インスタやTikTokなどのソーシャルメディアの投稿でいいねが「10k」や「100k」という数値で表記されていて、意味が分からずに困惑した経験のある人たちもいるはずです。学校の数学や算数でなんとなく習った気がするけれども、人やお金に使ったことのない単位ですから、わからないのも当然です。
実際のところ、100kとは、いくらなのでしょうか?
この記事では、「100kとはいくらで何人を表すのか?」という疑問について説明しています。なお、kだけではなく、mも含めた単位の仕組みも説明しているので、SNSを頻繁に使う人たちは参考にしてみてください。
- TikTokやインスタなどのSNSでよく見かけるkやmなどの単位がよくわかる。
- バズっている投稿を数字を見て判断できるようになる。
100kとはいくらで何人を表すのか?
さて、TikTokなどのソーシャルメディアで見かける「100k」という数値は、いくらで何人を表しているのでしょうか?
結論から言えば、100kとは、100,000の値を表しています。すなわち、お金なら「100,000円」、フォロワー数なら「100,000人」を意味しているわけです。
原理的な話をすると、そもそもkは「kilo(キロ)」の頭文字で、1,000倍を意味する単位です。つまり、1kは「1×1,000」で「1,000」ということになります。この理屈がわかると、10kは「10×1,000」の「10,000」、50kは「50×1,000」の「50,000」と簡単に計算ができます。
100kドルはどのように計算すればよいのか?
ただし、お金の場合は単位が必ずしも円とは限りません。その場合は、それぞれの通貨ペアリングに応じて変換しなければいけません。
例えば、「100kドルは何円か?」という疑問がある場合、「100×1,000」に加えて、そのときの「1ドル当たりの円の価値」を掛け合わせる必要があるわけです。ここでは、1ドルが150円だと仮定すると、100kドルは「100×1,000×150」で15,000,000円になります。
通貨を換算するのを忘れないように注意してください。
10mはいくらなのか?
なお、TikTokやインスタでは、kのほかにも「m」の単位が付けられた数値を見かけることもありますよね。一体、「m」はどの値を表す単位なのでしょうか。
結論から言えば、mは「milion(ミリオン)」を表す単位で「100万倍」を意味しています。例えば、「10mは何円ですか?」という質問に答えるとするならば、「10×1,000,000」で1,000万円が適切な回答です。
もし、TikTokやインスタで「m」が付いている投稿を見つけたのであれば、大勢のユーザーから注目されている写真や動画であることがわかるでしょう。いわゆる、「バズっている」と判断できるわけです。
kは0が3つでmは6つで覚えよう
以上、インスタやTikTokで頻繁に見かける「k」や「m」の解説でした。実のところ、海外ではよく使われている単位で外資系のSNSが国内に普及することを契機に日本でも目にするようになったと考えられます。
最も簡単な覚え方としては、kは0が3つで、mは0が6つ付ければよいだけです。以下に早見表も載せておくので参考にしてみてください。
- 1k=1,000(千)
- 10k=10,000(一万)
- 100k=100,000(十万)
- 1m=1,000,000(百万)
- 10m=10,000,000(一千万)
- 100m=100,000,000(一億)
実際、桁を読み間違えると、状況判断を誤ってしまいます。フォロワー数が10,000人と100,000人ならとんでもない違いですよね。本記事を通じて単位を正確に読み解き、投稿の影響力を考える材料にしてみてください。