LINE(ライン)では、特定のトピックについて不特定多数のユーザーと語り合う「オープンチャット」というサービスが設けられています。みなさんのなかにも、趣味や専門領域など共通のテーマで繋がれる仲間を探すためにオープンチャットの利用を検討している人たちもいるはずです。
とはいえ、周りにいる人たちには内緒にしたいマニアックな趣味に関するオープンチャットに参加するときに、LINEの友達や親にバレるのは嫌ですよね。実際のところ、匿名で使っていても知られてしまう可能性はあるのでしょうか?
この記事では、「LINEのオープンチャットに参加するとバレる?」という疑問について考察しています。また、オープンチャットの退会、再参加、作成などのアクションに関しても検証しているので、LINEを利用している人たちは参考にしてみてください。
- LINEのオープンチャットに参加すると友達や親にバレる可能性について学べる。
オープンチャットに参加すると友達や親にバレる?
さて、LINEのオープンチャットに参加したときに、友達や親にバレる可能性はあるのでしょうか?
結論から言えば、オープンチャットに入ったとしても、LINEで繋がっているユーザーに通知が届くわけではないので、友達や親にバレることはないと言えます。加えて、オープンチャットは参加するときには、アイコンや名前を自由に設定できます。すなわち、完全に匿名で利用できるわけです。
したがって、オープンチャットの作成者や他のメンバーにも、自分の本名がバレることはないので安心してください。あくまでも、共通の趣味やトピックの会話を楽しむサービスなのです。
ただし、友達や親が同じオープンチャットに参加していた場合、あなたが自分の画像をアイコンに使っていたり、本名をニックネームとして入力していたりすると、バレるかもしれません。奇跡的な確率かもしれませんが、誰にも知られたくないのであれば、匿名で参加することを徹底しましょう。
オープンチャットの退会はバレる?
また、オープンチャットから抜けるときに、他のメンバーに退会したことがバレるのが何となく気まずいという人たちもいるはずです。実際のところ、オープンチャットの退出は知られてしまうのでしょうか?
これに関しては、オープンチャットの管理者がメンバーが退出したときにシステムメッセージを送信する設定をオンにしている場合、参加者全員に退会したことがバレます。実際に、オープンチャットから退出すると、「設定したニックネームが退出しました」という表示が出てきます。
逆に、システムメッセージの設定で「メンバーが退出」にチェックがついていない場合、あなたが退会したとしても他のメンバーに知られることはありません。
とはいえ、メンバーがシステムメッセージの設定を確認できないので、退会を知られたくない人はオープンチャットの参加人数が減ったときに「退出しました」のお知らせが出るかどうかを確かめてみましょう。
再参加がバレる可能性はある?
なお、オープンチャットから退会したけれども、やっぱり気持ちが変わって再参加したときに管理者及びメンバーにバレる可能性はあるのでしょうか?
答えから言うと、前回と同じアイコンとニックネームを使わなければ、再参加していることはバレないと言ってよいでしょう。けれども、発言や会話の仕方によっては気づかれてしまう可能性はあります。
その意味では、正直に出戻ったことを告げて参加したほうが気が楽だと思います。情報を得るだけならまだしも、コミュニケーションを取るなら嘘はつかないほうが違和感なく楽しめるはずです。
ただし、管理者が再参加を禁止している場合、出戻りができないので注意してください。これに関しては、オープンチャットの公式サイトでも次のように記述されています。
大変お待たせいたしました。かねてより多くご要望をいただいておりました「退会済みのメンバーを管理者(および共同管理者)が再参加禁止に設定できる機能」をLINEバージョン12.9.0より公開いたします。※(6月27日追記)本機能は、iOS/Androidの両OSにおいて公開されました。LINEバージョン12.9.0以降でご利用可能です。(反映までに多少の時間差が発生する可能性があります。)
LINEオープンチャット 『退会済みユーザーの再参加禁止機能が利用可能に!』から引用(最終確認日:2022年12月2日)
そのため、オープンチャットから退出するときには再参加できなくなるリスクを念頭においた上で、冷静に判断することを推奨します。
オープンチャットを作成したらバレる?
一方、オープンチャットを作成した場合、LINEで繋がっている友達や親にバレる可能性はあるのでしょうか?
これに関しては、LINEのオープンチャットを作っても、自分が繋がっているユーザーに通知が送られるわけではないのでバレないと言ってよいでしょう。
また、管理者も匿名で活動できます。そのため、万が一、知り合いが作成したオープンチャットに参加しても、アイコンと名前が一致しなければ、バレることはないので安心してください。
裏を返せば、実名と顔写真を公開している場合、奇跡的に知られてしまう偶然は起きないとは言えないので、プライベートな繋がりのある人たちにバレるのが嫌ならば、匿名を徹底しましょう。
匿名で利用する限りはバレない
以上、LINEのオープンチャットがバレる可能性について、参加・退会・再参加・作成のアクション別に解説してきました。総じて、アイコンとニックネームで顔写真や本名を使わなければ、第三者に自分の存在を特定される可能性はほとんどないので、安心して使ってください。
とはいえ、オープンチャットを悪用する場合は、必ずバレるのでやめましょう。インターネットのサービスを使っている以上、本気で探索しようと思えば、個人を特定することは技術的に可能です。その意味では、ルールを守って使用することが自由を享受する必要不可欠な条件なわけです。
共通の趣味で繋がって会話ができるのは楽しいですよね。参加者でも、作成者でも、節度を守って、みんなで仲良く利用しようましょう。なお、LINEが公開しているオープンチャット専用のHPを一度、チェックしてみることをおすすめします。