LINE(ライン)では、24時間以内ならば送信済みのメッセージを取り消しできます。誤字や脱字を見つけたときや宛先を間違えてしまったときは便利ですよね。
けれども、相手のトークルームには「メッセージの送信を取り消しました」という表示が残ります。そのため、メッセージを受け取った側からすれば、「どのような内容のLINEが消されてしまったのだろう?」と気になってしまうこともあるわけです。
そこで、この記事では、LINEの「メッセージの送信を取り消しました」が気になるときの対処法を解説しています。LINEの送信取り消しで気が滅入っている人たちの参考になれば幸いです。
- 「メッセージの送信を取り消しました」が気になるときの対処法がわかる。
- iPhoneで消去された送信済みのメッセージを復元する方法の有無を確認できる。
「メッセージの送信を取り消しました」が気になるときの対処法
さて、LINEで「メッセージの送信を取り消しました」という表示が気になって仕方がないときは、どうすればよいのでしょうか?
その対処法は大きく4つあると考えられます。
方法1 友達に相談する
はじめに、メッセージを取り消されたことについて友達に相談してみましょう。
1人で悩んでいるよりも信頼できる友達に話したほうが客観的に自分の状況を捉え直すことができます。特に、消去されたメッセージの内容について悪い想像が膨らみすぎている場合、友人の一言がネガティブな状態を是正してくれるかもしれません。
なかには、自分本位のくだらないことを相談するのは悪いと遠慮する人もいるでしょうが、小さな悩みでも打ち明けることによって相手もまた話やすくなるものです。周囲に頼れる人がいるならば、まずは友達に意見をもらってみましょう。
方法2 トークルームを削除する
続いて、トークルームを消去して気持ちをリセットするという対処法があります。具体的に言うと、チャット一覧で相手のトークルームを右から左にスワイプして削除をタップしましょう。
これによって、「メッセージの送信を取り消しました」という表示は物理的に見れなくなるので、心なしか気分が紛れると考えられます。さらに、相手とトークルームを新しく作ったときでも、お知らせが再表示されることはないので安心してください。
また、トークルームから削除することで心理的に距離を置くこともできるはずです。実際、私たちはどうにもならない現実と直面した場合に、一種の儀式を行うことで心理的な問題を解決するときがあります。
例えば、失恋したときに好きな人の手紙をゴミ箱に捨てればよいだけなのに、わざわざ火で燃やそうとするのは、その方が気持ちに整理がつきやすいからです。トークルームの削除も同じような効果を持たせることができるのではないでしょうか。
方法3 相手に確認する
続いて、思い切って相手に取り消されたメッセージについて確認するのもよいでしょう。実際に、この方法がモヤモヤした気分を解消するのに最も有効な手立てであると考えられます。
具体例を挙げると、最初から自分の中に留めておくよりも勇気を出して、「ごめん!メッセージの送信が取り消された表示が目に入って、気になってしまったのだけど、なんか用事があったのかな?」などのメッセージを送信してみましょう。あるいは、疑問を抱いているようなスタンプを送ってみるのもよいと思います。
もちろん、相手から教えてもらえない可能性もありますが、何かしらの回答が得られることで気持ちがスッキリできる可能性はあるでしょう。
なお、送信を取り消した人たちの心理に興味のある方は次の記事を読んでみてください。
方法4 宛先を間違えたと考える
最後に、単純に宛先を間違えたからメッセージの送信を取り消したと割り切るのも対処法のひとつです。
実際、だれだってLINEで宛先を間違って送ることはあります。例えば、似たような名前やアイコンを使っていると、混同してしまうのも無理はありません。
また、ブラウザ版のLINEはトークルームが個別に表示されるので、データをドラッグしている途中で誤って送ってしまうようなミスも起こり得るんです。加えて、酔っ払った勢いで意味不明な連絡を送ってしまい、朝方になって気づいて消去した人たちもいるでしょう。
以上のように、「送信取り消し=間違い」という認識を基本的に持つことで、余計なことを考えないように工夫するのも重要です。
iPhoneでメッセージを復元するやり方はある?
なお、iPhoneで送信取り消しされたメッセージを復元する方法はあるのでしょうか?
残念ながら、2022年11月14日現在、iPhoneで相手が消したLINEのメッセージを復元する方法はありません。
そもそも、相手が送信を取り消したのにもかかわらず、メッセージが元に戻されてしまうと意味がなくなってしまいますよね。したがって、LINEに実装されている正規のシステムでは復元して見るのは無理なのです。
一方、Androidは外部アプリを使えば、送信が取り消されたメッセージを閲覧することができるようです。とはいえ、LINEが承認しているサードパーティ以外が販売しているサービスを使用するのはやめておいたほうがよいでしょう。場合によっては、個人情報が盗まれるおそれがあるので注意してください。
相手に見えるからこそ気になる
とはいえ、LINEの「メッセージの送信を取り消しました」という表示が相手のトークルームに残ってしまう以上、見えてしまうので気になるのは当然です。何とかして内容を知りたいというのも決して変な感情とは言えないでしょう。
だからこそ、一番良いのは本人に直接聞いてみることです。「こんなこと聞いたら、変な人と思われるかもしれない」と心配するのもわかりますが、モヤモヤしているよりもシンプルに尋ねたほうが簡単に解決することもたくさんあります。相手との関係性も踏まえたうえで試してみましょう。