LINE(ライン)で二度と関わりたくない相手をブロックしたことのある人たちもいるはずです。だれだって、生きていれば絶縁したい人がいるのは不思議なことではありません。けれども、恐ろしいことに、一度拒絶したはずの人からまたLINEが届くことがあります。
一体、どうしてブロック削除したはずなのにLINEがくるのでしょうか?
この記事では、ブロック削除したのにLINEがくる原因と対処法を解説しています。LINEを日常的に使っている人たちの参考になれば幸いです。
- ブロック削除したのにLINEがくる原因と対処法がわかる。
- 関わりたくない相手とLINEで絶縁できるようになる。
LINEでブロック削除したのにLINEがくる原因
さて、LINEでブロック削除した相手から再び、LINEがくるのはどうしてなのでしょうか?
その原因は大きく3つあると考えられます。
ここでは、それぞれの要因について説明していきます。
原因1 相手が新しいアカウントを用意した
第1に、相手がブロックされていない新しいアカウントを作成した場合、再び連絡がくる可能性があります。
LINEのブロックは、あくまでも特定のアカウントにだけしか反映されません。すなわち、相手の個人情報に紐づく複数のアカウントを拒否できるわけではないのです。そのため、新しいアカウントを作れば、ブロックされた相手でもLINEを送信することが可能であると言って良いでしょう。
とりわけ、第三者が電話番号やLINEの個人IDで自分のアカウントを検索できる状態に設定している場合、相手がアカウントを作り直す度に、LINEで連絡が送られてくる可能性があります。
原因2 非表示リストに追加して削除していた
第2に、ブロックではなく非表示リストに追加して削除していたことが原因であると考えられます。
LINEには、ブロック以外にプラットフォーム上で特定のアカウントを見えなくする「非表示機能」が実装されています。
ブロック機能と違って、非表示リストに追加した相手のアカウントを削除した場合は、自分の友だちリストから相手は消えてしまいますが、相手からのメッセージはいつでも受信可能です。
初心者からすれば、見かけ上はブロックリストと非表示リオスの機能は似ているように見える可能性があるので混同していたのではないでしょうか。
原因3 新しいアカウントでブロックし忘れていた
第3に、自分が新しいアカウントで相手をブロックし忘れていたのかもしれません。
原則として、LINEでは新しいアカウントを作成したときに、それまで使っていたアカウントのブロックリストを引き継げるわけではありません。すなわち、相手からの連絡を拒否したいのであれば、改めてアカウントをブロックし直さなければいけないのです。
新しいアカウントでブロックし忘れていたままで、相手が連絡先などの情報からあなたのアカウントを追加した場合、メッセージが送られてくるおそれがあるので注意してください。
ブロック削除したのにLINEがくるときの対処法
以上の原因を踏まえた上で、ブロック削除したのにLINEがくるときは、どうすればよいのでしょうか?
その対処法は大きく3つあると言えます。
対処法1 再びブロック削除する
はじめに、相手のアカウントを再びブロック削除するという対処法があります。
通常、ブロックしたアカウントからメッセージや通話が受けることはありません。少々めんどくさいかもしれませんが、相手が新しいアカウントで連絡してくる度に、ブロック削除を繰り返しましょう。
ただし、迷惑行為のレベルが著しく上がっている場合は、弁護士や警察に問い合わせてストーカーの被害者として具体的に解決するのも選択肢のひとつです。いずれにしても、一人で抱え込むのは危険なので、信用できる人物に相談しましょう。
対処法2 自分のLINEを検索できないようにする
続いて、自分のLINEを検索できないように設定を変更しましょう。
具体的には、以下の手順でブロック削除した相手から二度と連絡が来ないように設定を変えてください。
自分のLINEを検索できないようにする方法
- 手順1 設定から「プライバシー管理」を開く。
- 手順2 IDによる友達追加を許可のオフにする。
- 手順3 設定に戻って「友だち」を開く。
- 手順4 「友達への追加を許可」のチェックを外す。
なお、プライバシー管理にある「メッセージ受信拒否」をオンにしておくことを推奨します。これによって、友だち以外からのメッセージが届かなくなります。
対処法3 放っておく
最後に、徹底的に無視して放っておくのも選択肢のひとつです。
冷静に考えると、関わりたくない相手のことで悩むのはバカらしいですよね。そもそも、ブロックしたり、検索できないようにしたりするのも、相手との関わりを断つためなわけですから、相当な時間や労力を奪われ続けている状態にいると言っても過言ではありません。
だからこそ、発想を転換して、相手に対して「何もしない」という姿勢を貫くわけです。メッセージが来ても当たり前のように既読無視する、電話が来ても当たり前のように既読無視する。あくまでも事務的に処理し続けるわけです。流石に何をしても意味がないとわかれば、相手も諦めるのではないでしょうか。
身近な人に相談しておこう
とはいえ、粘着質な人間から恨まれると、人生を台無しにしかねないので注意が必要です。場合によっては恨まれて、暴力などの被害を受けてしまう危険性もあります。
だからこそ、自分の身を守るためにも周囲の人に必ず相談してください。一人で抱え込むのは問題を悪化させるおそれがあります。
おかしいのはブロック削除しても連絡をし続ける相手ですから、毅然とした態度で身近な人たちと協力して的確な対処法を実践することが大切です。