LINE(ライン)が当たり前のように使われるようになった今日、みなさんのなかには、友人や恋人などの大切な人たちからブロックされて傷ついた経験のある方たちもいるでしょう。
とはいえ、相手が失いたくない人物であるならば、何とかして仲直りしたいですよね。実際のところ、ラインでアカウントをブロックされてしまった場合、人間関係は修復不可能なのでしょうか?
この記事では、ラインをブロックされたら終わりと判断すべき3つの理由と対処法を解説していきます。また、友達からラインを拒絶されてしまった場合に考えるべきことをも紹介しているので、ラインを利用している人たちは参考にしてみてください。
- ラインをブロックされたら終わりと判断すべき3つの理由がわかる。
- ラインをブロックされたときの対処法を学べる。
- 友達からラインをブロックされた場合の考え方について検討できる。
ラインをブロックされたら終わりと判断する3つの理由
さて、ラインをブロックされたら、人間関係はもう終わりなのでしょうか?
結論から言えば、ラインでアカウントを拒絶されている場合、相手との関係は崩壊したと考えてよいでしょう。
その理由は大きく3つあると考えられます。ここでは、それぞれの要因について説明していきます。
理由1 縁を切る行為と同じである
第1に、ラインをブロックするのは、相手と縁を切る行為と同等の意味を持っていると考えられます。
現代では、ラインは日常生活で最も頻繁に活用するコミュニケーション・ツールとして定着しています。すなわち、そのラインを拒絶するのは今後、一切連絡を取りたくない、もっと言えば、関わりたくないことを示していると言っても過言ではありません。おそらく、拒絶されてしまうくらい嫌なことをしてしまったのでしょう。
もちろん、なかには、感情的にヒートアップして一時的にブロックしている人たちもいるかもしれません。その場合は修復できる可能性は高いと言えます。しかし、相手が本気であなたのアカウントをブロックしているのであれば、その人との未来はないと覚悟を決めておいたほうがよいでしょう。
理由2 メッセージを見てもらえない
第2に、相手に連絡してもメッセージを見てもらえないので、人間関係を修復できないままになってしまう可能性があります。
ラインでは、一度ブロックされてしまうと、チャットを送っても相手に届きません。加えて、電話をかけても、相手の端末では何も起きないので、連絡手段を完全に失ってしまうのです。そのため、ブロックされた理由を聞くこともできなければ、謝ることもできないわけです。
以上のことからも、ラインをブロックされたままでは何もできない場合が多いので、相手との関係が終わったと判断せざるを得ない場合があると言えるでしょう。
理由3 取り返しのつかないことをした自覚がない
第3に、相手に対して取り返しのつかないことをした自覚がない場合は、相手との人間関係は終わった考えたほうがよいのかもしれません。
相手がラインをブロックした理由がわかっているならば、自分の非を認めて謝罪する意味はあるでしょう。けれども、自分がブロックされる理由が検討もつかないのであれば、謝りようがありません。加えて、反省のしようもないので、相手に誠意が伝わりづらいと考えられます。
その意味では、終わりと判断せざるを得ないでしょう。
そもそも、お互いに気分を害した原因がわからないのは、相性が悪いからであると言ってもよいはずです。それにもかかわらず、無理して一緒にいようとすれば、同じ過ちを繰り返してしまうおそれがあります。したがって、双方のために付き合わないという選択をすることも重要なのです。
ラインをブロックされたときの対処法
以上のことを踏まえたうえで、ラインをブロックされて相手との人間関係が終わりそうになったときには、どうすればよいのでしょうか?
その対処法は大きく3つあると言えます。
ここでは、それぞれの対応策について説明していきます。
対処法1 ライン以外の連絡手段で謝罪する
はじめに、ライン以外の連絡手段で謝罪するという対処法があります。
具体的に言えば、電話番号を使用したショートメッセージを送信したり、LINE以外のSNSでDMを送ったりするやり方があります。最初に送る内容は、とにかく真摯な謝罪文にしたほうがよいでしょう。自分が反省している事実が正確に伝わるように、言い訳などの弁明は省いてください。
しかしながら、何度も連絡し続けるのは迷惑行為とみなされてしまうおそれがあるので、注意しましょう。一度、ブロックされていることを頭に置いたうえで、「ごめんなさい」という謝罪の気持ちが伝わるようなコミュニケーションを心がけてください。
対処法2 共通の友達に依頼する
続いて、共通の友達に関係の修復を取り持ってもらえるように依頼するという対処法があります。
とりわけ、相手が引くに引けない状況に陥っている場合、信頼できる第三者が冷静かつ真心を持って介在することで、仲直りできる可能性があります。その際、どちらか一方の肩を持つような頼み方ではなく、あくまでも、仲直りするために中立的な立場で間に入ってもらうことをお願いしたほうがよいでしょう。
あるいは、敢えて相手の気持ちに寄り添ってもらい、本音を聞き出してもらったうえで、適切なコミュニケーションのあり方を選択するのも得策です。ただ、仲が良い友達とブロックされた側が作戦を立てている事実を知られてしまうと、本人からすれば嫌な気持ちになるかもしれないので気をつけてください。誠実な対応を前提としたうえで、友達の力を借りることが大切です。
対処法3 思い切って諦める
最後に、思い切って諦めるのことも現実的な対処法のひとつです。
相手があなたとの関係を本気で終わらせるためにラインをブロックしている場合、破綻した人間関係を修復するのは不可能であると考えたほうがよいでしょう。むしろ、執拗にコンタクトしようとすれば、ストーカー扱いされるおそれがあるので注意しましょう。
残念ながら、この世には一度、壊したら元に戻らない対人関係も存在します。相手を傷つけてしまったことについては反省すべきですが、変えられない過去に執着してもどうにもなりません。それよりも、他者とのコミュニケーションの取り方を見直す機会として、今後に活かしていくことが大切でしょう。
友達からラインをブロックされたときに考えるべきこと
なお、これまでずっと仲良くしていた友達からラインをブロックされたときは、どのように事実を受け止めたらよいのでしょうか?
これに関しては、自分が知らず知らずのうちに友人を傷つけていた可能性があるので、これまでの振る舞い方について見直すことをおすすめします。そして、自分に非があると気づいたのであれば、素直に謝ることが大切です。たった一言の謝罪によって楽しかった日常を取り戻すきっかけになることもあります。
一方、自分に思い当たる節が全くない場合は、思い切って諦めることも大切です。正直なところ、自分で原因がわからないことについては改善できません。仮に、他人から自分の悪い点について説明されたとしても、あなたが納得していないのであれば、無理して直そうとしても意味はないでしょう。
だからこそ、お互いに合わないことが早めにわかってよかったと割り切ってしまうのもよいと思います。人生には仲が良かった人との決別なつきものです。新しい友情を求めて、自分の人間性を磨くことに集中しましょう。
気軽にブロックする人もいる
なお、気軽にブロックして人間関係を断捨離する人もいるので、過度な執着は厳禁です。すなわち、ブロックした相手が悪いこともあるので、自分を責め続けるのはやめましょう。
もちろん、自分自身に原因があると思っているならば、「ごめんなさい」と伝えたほうがよいのですが、神経質な人に振り回されてはいけません。その結果、自分自身が疲れてしまい、別なトラブルを引き起こしてしまう危険性があります。
お互いに付き合わないほうが幸せな場合もあります。人生には別れはつきものです。今は辛いかもしれませんが、必ず幸せになると決めたうえで切り替えて前に進みましょう。嘆くのではなく、次に活かして、新しい友達や恋人を大切にしましょう。