ツイートした後で誤字や脱字などの間違いを発見して内容を編集しようと思っても、その方法が分からない。
そもそも、Twitterにはツイートを編集する機能はあるのでしょうか?
この記事では、投稿済みのツイートを編集する方法の有無について解説しています。
Twitterを利用している人たちのお役に立てば幸いです。
- ツイートを編集する方法や機能の有無について正確な知識が得られる。
- ツイートを編集できない理由について考えるきっかけになる。
- ツイートを編集できるアプリ「brizzly」について学べる。
ツイートを編集する方法や機能はあるのか?
さて、ツイートを編集する方法や機能はあるのでしょうか?
結論から言えば、2022年9月9日現在、スマホのアプリやPCのブラウザなどプラットフォームの媒体にかかわらず、Twitterでは投稿済みのツイートを編集できません。
したがって、一度、投稿した文章やハッシュタグは修正できないので、間違えないように注意してください。
ただし、2022年9月末から一部の国でツイートの編集機能を実装するという発表がありました。導入のテストが成功した結果、ツイートが編集できるようになるかもしれません。
投稿済みのツイートを編集できない3つの理由
しかしながら、ツイートの内容に誤字や脱字があれば編集したいと思うのは当たり前ですよね。
その意味では、ツイートの編集機能は利用者からニーズがあるような気がします。それにもかかわらず、投稿済みのツイートを編集できないのは、なぜなのでしょうか?
ここでは、その理由を次の3点から考察していきます。
投稿済みのツイートを編集できない3つの理由
- 理由1 リツイートや引用をしづらくなる。
- 理由2 スパム行為に悪用されてしまう。
- 理由3 サーバに負荷がかかってしまう。
理由1 リツイートや引用をしづらくなる
第1に、リツイートや引用ツイートがしづらくなることが挙げられます。
例えば、ユーザーがツイートを自由に加筆修正できるようになってしまったら、最初の投稿された内容とは全く違うものになるおそれがあります。
もし、時間が経過して投稿の中身が変わる可能性があるならば、Twitterの利用者はリツイートしようと思うでしょうか?
おそらく、ほとんどの人たちは「リツイートしても内容が編集されるかもしれない」と心配になるのではないでしょうか。
そうなれば、Twitterの拡散力は低下してメディアとしての価値は失墜することになるでしょう。
理由2 スパム行為に悪用されてしまう
第2に、ツイートが編集できるようになると、スパム行為に悪用されてしまうおそれがあります。
例えば、過去にバズったツイートを真似して、他人から大量のいいねとリツイートが集まり始めた直後に、スパムリンクのURLを貼り付けるの修正を行った場合、たくさんのユーザーを危険に曝す可能性があるわけです。
言うまでもなく、Twitterで拡散されている情報がスパムだらけになってしまうと、プラットフォームの信頼性に傷をつけることになります。
以上のことからも、ツイートに編集機能がないのは、ユーザーの利用環境を安全に保つためでもあると考えられるのです。
理由3 サーバーに負荷がかかってしまう
第3に、ツイートに編集機能が備わると、その分だけサーバーに負荷がかかってしまう可能性があると推測できます。
文章を扱う以上、誤字・脱字は避けられないので、ツイートの編集機能が実装されると相当な頻度で使われることが予想されます。
先程のリスクに加えて、サーバーダウンの危険性を抱えてまで投稿の修正をできるようにしても、あまりメリットがないかもしれません。なお、Twitterの障害について、くわしく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
ツイートを実質的に編集する方法
ツイートを編集できないとはいえ、実質的に内容を修正することは可能です。
そのときは、どうすればよいのでしょうか?
ここでは、投稿を実質的に変更する3つの方法を紹介していきます。
ツイートを実質的に編集する方法
- 方法1 ツイートの編集内容をリプする。
- 方法2 元のツイートを削除して投稿し直す。
- 方法3 外部アプリの「Bizzly」を使う。
方法1 ツイートの編集内容をリプする
第1に、投稿済みのツイートに対してリプを付けることで内容を実質的に修正する方法があります。
実際に、拡散されたツイートに間違いがあったときには、たくさんのユーザーが返信を活用して加筆修正を行っています。
リツイートにかかる時間は一瞬なので、何千人、何万人と誤情報が拡散する前にコメントで編集することをおすすめします。
方法2 元のツイートを削除して新しく投稿する
第2に、元のツイートを削除して新しく投稿するというシンプルな方法があります。
編集という概念とはかけ離れてしますが、これがツイートの内容を変更するうえで最も簡単なやり方と言えるでしょう。そもそも方法論が少ないということは、Twitter運営側もツイートの編集に対して積極的ではないことが伺えます。
方法3 外部アプリの「Bizzly」を使う。
第3に、brizzlyというサービスを使えば、ツイートを投稿するまえに、最大10分間まで編集可能な期間を設定することができます。上記の動画を見てもわかるように、実際に投稿が反映されるまでの間で誤字や脱字などをチェックすることができるのです。
また、「Redo」という仕組みを使えば、投稿済みのツイート内容を削除して、自動的に新しいツイートに置き換えることができます。厳密に言えば、編集ではありませんが、再投稿の手間が少しだけ省かれます。
そのほかにも、投稿の自動削除やいいね制限などTwitterに実装されていないさまざまな機能が利用できます。サブスクリプション型のビジネスモデルなので、興味のある方は使ってみてはいかがでしょうか。
ツイートは編集できないほうがいい
ツイートの編集機能が設けられていないのには、おおよそ上記で紹介したような理由があると考えられますが、実のところ、編集可能にする機能を実装するというニュースが出ました。
しかしながら、やはり一度、投稿されたものが自由に書き換え可能になると、情報として信用するのは難しいと言わざるを得ません。その意味では、今度もツイートは編集できないほうがよいのではないでしょうか。