LINE(ライン)で友だちと通話している際に、相手から「声が聞こえない」と言われた経験のある人たちもいるはずです。いつもと同じようにLINEで電話をかけているはずなのに、相手の端末に音声が届いていないのは困りますよね。とはいえ、どうして通話が聞こえないと言われるようなトラブルが起きるのでしょうか?
この記事では、LINEの通話で聞こえないと言われる原因と対処法を解説しています。iPhoneやAndroidにも対応する話なので、スマホでLINEを使用している人たちは参考にしてみてください。
- LINEの通話で聞こえないと言われる原因が明らかになる。
- LINEの電話で音声の調子が悪いときの対処法を学べる。
- iPhoneやAndroidなどのスマホで音声が聞こえないトラブルが解決する。
LINEの通話で聞こえないと言われる原因
さて、LINEで通話しているときに、相手から音声が聞こえないと言われるのは、どうしてなのでしょうか?
その原因は大きく5つあると考えられます。
ここでは、それぞれの要因について説明していきます。
原因1 インターネット接続が悪い環境で通話している
第1に、インターネット接続が不安定なところでLINEの通話を利用している場合、音が聞こえなくなる可能性があります。
例えば、通信速度に制限がかかっていたり、地下などの電波が届きづらい場所にいたりするときは、iPhoneなどのスマホで音声情報をうまく共有できなくなるおそれがあります。
加えて、フリーWi-Fiにログインせずに接続すると、端末が一時的にオフラインになってしまうので声が聞こえなくなります。そのほかにも、海外から電話している場合も通信環境が不安定になるので気をつけてください。
原因2 端末のマイクが壊れている
第2に、iPhoneやAndroidなどのスマホに内蔵するマイクが壊れていることが原因であると考えられます。
いうまでもなく、スマホは精密機械です。カバーをつけていたとしても、落とした衝撃によってマイクが壊れてしまうことがあります。
その場合は、LINEだけに限らず、すべての通話で音声が聞こえない状態になっていると推定されます。その事実を確かめるために、LINE以外の通話機能で音声の有無を確かめてみましょう。
原因3 ワイヤレスイヤホンに勝手に繋がっている
第3に、Airpodsなどのワイヤレスイヤホンを起動していることが原因かもしれません。
近年、発売されているワイヤレスイヤホンはケースから取り出した瞬間にスマホと同期が完了するものが多くなっています。すなわち、イヤホンを使わずに通話している際に、誤って接続してしまうと、スマホで音声を拾えなくなってしまうわけです。
そのため、まずはiPhoneやAndroidの設定からBluetoothの接続状況について調べてみましょう。
原因4 LINEに不具合が発生している
第4に、LINEそれ自体に不具合が発生していることが原因であると推定されます。
LINEもITサービスの一つである以上、バグの発生は避けられません。とはいえ、Twitterやインスタと比べると、通話機能でトラブルが生じることは滅多にないと言ってよいでしょう。
しかしながら、災害時や国民的イベントが発生した時にLINEのサーバーが一時的に落ちてしまうことは十分にあり得ることです。実際に、みなさんのなかにも、年末年始で「あけましておめでとう」のメッセージをLINEで送ろうとしたときに、うまく送信できなかったという経験がある人たちもいるはずです。
これに関しては、LINEの公式HPや公式Twitterで発信される情報をリアルタイムで確認することを推奨します。
原因5 相手が通話を中断させるために嘘をついている
第5に、相手が通話を中断させるために嘘をついていると想定されます。
個人の性格によっても異なりますが、LINEの通話をうまく自分から切れないで長電話になってしまう人たちもいるはずです。本当はやるべきことがあるのにもかかわらず、相手に遠慮して会話を途中で切れないでいると、後から困りますよね。
そこで、仕方がないハプニングとして音が聞こえないと嘘を言うことで通話が継続することを避けているのかもしれません。これに関しては、相手にも都合があるので寛大な気持ちで許してあげることがよいでしょう。
LINEの通話で聞こえないと言われたときの対処法
以上の原因を踏まえたうえで、LINEの通話で音が聞こえないと言われたときは、どのように対応すればよいのでしょうか?
これに関しては、大きく4つの対処法があると言えるでしょう。
方法1 もう一度かけ直す
はじめに、もう一度かけ直すことで音が聞こえるようになることがあります。
いわゆる、再起動することでエラーが解除されるという発想です。実際に、通話の音声にまつわるトラブルは再発信で解決すると言っても過言ではありません。
なお、LINEをかけ直す前に、インターネット接続が安定した環境に移動することを推奨します。
方法2 Wi-Fiの受信ボタンをオフにする
続いて、iPnoneやAndroidなどの端末に実装されているWi-Fiの受信ボタンをオフにしてみましょう。
これによって、スマホが自動的にフリーWi-Fiに接続することがなくなるので、オフライン状態になってしまうのを回避できます。面倒かもしれませんが、手動で接続する設定をオンにしておくことをおすすめします。
方法3 別な通話アプリを利用する
続いて、LINE以外の通話アプリを利用するという対処法があります。
実のところ、LINE以外にもFacebookやSkypeなどのアプリを使えば、相手と通信量を消費するだけで電話ができます。LINEが使えないという不測の事態も想定されるので、いざという時のために別な通話アプリを事前に入れておいたほうがよいでしょう。
そのほかにも、キャリアの契約内容に「電話かけ放題」が入っている場合は、電話番号を使って通話することもできるはずです。ただし、近年ではLINEだけで繋がっている友だちも多いので、大切な人の連絡先はあらかじめ聞いておきましょう。
方法4 しばらく時間を置く
最後に、LINEの利用者が一時的に激増している場合は、しばらく時間を置くことをおすすめします。
残念ながら、LINEの回線が混むような出来事が発生した場合は、一定の時間が経過するまでは通話機能が使えなくなると言わざるを得ないでしょう。
具体例を言うと、大規模な地震が起きたり、年上げのタイミングだったりするときは通話するのは無理かもしれません。したがって、事態が収束するまでは何度か発信してみながら、様子を見ることをおすすめします。
LINE以外の通話手段を用意しておこう
今やLINEは人々の生活を支えるインフラと言っても過言ではありません。スマホを持っている以上、多くの人たちがLINEを利用しているはずです。
けれども、LINEもITシステムのひとつなので、いつでも使い続けられるとは限りません。そのため、不測の事態に備えて、LINE以外の通話手段を用意しておきましょう。