SNSをやらない人の特徴8選|かっこいい理由や羨ましいのはなぜ?

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SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)が当たり前のように使われている時代において、あえてTwitterも、インスタもやらないという選択を取っている人たちもいます。

これだけ流行しているのにもかかわらず、どうして彼らはSNSをやらないのでしょうか。毎日のようにソーシャルメディアを使っている人たちからすれば、その立場がいまいちよくわからないに違いありません。

この記事では、SNSをやらない人の特徴を解説しています。また、SNSをやらない人がかっこいいと言われる理由や羨ましがられる訳についても考察しているので、ソーシャルメディアと距離を置こうと考えている人たちは参考にしてみてください。

目次

SNSをやらない人の特徴8選

さて、SNSをやらない人たちには、どのような特徴があるのでしょうか?

一概には言えませんが、ここでは、SNSをやらない人の特徴を8つの観点から説明していきます。

特徴1 実生活の人間関係以外に興味がない

第1に、SNSをやらない人たちは実生活の人間関係以外に興味がないと考えられます。

TwitterやインスタなどのSNSでは、アカウントさえ持っていれば、世界中のどこにいても、ユーザーと交流できます。地理的な制約に囚われることなく、いろんな人たちと友達になれるのはSNSの醍醐味であると言ってもよいでしょう。

しかし、日常生活で豊かな人間関係に恵まれていたり、不特定多数の個人と関わることが好きではなかったりする人たちからすれば、『普段、まったく関わりのない人たちとコミュニケーションを取って何の意味があるのだろう?』と思うこともあるはずです。

実際、インターネットの世界だけで完結する人間関係は疎遠になってしまうこともあるので、いざという時に、お互いを支え合うには頼りがないと感じる人たちもいると思います。

以上のことから、SNSをやらない人たちは、ネット上の付き合いよりも身近にいる人たちと一緒に過ごすことを優先しているのではないでしょうか。

特徴2 SNSを利用する時間がもったいない

第2に、SNSをやらない人は時間がもったいないと考えていると推測されます。

サイゾーウーマンが100人に実施したアンケートによれば、SNSをやらない理由として「時間がもったいない」と回答した人たちは、次のようにコメントしています。

・SNSをダラダラ見てしまって、寝不足になったり、やるべきことができなかったりしたことがあったのでやめた(30代/女性/正社員)
・やったところで自分になんのメリットもなく、時間の無駄だと思っているからです(30代/女性/無職)
・時間がもったいないから。SNSをやる時間があったらほかのことをしたい。またSNSは自分が満たされることよりも、イライラすることの方が多いから(20代/女性/無職)

Twitter、FB、インスタを一切やらない理由を調査!「不幸アピールうざい」「会社に監視されてた」より引用(最終確認日:2020/6/30)

実際、TesTee Labが10代〜40代以上の男女1,367名対象に実施した『【全年代対象】SNS利用に関する調査』によれば、5人に1人が1日1時間以上利用していることが分かっています。

1日24時間で人生の3分の1は眠っているとすれば、1日当たりの活動時間は16時間です。もし、1日のうち1時間をSNSに費やし続けるとしたら、人生の約6%を使うことになります。その時間を別なことに使ったほうがよいと考えている人たちは「SNSをやらない」ことを選択しているのかもしれません。

特徴3 自分の日常を他人に知られたくない

第3に、自分の日常を他人に知られたくないと思っている可能性があります

言うまでもなく、SNSでは、たくさんのユーザーが自分の日常生活に関する投稿を定期的にアップロードしています。食べたものや行った場所など、フォロワーに充実した様子を見せるために、わざわざ写真を撮りにいく人たちもいるくらいです。

そのため、SNSは個人情報を収集する便利なツールになっているとも言えます。実際に、ネット社会では、個人を晒すといった恐ろしい行為が当たり前のように行われています。

一度、ネットにアップロードした写真や文章は消したとしても、だれかが保存している限り、残り続けてしまいます。それが他人に知られては困ることだったとしても、外部からデータを消すことはできません。

このような危険性を鑑みて、SNSと距離を取っている人たちもいるわけです。

特徴4 SNSに不信感を持っている

第4に、ソーシャルメディアに投稿されている情報に対して不信感を持っているのかもしれません。

TwitterやFacebookが誕生して個人が情報発信の主役となったことで、今まで埋もれていた当事者たちの感情や経験を知る機会が増えました。

その一方で、フェイクニュースなど他人に不利益を被らせる悪意のデマも横行しています。いわゆる、インフォデミックという問題です。こちらに関しては、以下の記事をご覧ください。

SNSで拡散されているからといって、その情報が真実とは限りません。その意味では、個人が情報を発信する時代だからこそ、真偽を判断するためのリテラシーが問われるようになったと言えるでしょう。

