LINE(ライン)でやり取りをしている際に、相手がメッセージを送信を取り消して、「ごめん。なんでもない」という意味深な連絡を受けたことのある人たちもいるはずです。これに関しては、「最初から言うなよ」とドライに受け止める場合もあれば、「何かあったのかな?」と心配することもありまよね。
いずれにしても、心理的に何らかの影響を受けるのが「送信取り消し」であると言ってよいでしょう。実のところ、送信取り消しの使い方によっては、「メンヘラ」と疑惑をかけられる可能性があります。それは一体、なぜなのでしょうか?
この記事では、LINEで信取り消しするとメンヘラと言われる4つの理由を解説しています。LINEの使い方から他人の心理について考察することに興味のある人たちは参考にしてみてください。
- LINEで送信取り消しするとメンヘラの関係について考えるきっかけになる。
LINEで送信取り消しするとメンヘラと言われる4つの理由
さて、LINEでメッセージの送信を取り消したときに、「メンヘラ」と言われるのはどうしてなのでしょうか?
その理由は大きく4つあると考えられます。
理由1 かまってくれる人を探している
第1に、LINEの送信取り消し機能を使って、かまってくれる人を探しているという理由が挙げられます。
実際に、LINEの送信が取り消されると、受信者は内容を確認できません。そのため、メッセージが気になることがありますよね。恐ろしいことに、その心理を逆手に取って、自分に興味を持ってもらおうと駆け引きするような人たちもいるわけです。
他人にかまってもらうためなら、LINEの送信取り消しも利用するという意味では、メンヘラ気質と言われるのも理解できます。どちらかと言うと、サイコパス的な気質を疑われる可能性があるかもしれません。
理由2 取り消しの頻度が多い
第2に、メッセージを取り消す頻度が多いと、メンヘラ気質であると疑われるおそれがあります。
LINEの送信取り消しは便利な機能ですが、特定の個人に対して多用するものではありません。冷静に考えて、相手に削除した事実が知らされることがわかっている以上、何度もメッセージの送信を取り消すのは不自然ですよね。本来ならば、一度送信を取り消したら、次は間違いないように内容を確認して送るはずです。
それにもかかわらず、送信取り消しが繰り返されていると、メッセージの内容それ自体に問題があると判断される可能性は高いでしょう。場合によっては、「メンタルに問題があるのかな?」と怪しまれるかもしれません。
とはいえ、相手が恋人など感情的になりやすい人間関係である場合、思っていないようなLINEを送ったり、喜怒哀楽が瞬時に変化したりすることはあるので、心理的に落ち着きのないコミュニケーションに陥りがちです。その意味では、一時的に感情が不安定になっているという見方もあるでしょう。
理由3 LINEが深夜帯に送信されていた
第3に、深夜帯に送信されていたメッセージが取り消しされたことが理由であると考えられます。
一般的に、深夜と早朝は寝ている時間帯です。したがって、LINEのやり取りはされていないことのほうが多いはずです。だからこそ、夜中の2時や3時にメッセージが送信されていた痕跡があると、驚きますよね。
もちろん、仕事柄などの生活習慣によって、時間帯の感覚は異なります。けれども、いわゆる朝9時から夜6時まで活動するような一般的なスタイルから見ると、深夜帯にLINEの送信取り消しがあると、何かしらの異常さを想像するのも無理はないでしょう。
理由4 削除した理由の説明がない
第4に、LINEでメッセージを取り消した理由の説明がないと、勘ぐられてしまうおそれがあります。
実際、トークルームにメッセージを取り消したことだけが記載されていて、何の説明もないのは怖いですよね。それをわかっていて、無言の状態だったとしたら、「メンヘラ」と断定されてしまうのも仕方がないでしょう。
とりわけ、深夜に複数のメッセージが送信取り消しされて、その後に全く連絡がないとしたら、受信側が耐えられなくなって、「なんかあった?」と尋ねたくなりますよね……。
ただ、送信取り消しの履歴が相手に残ることを知らない人たちもいるので、最初から決めつけてしまうのも禁物です。
心理的に不安定になることはある
しかしながら、人生を歩んでいれば、だれだって心理的に不安定になることはあります。その意味では、感情がある以上、「メンヘラ」になる確率は全ての人たちにあると言えるのではないでしょうか。残念ながら、私たちは自らの境遇を望んだ通りに選ぶことはできません。必ず思い通りにならない現実が立ちはだかってきます。
だからこそ、助け合っていくことが大切です。けれども、他人のエゴイズムに付き合うのは骨が折れます。そこに愛情がないのであれば、避けたほうが賢明です。時間は有限ですから、メンヘラに振り回されてしまうのは、もったいありません。冷静な判断が必要です。