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SNSの危険性|子どもたちを守るための対策を解説!

スマートフォンが生活必需品となった現在、未成年でもTwitterやインスタグラムなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を利用することが当たり前の世の中になりました。

それと同時に、SNSの危険性が露わになる事件が頻発しています。例えば、Twitterを介して知り合った小学生を誘拐したり、特定の人物に対して悪口を浴びせりする幼稚なことも起きています。

また、セキュリティ対策が不十分だったことから、個人情報を盗まれるといった被害も続出しており、今一度、社会全体でSNSのリスクについて考えるべきだと思います。

この記事では、SNSの危険性について解説しています。また、子どもたちを守るための対策も紹介しているので、中高生の子どもがいる方たちの参考になれば幸いです。

この記事を読んだら得られること
  • SNSの危険性について理解できる
  • 子どもたちを守るための対策について検討できる

SNSの危険性

SNSの危険性として、以下の5点を代表例に挙げることができます。

【SNSの危険性】

  • 危険性1 プライバシーが侵害される
  • 危険性2 他人の反応が気になって落ち着かない
  • 危険性3 見知らぬ人と会って犯罪に巻き込まれる
  • 危険性4 フィッシング詐欺がなりすましなどの被害に合う
  • 危険性5 誹謗中傷で精神的に追い詰められる

ここでは、それぞれの項目について説明していきます。

危険性1 プライバシーが侵害される

第1に、プライバシーが侵害される危険性があります

具体例を挙げると、友人があなたの恥ずかしい写真を誤って投稿したり、位置情報を送信する設定を切り忘れたりして、自分の私生活に関わる情報が漏洩してしまうおそれがあります。特に、自宅を特定できる情報を公開するのは危ないので気をつけてください

SNSの投稿を削除したとしても、第三者がスクリーンショットなどで端末上に保存したデータを消すことはできません。そのため、画像や文章を投稿する前に、必ず見直すように心がけましょう。

危険性2 他人の反応が気になって落ち着かない

第2に、自分が投稿した内容に対する他人の反応が気になって落ち着かなくなるといった問題があります

「それの何が危険なのか?」と思う人たちもいるかもしれませんが、日常生活でSNSのコメントやいいねに気を取られすぎると、注意力が散漫になるおそれがあります。外出中にSNSから通知が来て、よそ見をした瞬間に交通事故に合ってしまう方もいるかもしれないのです。

そして、本来やるべきことがあっても、スマートフォンの画面ばかりを見ていては物事は進みません。時間を無駄にすることは命を無駄にすることに等しいと思います。大げさな言い方をすれば、SNSに命という時間を奪われるという危険性があると思います。

なお、SNSと距離を取っている人たちの特徴について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

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危険性3 見知らぬ人と会って犯罪に巻き込まれる

第3に、SNSで知り合った人と会って犯罪に巻き込まれてしまう危険性があります。例えば、2019年11月、埼玉県に住む37歳の男が兵庫県の中学生の少女を自宅近くの家に住まわせていたとして逮捕されました。

どうやら、中学生はツイッターで家出願望があると見受けられる投稿をしたところ、その男からダイレクトメッセージがきてコミュニケーションを取るようになったようです。

複雑な家庭環境で苦しむ中高生にとってインターネットは助けを求める場所に見えるかもしれません。しかし、相手を間違えると犯罪に巻き込まれてしまうリスクがあります。

もし、身近な人に相談できずに悩んでいる人は、思い切って特定非営利活動法人チャイルドライン支援センター(認定NPO)が運営するチャイルドラインに電話をしてみてください。

危険性4 フィッシング詐欺がなりすましなどの被害に合う

第4に、SNSではフィッシング詐欺やなりすましなどの犯罪行為が横行しているので注意が必要です

フィッシング詐欺とは、一見すると信頼できそうな偽のホームページを使って、クレジットカード番号、アカウント情報などの個人情報を盗み出すことをいいます。また、なりすましは本人を装って相手を騙す行為のことです。

近年では、Facebookなどのアカウントを乗っ取り、本人に成りすまして、フレンドリストの友人たちにフィッシング詐欺のメールをばらまくといった事件も起きています。怪しいURLは絶対にクリックしないように気をつけましょう!

危険性5 誹謗中傷で精神的に追い詰められる

第5に、SNSには、第三者から誹謗中傷を受けて精神的に追い詰められる危険性があります

2020年は、芸能界で名だたる俳優の方達が自ら命を絶たれるという悲しいニュースが報道されました。SNSの誹謗中傷が原因とは限りませんが、インターネット上で特定の個人を根も葉もない噂を根拠に非難するのは、社会全体で取り締まられるべき事柄だと思います。

残念なことに、SNSでは匿名性に隠れて無責任な発言が横行しています。その意味では、だれしもが第三者による攻撃的なコメントの被害に合う可能性があるのです。

なお、SNSの誹謗中傷やネットいじめについて知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

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子どもたちを守るための対策

man and woman sitting on chairs

SNSの危険性から子どもたちを守るためには、どのような対策を実施すればよいのでしょうか? ここでは大きく2つの対策について紹介していきます。

対策1 ロールプレイングを実行する

まず、ロールプレイングを実行するという対策があります。ロールプレイングとは、役割を演じることを通じて、それぞれの立場を学習することです。

具体的なやり方については、中野由章さんと米田貴さんが執筆した『「LINE外し」ロールプレイングによる情報社会に参画する態度の育成』が参考になるので読んでみてください。

【ロールプレイングのやり方】

  1. 学級内でいくつかのグループを構成する
  2. SNSの危険性に関する架空のシナリオでロールプレイを行う
  3. その内容について各班で討議を行う
  4. 各班の討議内容を発表する
  5. 教員が総括する

例えば、SNSで見知らぬ人と会うシナリオを作成して、未成年役、大人役、未成年の両親役などの登場人物を演じていきます。

これによって、SNSの危険性を客観的に学習することができるので、自分が同じ状況に直面したときに冷静に対処できる可能性が高くなるかもしれないのです。

対策2 家庭内で何でも話せる環境を作る

次に、家庭内で何でも話せる環境を作ることも有効な対策となるでしょう。「それができれば苦労しない」と思われる方もいるかもしれませんが、親子といっても人間と人間の信頼関係が基礎となるはずです。

完璧な人間がいない以上、あるべき像を押し付け合うのではなく、相手の希望を尊重した対話から始めることが重要だと思います。信頼関係から生まれた注意喚起は、危険な行為を防止する歯止めになるはずです。

なお、SNSを利用する際の注意点について、くわしく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

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SNSの危険性について学べる論文まとめ

SNSの危険性について学びたい方に、おすすめな論文をまとめましたので、参考にしてみてください。

リンク先から論文のPDFファイルをダウンロードできます。

なお、SNSのメリット・デメリットについて検討されたい方は、こちらの記事をご覧ください。

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だれもがリスクに曝されている

SNSを利用しているならば、だれもがリスクに曝されています。自分だけが大丈夫ということはあり得ません。

特に、命に及ぶ事件に巻き込まれてしまえば、後悔しても手遅れになります。一人ひとりがSNSの危険性に関する知識を身につけて、賢明な判断を行えるように、社会全体で教育環境を整備していくことが重要だと思います。

個人が情報発信の主役となった今だからこそ、教育の力が試されていると言えるのではないでしょうか。

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PENDELION編集部
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