アカウントを消したとしても、過去のDMが残ってしまうことがあります。
厳密に言えば、Twitterのアプリでは、相手に表示されるDMの受信画面で自分のメッセージが表示され続けます。
ただし、ブラウザの場合は、アカウントが既に存在しない人たちから送られてきたDMは消えてしまいます。
したがって、嫌がらせなどの被害を証明する場合は、こまめにスクショを撮って保存しておくことをおすすめします。
なお、Twitterのアプリに保存されているキャッシュを削除した場合、DMが消える可能性があります。
その4 リツイートされたツイートは消えない
第4に、Twitterを退会しても、相手にリツイートされた自分のツイートは消えません。

実際に、削除済みのアカウントが投稿したツイートをリツイートしている場合は、「削除されたアカウントによるツイートです」と表示されます。
これに関しては、Twitterが投稿をシェアすることで情報を拡散するサービスである以上、仕方がないと言えます。
なぜなら、ユーザーが他人のツイートを引用して投稿したとしても、その人がツイートを消したことでリツイートも無くなるのであれば、安心してリツイートできなくなってしまうからです。
その意味では、拡散して困るようなツイートは投稿しないように心がけましょう。
その5 Googleなどの検索結果から削除される
第5に、Googleなどの検索結果から自分のプロフィールページが削除されます。
通常、Twitterでアカウントを登録すると、自分のページが各種検索エンジンにインデックスされます。
すなわち、アカウント名が「ペンデリオン」だった場合、Googleで「ペンデリオン Twitter」と調べると、ペンデリオンのTwitterが検索結果として表示されるようになるわけです。
アカウントを消去すると同時にプロフィールページも消えるので、検索結果からも除外されます。
乗っ取られたときはすぐに問い合わせしよう
なお、Twitterのアカウントを削除したのにもかかわらず、ツイートが投稿されるようなトラブルが発生したときは、第三者によって勝手に復元されているおそれがあるので、速やかにサポートチームに連絡しましょう。

アカウントを消してからでも30日間以内はいつでも復活できるので、その仕組みを悪用している人たちがいないとも限りません。したがって、アカウントを消去したあとは、その経過をしばらく観察しておくことをおすすめします。なお、Twitterをやめるメリットについて知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。