特徴5 他人の自慢にうんざりしている

第5に、他人の自慢にうんざりしていると推定されます。

基本的に、実名で利用されているSNSで投稿される文章や動画はポジティブなものがほとんどです。仕事の結果、結婚、自分が食べた高級料理など、他人から羨ましがられるような充実した生活を公開している人たちがたくさんいるわけです。

しかしながら、冷静に考えると、他人の自慢を見聞きしたところで自分の生活には全く変化は起こりません。むしろ、現在の環境に不満を持っている人たちからすれば、「どうして自分ばかり、こんな辛いことばかりなのか……」とネガティブな気持ちになってしまうこともあるのではないでしょうか。

特徴6 そもそも投稿することがない

第6に、そもそも投稿することがないから、SNSをやらない人もいるでしょう。

これに関しては、女優の北川景子さんもSNSをやらない理由を次のように説明しています。

「また、18年10月29日、映画『スマホを落としただけなのに』の公開直前イベントに出席した時、SNSをやらない理由について『あまり映える生活を送っていない。何を載せたらいいのかな?っていうのもある』とSNSが不向きであると発言。

サイゾーウーマン『「売れっ子だから言える」「ほかの俳優に聞かせたい」SNS“やらない”理由が話題の芸能人3人』より引用(最終確認日:2021/12/22)

たしかに、ソーシャルメディアで他人と共有したい写真や動画がなければ、わざわざTwitterやインスタを利用する意味はないかもしれません。その意味では、SNSにも向き不向きがあると言えるでしょう。

特徴7 デバイスに苦手意識がある

第7に、デバイスに苦手意識がある人たちはSNSを使いこなせないことから、やっていないと考えられます。

とりわけ、シニア層はスマホの操作方法に疎い人たちも多いので、Twitterやインスタを使うハードルは高いと言ってもよいでしょう。

とはいえ、インターネットが誕生してから20年以上が経っているので、SNSをはじめとするITサービスに抵抗感がない人たちもたくさんいます。実際に、総務省が公開するデータによれば、65歳以上でSNSを使っている人たちも決して少なくないことがわかります。

SNS利用率

総務省『インターネットの利用状況』から引用(最終確認日:2021年12月22日)

今後、生まれたときからデジタルデバイスがある世代が高齢者層になる時代になれば、状況も大きく変わる可能性があると言えるでしょう。

特徴8 誹謗中傷されるのが怖い

第8に、SNSで誹謗中傷されるのが怖いことから距離感を取っている人たちもいるでしょう。

実際、SNSでは他者の人格を傷つけるような悪口が飛び交っています。例えば、芸能人がスキャンダルを起こすと、その人の投稿に対して目も当てられないほどの誹謗中傷が大量に投稿されます。なかには、それをきっかけに命を落とす人もいるくらいなのです。

「自分には関係ない」と思っていても、ソーシャルメディアを利用している以上、悪質なユーザーの暴言に悩ませられる可能性は常にあります。そこから身を守るためにSNSをやらないという選択は賢いと言えるでしょう。

SNSをやらないのがかっこいい理由

なお、「SNSをやらない人はかっこいい」という人たちもいますが、どうしてなのでしょうか?

その理由は大きく3つあると考えられます。

SNSをやらない人がかっこいいと言われる理由

  • 理由1 自分からアピールしないのがクールな印象を受ける。
  • 理由2 世間に流されずに我が道を進んでいるように感じる。
  • 理由3 寡黙で冷静な雰囲気がかっこいい。

とはいえ、当たり前ですが、SNSをやっている人たちにも、かっこいい人はたくさんいます。反対に、時代の流れに逆行しているのが遅れていてダサいと解釈する人もいるでしょう。その意味では、個人の価値観によって、SNSをやらない姿勢に対する評価は異なるのが現実なのです。

羨ましいと言われるのはなぜ?

また、SNSをやらないことに対して「羨ましい」と言われるのは、なぜなのでしょうか?

一概には言えませんが、おそらくSNSをやめたくてもやめられない人たちは、やらない人に憧れを持っていると考えられます。その意思の強さはもちろん、自分もできることならSNSを閲覧すること以外の楽しい趣味を見つけたいと思っているのではないでしょうか。だからこそ、「羨ましい」という感情が生まれるわけです。

また、ソーシャルメディアは他人との連絡手段として定着している一面もあるので、仕事や人付き合いの事情でSNSから離れられない人たちもいるはずなのです。すなわち、SNSが生活基盤のインフラとして機能していると言ってもよいかもしれません。

使い方次第では便利な道具になる

とはいえ、SNSは道具に過ぎません。したがって、使い方や利用環境次第で良くもなれば、悪くもなるのが現実です。その意味では、自分でソーシャルメディアの活かし方を発案することも重要な選択と言えるでしょう。

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