LINE(ライン)はスマホと連動することによって、端末に表示しているコンテンツを簡単に共有できます。みなさんのなかにも、面白いウェブページを見つけたり、インスタの投稿をシェアしたりするときにLINEの共有機能を使った経験のある人たちもいるはずです。
ただ、LINEで共有するときにピックアップされるユーザーの一覧を見たときに、他人と繋がりがあることがバレるのが気まずい人たちもいますよね。実際のところ、LINEの共有で表示される人を消去する方法はないのでしょうか?
この記事では、LINEの共有で出てくる人を消す方法を解説しています。また、共有でピックアップされる人たちの決まり方についても考察しているので、LINEを使っている人たちは参考にしてください。
LINEの共有で出てくる人を消す方法
さて、LINEの共有で出てくる人を消すには、具体的にどうすればよいのでしょうか?
その方法はiPhoneとアンドロイドで異なります。
ここでは、それぞれの端末に応じたやり方を説明していきます。
iPhoneの場合
iPhoneを使っている人たちは次の手順でLINEの共有で出てくる人を消せます。
iPhoneでLINEの共有で出てくる人を消す方法
- 手順1「設定」を開く。
- 手順2「Siriと検索」を開く。
- 手順3 共有中に表示のチェックを外す。
実際に、上記の設定が完了すると、LINEのユーザーアイコンが非表示になっていることがわかります。これは、WEBページに限らず、インスタの投稿を共有するときも同じ結果になります。
けれども、「共有中に表示」のチェックを外したからとはいって、LINEで特定のコンテンツを共有できなくなったわけではありません。あくまでも、端末からサジェストされるユーザーのアイコンが非表示になるだけなので、安心してください。
もし、共有中の表示をオフにしている状態でLINEで繋がっている人にインスタの投稿などをシェアしたいのであれば、「LINEのアプリ」を選択してください。すると、7名までユーザーが表示されます。
アンドロイドの場合
続いて、アンドロイドを使っている場合は、次の手順で操作してください。
アンドロイドでLINEの共有で出てくる人を消す方法
- 手順1「設定」を開く。
- 手順2「便利な機能」を開く。
- 手順3「コンテンツを共有時に連絡先を表示」をオフにする。
以上の操作が完了すれば、LINEの共有に出てくる人を非表示にできます。チェックを入れ直せば、再びユーザーが表示されるようになるので、心配する必要はありません。使用している端末に応じてやり方を選択したうえで、試してみてください。
特定のアカウントだけを共有から消す方法
なお、LINEで共有する機能それ自体をオフにするのではなく、特定のアカウントだけを消すことは可能なのでしょうか?
これに関しては、アカウントのトークルームを消せば、共有に出てこなくなります。すなわち、トーク履歴と紐づいているわけです。
具体的なやり方は、トークスレッド一覧から特定のアカウントとのやり取りを選択して、右から左にスワイプし、「削除」を選択するだけです。
万が一、トークルームを消しても共有の一覧に出てくる場合は、特定のアカウントを一時的にブロックすることをおすすめします。
最近、話題になっているインスタやTikTokの共有から何番目が好きな人といったネタでイジられるのを防止できるテクニックとしても応用できるので試してみてください。
LINEの共有で出てくる人の順番は何で決まる?
また、そもそもLINEの共有で出てくる人たちの順番は何によって決まるのでしょうか?
これに関しては、大きく3つの基準によって順番が決まっていると考えられます。
LINEの共有で出てくる人の順番を決定する要因
- 要因1 トークルームの履歴が残っている。
- 要因2 LINEで頻繁に連絡を取り合っている。
- 要因3 LINEのトークスレッドが上位に表示されている。
実際、LINEの共有に出てくる人は日頃から連絡を取り合っている人たちなのではないでしょうか?
自分が日頃から見ているWEBページやSNSの投稿を共有する相手ですから、サジェストの基準も必然的に連絡の頻度が多いユーザーになるのは自然なことであると言ってよいでしょう。いうまでもなく、全く関係のない相手がピックアップされてしまうと、ユーザーがシェア機能を使わなくなってしまいます。
そのため、LINEの共有で出てくる人の順番は「仲が良い人」がピックアップされるようにアルゴリズムが組まれていると考えられるのです。
共有することで仲良くなれる
他人と何かを共有することはコミュニケーションが活発化するきっかけになります。世の中で話題になっていることをはじめ、面白い動画やお得なクーポン情報など、自分の関心を友達や恋人とシェアすることで会話も盛り上がっていくでしょう。
とはいえ、共有するコンテンツによって、かえって迷惑になるおそれもあります。すなわち、自分が良いと思っていることが必ずしも他人にとって良いとは限らないわけです。
さらに、SNSでは虚偽の情報が拡散されることもあります。情報の真偽を確かめることなく、他人に共有した結果、とんでもない損失を与えるおそれもあるのです。その意味では、情報をシェアする側の責任として、事実確認を済ませるように心がけましょう。
悪気がなかったとしても、自分が親しくしている相手が共有した情報によってトラブルに巻き込まれてしまったら、あなたとの関係は悪くなってしまうおそれがあります。些細なことですが、SNSを利用するにあたってのマナーとして注意することをおすすめします。