LINE(ライン)でメッセージのやり取りをしている際に、早く終わらせたいのにもかかわらず、タイミングをうまく見つけられずに困った経験のある人たちもいますよね。とりわけ、仕事や勉強など、自分のやるべきことがある場合、すぐにでもLINEを終わらせたいはずです。
とはいえ、自分からLINEを終わらせて相手を不快にさせるのも怖いですよね。実際のところ、どのようにメッセージを送れば、相手を嫌な気持ちにさせることなく、LINEを終わらせることができるのでしょうか?
この記事では、長く続いたLINEの終わらせ方4選を解説しています。また、会話の相手が好きな人である場合の対処法も紹介しているので、LINEを使っている人たちは参考にしてみてください。
- 長く続いたLINEの終わらせ方を考えるきっかけになる。
- 相手を不快にさせない会話の終わらせ方を学べる。
- LINEをスマートに終わらせて自分のことに集中できる。
長く続いたLINEの終わらせ方4選
さて、相手と長く続いたLINEは、どのように終わらせるのがよいのでしょうか?
相手を不快にさせることなく、自然に終わらせる方法は大きく4つあると考えられます。
ここでは、それぞれのやり方について具体例を交えて説明していきます。
方法1 急な用事が出来たことを伝える
第1に、急な用事が出来たことを伝えるという終わらせ方があります。一見すると、ありがちなやり方ですが、相手にとっても会話を終える理由が明確になるのでおすすめです。
特に、急な用事で自分も困っているという様子を示すのが相手を不快にさせないポイントです。すなわち、本来ならば、LINEを続けたいけれども、緊急事態で仕方なく終わらせるしかないという印象を与えるわけです。
しかしながら、なかには、用事の内容を聞いてくる人たちもいるので注意してください。念のため、相手が納得しやすい文面を考えておきましょう。なお、具体的な文章については以下を参照してみてください。
メッセージの具体例
- 「親が出かけるから、これからおばあちゃんの介護しないといけなくなった。ちょっと何時までかかるかわからないから、また連絡するね。本当にごめんね」
- 「急用が発生して仕事先から呼ばれた。最悪だわ。徹夜確定かもしれない。ごめん、また落ち着いたらLINEするね」
方法2 返信の速度を徐々におとす
第2に、相手のLINEに返事をするスピードを徐々におとすことで、LINEを終わらせることができるでしょう。具体的には、2〜3時間おきに返信することを推奨します。
急に返事を送るスピードをおとすのではなく、徐々にやったほうが終わらせる意図を感じさせません。いうまでもなく、返信の速度が落ちれば、会話のテンポも悪くなります。その結果、相手もLINEを返すのが面倒になって、自然と終わっても問題がないような雰囲気になるはずです。
もちろん、緊急の用事に対応しなければいけないときは返信を遅くするのはよくありません。あくまでも、意味もなくLINEが長引いているときに実行しましょう。
方法3 文章の量を少しずつ減らす
第3に、LINEのメッセージに記入する文章の量を少しずつ減らしてみましょう。
具体的には、短文での相槌を送り続けましょう。会話を終わらせたいのに長文の返信を送ると、話題が広がってしまうおそれがあります。したがって、これ以上、会話が発展しないように必要最低限度のメッセージだけに絞ってください。
しかし、最初から短文で返事をすると、冷たい印象になってしまうので気をつけてください。だからこそ、いきなりではなく、徐々に減らすことを推奨します。具体例は以下のとおりです。
メッセージの具体例
- 「えーそうなんだ!」
- 「なるほど!」
- 「はーい!」
- 「了解!」
方法4 会話の終わりを察するフレーズを使う
第4に、相手が会話の終わりを察するフレーズを使用するという終わらせ方もあります。
通常、会話には「起承転結」のような流れがあります。結論に至らないで、いつまでも話が展開され続けると、LINEが長引いてしまう可能性が高くなると言えるでしょう。
逆に、どちらかが提示したトピックについて十分な見解が得られたときに、感謝の気持ちを表現するフレーズを使えば、会話は自然と収束していくはずです。具体的には以下のような文章をおすすめします。
メッセージの具体例
- 「いやーありがとうございました!おかげさまで助かりました。自分にもできることがあったら、ご相談ください!」
- 「今日は話せてよかったです。本当にありがとうございました!」
- 「なるほどね、ちょっと改めて自分なりに考えてみるね。」
好きな人の場合はどうする?
なお、会話の相手が好きな人だった場合は、どのようにLINEを終わらせればよいのでしょうか?
結論から言えば、「また連絡するね」という趣旨の文章を送って会話を終わらせた後で、次回は約束通り、自分からLINEを送ればよいでしょう。LINEを終わらせるときは寂しい雰囲気でも、相手が自分に気があるなら、再び連絡がくるのは嬉しいに違いありません。そこで挽回すればよいのではないでしょうか。
逆に、相手が自分のことを好きではない場合は、連絡を取らない期間が伸びるほど、人間関係は進展しないおそれがあります。むしろ、別な人に奪われてしまうかもしれません。
とはいえ、だれだって状況によっては、LINEを終わらせないといけない場面もあるはずです。特に、仕事や勉強で忙しいなど、自分のやるべきことに集中しないといけないときがありますよね。それにもかかわらず、無理してLINEを続けても、持続可能な恋愛には発展しません。無理は禁物です。
以上のことからも、好きな人とのLINEを終えても、自分からまた積極的にメッセージを送ればよいのです。その結果、相手との距離感が開いてしまったら、その人とは縁がなかったと割り切ることも大切です。
恋愛はタイミングも重要です。だからこそ、今はやるべきことに集中して、余裕があるときに新しい好きな人と向き合える時間を作りましょう。
既読無視や未読無視はやめよう
LINEが長引いたからとはいえ、既読無視や未読無視はやめましょう。相手によっては「無視された」と思ってネガティブな気持ちになってしまう人もいるはずです。場合によって、嫌われてしまう原因にもなりかねないので注意してください。
LINEの会話を終わらせることはあっても、人間関係は続けていくにはコミュニケーション能力が必要です。相手に感謝の気持ちをうまく伝えつつ、自分から積極的に話しかけることを意識してみましょう。それと同時に、実りのない会話とは距離を置いて、時間を大切にすることも重要です。
LINEを上手に使いこなして、自らを取り巻く人間関係を豊かにしましょう。